冠湾で再び魚をとれるようになり、ハルは久留利に巨大ウツボを倒すよう頼まれる。ウツボはかなりの金になるとのこと。

ところで、宇佐とは関係のないところで、ギャング団同士、抗争を続けていた。これまで日向港を牛耳っていた一高会が争いに負け、新しく岡田組が港にやってきた。巨大生物の買い取り業者も岡田組系に変わると、価格もかなり安くなってしまった。

ウツボを持ってきたハルだが、値段が安くて、

「他の業者をあたります」とその場を離れようとした。

しかし買い取り屋のギャングたちは、

「そんなことが出来ると思ってるのか！」

と、ハルを痛めつけ、ウツボも奪われてしまう。

その事を知った久留利は買い取り所に出向き、文句を言いに行ったが、反対に暴力を受け、大怪我をしてしまう。

今回のことだが、裏で来禅が動いていた。彼の知り合いである南原は岡田組の幹部で、久留利を追い出し、宇佐を組織に組み入れる約束をしていたのだ。

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