10/5:セックスしないと出られない部屋に閉じ込められた2人の少女はまずその条件について詳しく検討する 2

 実はこの「1日に2000字書くための枠」の役割が自分の中で終わりつつあるんじゃないか?


 『1年ほどまともに書いてなかったので』全14回含めると今回で19回目になるわけだが、これなくともその時一番書きたいものを書いて1日2000字ぐらい書ければ終わっても全然問題ないのだ。

 そうやって具体的に数字出されるとまだちょっと無理かもと思うけど、例えば700字/日これを書くとして残り1300字は別のものを書くというのでどうかな? それならなんとかなりそう。

 ボツやら実験的な書き出しやらはたまにぽーんと投げてやればいい。案外いける気がしてきたんだけども、なんか問題点あるかもしれんのでちょっと考えさせてくれ。


 注意が必要なのは自分は楽な方に流れていっていないかということ。ひとつ許すとだんだん楽な方に楽な方に流れていって結果何にもやらなくなる。よくあることだ。

 今回に関しては2000字あたりまで書くことは決まっている。なぜなら昨日のつづきをすでに書いているのでそれとあわせてちょうど1回分ということにしたいから。くわえてそんなにたいへんじゃないから。

 この文章を書いてる時点でだいたい心は決まっているようなものだが今日一日かけて結論を出すことにする。


 正直新形式に移行した時何が変わるのかというと、こっちでやってることに大差はなくて、ただそっちからみた時に体裁が変わってくるだけの話ではある。

 けれどもこの体裁に変えてまだ1週間もたってないわけでそこのところだけなんだかなと思う――とここで思い出す、まだこれ未発表じゃん、いくらでも発表形式変えて大丈夫じゃん。

 そういうわけで10/1冒頭に挿入した注釈に戻ってくることになる。以下再掲。


(※10/5追記、この回から『六角祭日記(仮)』として『1年ほどまともに書いてなかったので』とは別に書きはじめるつもりだったが、色々あってやめて小見出しつけて分けるにとどめた。その詳しい色々については10/5分にて書く)


 現時点でほぼほぼ決まってること。『六角祭日記(仮)』は『1年ほどまともに書いてなかったので』とは別の投稿に分けない、同じ枠内で掲載する(ただし見出しぐらい挟む)。

 その後の展開はだいたい決まってるが一応未定。今の気分通りに事が運ぶなら別枠たてて分量規定なしで毎日なんか投稿する。

 新枠の題名候補は『ちょっとした話』。こっちとしては下準備で10/6から動くつもりだけど結果がそっちに見えるようになるのは10/13かそのあたり。


『セックスしないと出られない部屋に閉じ込められた2人の少女はまずその条件について詳しく検討する(2)』

ルナ「うるさい、うるさい! それで結局これからどうするのよ?」

フーカ「セックスするしかないと思うよ、このまま出られないと何かと困るし」

ルナ「いやそれはそうなんだけど……」

フーカ「でね、話戻るけど女の子同士何したらセックスしたって判定してもらえるんだろ」

ルナ「わかんないわよ、そんなこと」

フーカ「どちらか一方が指または舌を使って性器に刺激を与えることでもう一方を絶頂させることができたら条件クリアかな」

ルナ「具体的に言うのやめなさい!」

フーカ「それとも攻守交替含めて1回ずつイかせあうとか。同時に絶頂とか求められたら条件厳しくて初心者には難易度高そうだよねー」

ルナ「知らないってば!」

フーカ「もっと過激にいくなら貝合わせとかもあるかも? でもあれって絵面はいいけどたいして気持ちよくないって話聞くけどどうなんだろ」

ルナ「私に同意を求めないで!」

フーカ「だってここにはルナちゃんしかいないじゃん。あ、誤解ないように言っとくけど、相手がルナちゃんだけだからいやいやセックスするわけじゃないよ」

ルナ「今度は何の話なのよ?」

フーカ「常日頃からセックスしたいと思ってるわけじゃないけど、緊急事態で他の手段がない場合にセックスしようと思えるぐらいにはルナちゃんのこと好きだよ、わたし」

ルナ「……わたしもよ」

フーカ「……デレた?」

ルナ「違うわ! なんかもういろいろ面倒になってきた、さっさと済ませましょ」

フーカ「りょーかい。ちゃちゃっとセックスしたら家帰ろっか、お腹のすき具合からして十分晩御飯に間に合う時間っぽいしね」

ルナ「言っとくけど、わたしそういうのしたことないからね」

フーカ「わたしだってそうだよ。女子中学生100人集めたら98人はやったことないと思う」

ルナ「なんで98人?」

フーカ「だって1人じゃできないでしょ」

ルナ「なるほど……なるほどかな」

フーカ「えっとまず何からやれば」

ルナ「……キスとか?」

フーカ「じゃあそれスタートであとは流れに任せてってことで行こっか」

ルナ「来なさいよ」

フーカ「え、その性格でルナちゃんリードされる側なの?」

ルナ「別にいいでしょうが!」


 指先が絡み合う。2人の少女は唇同士で軽く触れる――

 その瞬間ファンファーレが鳴り響いた。少し間を置いて機械音声が流れる「条件をクリアしました。扉が開きます」

 こんなんでクリアなの? ぐだぐだ言い合ってた時間は何だったの? 時間かけて心の準備整えたのにどうしてくれるの?

 なんとなく手をつないだまましばし呆然としてそれから2人は同時につぶやいた「判定がピュアすぎる!」

(終わり)


 ということで昨日になって決めたことなのでこっちとしてもすごくびっくりしてるけどこの枠は今回で急に終わる。まあ明日からもほとんど似たようなもん掲載するんだけどね。

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