3・足羽飛行場
生き残った4人はいったん船に戻る。
「今のは何だ?」
「誰からか聞いたことがある。金にものを言わせて造った海底都市だ」と答えたのは来禅という宇佐いち荒くれ者の男だ。
「海底都市?」
「富豪があの中で暮らしているんだ。警備兵も雇っている。ああいうとこはあちこちの海の中にあるらしい」
「とりあえず島に戻りますか?」
「駄目だ。足羽飛行場の場所は予想がついた。俺に付いてこい」
ということで、4人は改めて足羽飛行場を目指す。やがて飛行場は見つかった。
工場内は広大で、道具がどこに納められているか、簡単には見つからない。そこに宝探しに来ていた海ギャング団と鉢合わせになり、殺し合いになる。
彼らとの闘いに勝利し、生き残ったひとりに道具のある場所を聞く。それによるとここは海ギャング団グリストが保管庫として利用しているのだとか。しかしその場所を吐こうとしない。来禅は思い余って男を攻め殺してしまう。
男のポケットから鍵が出てきた。4人は2チームに分かれ、手分けして鍵の扉を探す。
扉は見つかった。開けると奥にも扉が。普通に扉を開けると、それは罠だった。奥に大きな噛みつき亀がいて、4人を襲ってくる。
何とか亀を倒して、改めて扉のところに戻ると、左の壁に扉があった。そこにバッテリーやドリルがあった。
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