サブチャンネル「ペットボトルの自由時間」

異世界をじっくりゆっくり探索する#前半

「はい、通りすがりのペットボトルです。よろしくお願いします。前回魔王を倒した異世界へまた戻ってきました。前回全然探索出来なかったので、今回は時間を気にせずに、気ままに旅したいと思います。それでは行くぞ!!!!!!」


ペットボトルはどうやって出したのか分からないが、地図を出した。


「この世界は異世界の中でも結構人気らしいですね。ちなみに今回は体力999なので、ちょっとダイナミックな事もできますwww。本編観てくれた方々は分かると思いますが、体力1なんですよね〜。あくまでも気ままに旅をするためにです。それと前回やらなかったハーレムですが、まぁ道中で考えます」


ペットボトルは、自分がこの世界に降り立った時に最初に来た森を見つけた。


「懐かしいですね。ゴブリンに襲われていた(襲ってもらってた)時にウェンディさん御一行に会ったんですよね」


そのゴブリンは彼女に首を斬られてしまった。完全にとばっちりを受けた、今回最大の被害者である。


「ウェンディさん今頃何してるんですかね〜。そういえば本編では触れてませんでしたが、ウェンディさんのパーティの方々ともお話ししてみたいですね」


やがて街に着いた。異世界によくある中世的な街だ。この街は彼が乱数調整世界を変えるほどの能力して生み出したものなので、構造を完全に理解している。


「そういえば薬局の店長には、お世話になりましたね。彼がいなければ、チャレンジ失敗でしたからね。あと視聴者様からのご指摘でありましたが、薬局じゃなくて、薬屋だそうです。……どっちでもええやん」


ペットボトルは薬屋に着いた。残念ながら店長は寝ていた。


「あのう!!!!!!すみません!!!!!!」


「グゥゥゥゥゥゥゥゥゴォォォォォォォォ」


「あれま、完全に熟睡してますね。せっかくですし、何か買っていきましょうか?まぁそのためには彼を起こさなきゃいけないんですけど」


ペットボトルは彼に水をぶっかけた。


「うわぁ⁉︎冷たいッ。……おや?あんたどっかで見た顔だn」


「はいどっかで見た顔です。まず顔なんてないけど。お久しぶりです。元気にしてました?以前はありがとうございました。あなたの薬のおかげで勝てたんです、魔王に」


「嘘だろぉ⁉︎ワシはずっと薬屋を営んできたが、そんな活躍をした薬なんて1つもないぞ!」


「良かったですね〜。ああそうだ、せっかく立ち寄ったんで、なんか買っていきます」


「商店に立ち寄ったノリで薬買っていいんか?」


「いやぁ、知りませんけど、まぁいいじゃないですか。……じゃあ以前買った体力2000回復できる薬ください」


「はい。600G」


「ありがとうございました」


店を出た彼は、食事をするため、店を探すことにした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る