ちょっとした話
配列
非常にばたばたとした立ち上げになったけど『ちょっとした話』を始める。
やることはたいしてかわんない。ただひとつ変わったことがあって何かと言えば1回分の分量規定が完全になくなったこと。
それから掲載日と日付を合わせる。その当日に書くことはほぼないだろうけどね。書きためを投稿してくことをここに明言しとく(追記、初投稿時は題名に日付を入れていた)。
当初は新しく枠を立てるつもりだったが、『1年ほどまともに書いてなかったので適当になんか書いてみることにする』の題名を変更してそのまま使う。
◆
投稿作が50に近づいてなんだかうっとうしくなってきた。
細かいのばかりだし似たような傾向なものはまとめて短編集の形にしようかと考える。具体的にはジャンルとタグがおんなじものを集めて出したい。
検討中のテーマは2つ。
1つは『子供でも大人でもない人のための童話』。
過去にも思案したことがあったが結局やらなかった。ジャンルが異世界ファンタジーで童話的文体が強く表れているものを集める。
すでに投稿しているもので「サルギモと心臓」「妖精の森」ほか多数。未投稿のものを掘り返したらまだいろいろあるはず。
もう1つは『都市生活者』。
増殖する都市に生活する人々を描く話を集める。こちらの方が世界観が狭く限定されている。
すでに投稿しているもので「いずれ消え去るその日まで」「番号喪失」(『1年ほどまともに書いてなかったので』掲載)ぐらい。あとは構想中のものがいくつかある。
まずは弾のそろってる『童話』の方になると思う。ひとまず短い話は『ちょっとした話』に載せていって、だいたい出そろったところできちんと決めたい。
◆
より過激にほとんどの掌編と短編を一度消して、それからひとつにまとめることを思いつく。いやそれらすべてをまとめるとなると分量が大きいから掌編集と短編集に分けるか?
なんにしろ大改革で非常に危ない。いずれ「一旦全部消しちまえ」みたいな極端に結論に行ってしまいがち。
そんなようなことが人生の中で何回かあったような気がする。まあ自覚があるからそこに行きつくまでにブレーキは踏めそうではあるが。
削除と統合についてはわりと前向きに検討。
◆
『ちょっとした話』を日記でなしに週記にすることを思いつく。
実のところやることはさして変わらないのだけれど1話の分量が長くなる。そっちの方が体裁がいい気がする。なにより非常に短い一文か二文で収まるような話をはさみやすくなるという利点がある。
ためしに来週と再来週の分(もうだいたい書いてある)の文字数を調べたところどちらも2000字ちょっとだった。悪くないどころか、かなりいいアイディアなんじゃないか。
問題はこれに思い至ったのが10/15の夜で切り替えるにはあんまりにも唐突すぎることだ。
そして一旦寝て起きて10/16の朝、まあ急ぐことはないな、ひとまず明日からの一週間は今の形態でつづけていこうというところに落ち着いた。
◆
あんまりにも短すぎるものはTwitterに発表してはどうかと考える。
問題はやることが増えるとそれだけ面倒ごとがふえるということで、それで全部が面倒になって全部をやめる可能性が出てくるということだ。
ひとまず保留でこの『ちょっとした話』が長くつづようならまた検討したい。
Twitterの日本語文字数は140字制限で、この随筆には1回分の文字数制限はないと書いたが、やっぱりその140字を超えるのを目標にする。
◆
『浴室』読了。
古本屋で見つけてぱらぱら眺めて気に入ってその後思い出してはぱらぱら眺めてようやく通して読む(裏返せば105円のシールがあってそんな時代に買ったものだとわかる)。
そんな経緯で手に入れたものだからトゥーサンという人が世間的にどのあたりに位置づけられるのかわからない。どれだけの人に知られていてどの程度に評価されているのかとか、そんなふうなこと。
知らなくてもおもしろいものはおもしろいんだが。
◆
いい加減に覚えてる和歌用語、技法を中心に。
枕詞:頭につける5文字のやつで次につづくのも決まっている。古の技法。
序詞:長々語った後で関係ないような関係あるような話をする。
掛詞:だじゃれじゃないよとだいたい解説に書いてある。意味を二重にとらせる。
縁語:関係ありそうな言葉を並べ立てて雰囲気を演出する。
題よみ:みんなでお題にそって歌を歌う会。
本歌取り:古い歌からぱくってくる。危険度大。
本説取り:物語からぱくってくる。本歌取りより安全。
物の名前を頭にちりばめるやつ:有名なかきつばたの歌とか。遊びの側面が強い。
物の名前をそのまま隠すやつ:掛詞より余程だじゃれ。これも遊び的。
旋頭歌:5757が延々とつづくかたち。かなり昔に廃れた。
狂歌:ふざけて歌ってる短歌。何が違うかわからん。
形だけでもマネできそうなのをそのうち使ってみたい。
◆
短編集を作るとなれば重要なのは配列だ。
まあ適当でもそれなりになるんだが、適当にやってしまうとあとあと振り返った時に、ああ適当にやったなってことを自分で思うのでよくない。
ざっくりやるなら最初と最後にいいものを持ってくるだけで成立する。
少しだけ細かく考えるなら最初に短くていいもの、最後のちょっと手前に長くていいもの、最後の最後に長すぎず〆にあうものを配置できればもっといい。
つまりは2、3作品ほど出来のいいものがあれば十分な形になる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます