第14章 隣国の王子様と光の大精霊(15歳)
◇キャラクター紹介と魔力属性について《Ⅵ》
※13章までの【かなり大きな】ネタバレを含みます
☆キャラクター紹介☆
【ポジェライト辺境伯家】
◇ウィズ・ジョセ・ポジェライト(15歳)
【魂の歩み】
《初代聖女として産まれる→死亡後、長い年月転生はなされなかった→後にウィズとしてヴァンブル王国に転生するが国外追放の後死んでは、また同じ時を何度も遡り繰り返していた(悪役令嬢輪廻転生次代)→とあるきっかけを得てその輪廻から抜け出し地球に転生→様々な経験を積み再びヴァンブル王国へ転生→現在、輪廻転生で起きていた不幸の連鎖を回避しながら魔王の死を防ごうとしている》
【前世】
≪今まで誰も浄化出来なかった穢れを浄化出来る存在で初代聖女となった。世界に取って貴重な存在の為、人間やルーパウロの住民から存在を狙われていたが、いつもルーパウロの主が助けてくれていた。それもあってか幼い頃からルーパウロの主に恋をしていた。
身の安全の為に籍は王家の預かりとなっていた為、エランドとは義理の兄妹だった。
産まれた時から共に居た大切な大切な家族がいた、名をアイビーと名付けた≫
【現世】
輪廻転生していた世界では悪名高い令嬢であった、現在(輪廻転生不可の最期の世界)では魔王を幸せにする!を目標に日々奮闘中。
闇の大精霊と契約中。メティスの婚約者。恋が出来ない呪いにかかっている。光の大精霊を探している。初代聖女の生まれ変わり。
・恋が出来ない呪いが忘却の呪いであった事が判明(130-3にて)、前世の頃から魔王に恋い焦がれていた想いを封じられている。呪いの力が弱まってきていて、また魔王への恋を思いだしてしまったので社交界デビューの日に再び呪いを強化されてしまった。
魔力→【闇属性】【水属性(微力)】
初登場 → 0-zero- プロローグ
◆ハイドレンジア・ポジェライト(13歳)
【前世】
≪エルローズの双子の弟として誕生という事以外ではまだ不明な点が多い≫
【現世】
乙女ゲームの攻略キャラクターの一人。行方不明だったが8歳の時に助け出された。氷の大精霊と契約。人前では魔道具で赤い瞳を青色に変えている。姉と父に対しての信頼は厚い。ラキシスの親友にされた(拒否したい)。リュオとラキシスと情報共有をしており、メティスが魔王の生まれ変わりなどの情報は既に知っているが、知っている事を姉達には伝えていない。
監禁されていた時に出会った女の子がルティシアだと認識したがルティシアがそれを認めようとしないので好意を告げられずにいる。ウィズの助言通り、ひとまず友人として始める事にしたが、その立場では納得していない。ルティシアの元婚約者のソルに敵対心を持つ。
魔力→【氷属性】
初登場→4 私の弟を助けなくちゃ
再登場→57-1 逆鱗に触れた
◆ヴォルフ・ジョセ・ポジェライト(34歳)
【前世】
前世での名前もヴォルフ。人間の中でルーパウロの住民(のちに大精霊と呼ばれる存在)と最初に契約を交わした人物。
レベッカと結婚して双子の子供を授かったが、穢れが屋敷を襲い取り憑かれた人間達の手によって身ごもっていたレベッカは殺されてしまった。ルーパウロの主の手によって双子は助け出され、その一人の名はエルローズ、初代聖女となった。
【現世】
ポジェライト辺境伯当主。氷の大精霊と契約。ウィズとハイドレンジアの父。世界最強クラスの魔法使い。魔王討伐の英雄の一人。
妻が生きていると信じて行方を捜し続けている。居場所を特定しつつあるが…。
魔力→【氷属性】
身長→177cm
初登場 → 1-1 目が覚めると辺境伯の令嬢に産まれていました
◇レベッカ・ポジェライト
【前世】
≪ヴォルフと結ばれ双子の子供を授かるが、穢れに侵された人間に殺されて命を落とす≫
【現世】
旧名レベッカ・ウェスト。ウィズとハイドレンジアの母親。
ヴォルフ不在の間に黒夢のワルツを摂取させられ謎の人物に精神を狂わされていた。
死んだとされているが氷の大精霊の元で氷漬けにされて捕まっている。
本来は青い髪に赤い瞳だが父ダルゴットの命令で黒髪灰色の瞳に姿を変えている
魔力→【無属性(空間収納)】
身長→160cm
初登場 → 1-2 目が覚めると辺境伯の令嬢に産まれていました
◇ソフィア・ソロル
(ウィズの乳母、ヴォルフが幼い時にヴォルフの乳母もしていた、子爵家)
初登場 → 1-2 目が覚めると辺境伯の令嬢に産まれていました
◆セバスチャン・ブラウン
(ポジェライト家総執事長)
初登場 → 1-1 目が覚めると辺境伯の令嬢に産まれていました
◆フレッツ(27歳)
(ポジェライト家銀翼の騎士でハイドレンジアの護衛騎士、ラスト・エデン・マイハートの一人で仮名は【帽子屋】、本当はラスマイのチーム名を今すぐ変えて欲しい。アリネスが好き)【175cm】
初登場 → 23-1 うちのお嬢様と仲良くしたければ我々を倒して交換日記からはじめてもらいます。
◇アリネス(27歳)
(ポジェライト家銀翼の騎士副隊長、元ウィズの護衛騎士)【雷属性】【170cm】
初登場 → 24-1 魔力測定当日
◇リュオ
行方不明だったハイドレンジアの情報を教えてくれた恩人。様々な功績を得て現在はウィズの専属執事になった。
実はウィズが悪女と呼ばれている未来から来た(ゲーム軸ともいう)。その未来ではウィズを疎み信じられずに死なせてしまった事を酷く後悔していて、自分の持つ全てを捨てて魔力を解放し、アルヴィンと手を組む事で過去に戻ってきた。
ハイドとラキシスには過去の情報共有をしたが、自分が本当はポジェライト家の次男である事は伝えていない、これからも誰にも言うつもりはない。
願いは今度こそウィズを幸せな未来へ連れて行く事、父と母と姉と兄が幸せに暮らす事。伝説級に珍しいという空間転移魔法が使える。
本当の名前は【リュシェット・ポジェライト】
魔力→【無属性(空間転移)】
初登場 → 55-3 念願のポジェライト領へ
重要回→ 62-3 「あの人に悲劇は似合わない」(リュオ視点)
【ヴァンブル王家】
◆ファンボス・エミリオ・ヴァンブル(37歳)
(魔王を討伐した元勇者、ヴァンブル王国国王陛下、魔王討伐時に産まれてくる自分の子どもに魔王の生まれ変わりが産まれるという呪いを受けた、メティスが魔王の生まれ変わりだと気づいている、以前は光の大精霊と契約していた。息子達の事を心から愛している)
魔力→【火属性&元光属性】
身長→【185cm】
初登場 → 1-1 目が覚めると辺境伯の令嬢に産まれていました
◇エレノア・レヴィ・ヴァンブル
(絶世の美女と名高い王妃、国の為には非情になれる。レベッカを大変可愛がっておりその想いは今でも変わらない。
ポジェライト家を王家に吸収しようと企みウィズとエランドを婚約させようとしている。
メティスとウィズの婚約は精霊界のもののみで、王家は認めていないので無効と宣言している。息子達の中では一番メティスに似ている)
魔力→【水属性】
身長→【166cm】
初登場 →8 大好きだから離れようと決めた【メティス視点】
再登場→【幕間】 レベッカ・ウェストの願い 5
◆エランド・エミリオ・ヴァンブル(18歳)
【魂の歩み】
《ララエット国滅亡後に初代ヴァンブル王国国王となる→初代聖女を王家の養女として迎える→ルーパウロの主と盟約を結ぶ→魔王戦争が起きた→???→
輪廻転生軸にて第一王子エランドとして王家に産まれる→ここでは政略結婚でウィズの婚約者であった→勇者として覚醒してヒロインのフィローラと共に魔王メティスを討伐する→???
→現在軸では兄弟関係も良好、ウィズに恋をしているものの婚約者にはならなかった→勇者としては未覚醒だが最近おかしな夢を見る→光の魔法を使う存在を助ける→前世の記憶の一部を見せられて思いだした》
【現世】
第一王子にして王太子。魔王が甦った場合は次代勇者となる。火の大精霊と契約している。勇者の聖剣ロタの剣(土属性)を扱う。ゲームとは違い三兄弟の関係は良好。ゼノ、ルイ、ロッカスという側近が三人いる。ウィズに想いを寄せるが叶えるつもりはない。
助けた光のシマエナガにフォローラと名付けて、ラフィと呼んでいる。
ラフィの力で前世を巡り、一部を思いだした。弟のメティスが魔王の生まれ変わりであると気づいてしまった。
魔力→火属性
初登場 →4 私の弟を助けなくちゃ
◆メティス・エミリオ・ヴァンブル(16歳)
【魂の歩み】
《ルーパウロの主だった→世界の掟に従いルーパウロの世界と人間界を管理していた→エランドと盟約を結ぶ→???→ルーパウロの主から魔王に身を堕とす→
→初代聖女死亡後魔王として世界を破滅させる為に幾度となく人間と戦争を繰り返してきた→人間に殺されても必ず甦る→近年ではその甦る年数が遅くなってきている→魔王としてファンボスと戦った時にファンボスに呪いをかけた→
→第二王子メティスとして王家に産まれる→輪廻転生軸では7歳の時に魔王として復活し更に17歳の時に勇者に殺されてその生涯を終えていた(それを何度も繰り返した)→現在軸ではウィズを溺愛しており少しずつ前世の記憶が甦ってきている様子→ウィズの活躍によりまだ魔王として覚醒には至っていない》
【前世】
ルーパウロの主としてルーパウロを統治し、穢れを生み出す人間界にも介入していた。後にその存在は【精霊王】と呼ばれる事となる。
人間達が穢れを生み出す度に生贄を用意してそれに喰わせて消滅させることで浄化していた。しかし、初代聖女が産まれてからは聖女が穢れを祓う存在故に聖女を守っていた
聖女を守る為に【妖精】を創りだした。エランドと盟約を結んでいた(現世でいう精霊との契約)
【現世】
ヴァンブル王国の第二王子。水の大精霊と契約。基本的に他人を信用しない人だったが少しずつ変わっている。魔王の生まれ変わりだが未覚醒。
ポセイドン、ライアン、アレス、ルティシアという側近が四人いる。
初代聖女の花人形を見てから前世の記憶が徐々に甦ってきているが、自身がルーパウロの主だった事は思いだしていない、魔王からの記憶のみ。
婚約者のウィズを溺愛している)
魔力→【水属性】
初登場 →0-zero- プロローグ
◆ラキシス・エミリオ・ヴァンブル(14歳)
(ヴァンブル王国第三王子であり妖精師。ゲーム軸ではどのルートでも必ず死んでいた。トゥルーペに懐いている。
自分が与えた武器でメティスの賭けに勝てたら親友な!という約束を果たしハイドレンジアの親友となる…?(本人は嫌そう)
やたらルティシアの邪魔をする。ウィズが弟とも仲良くしてねとメティスに言ったせいで、構われたくないのに、残念な方向で構われる(椅子にされたり)
魔力→【木属性】
初登場 →29-3 第一王子の婚約者候補 内定(ヴォルフ視点)
【ロレーナ公爵家】
◇クラリス・ロレーナ
(女公爵で元聖女。魔王討伐の英雄の一人。
ゲーム軸では死んでいたが、ハイドレンジアとウィズの活躍により現世では生き延びた)
魔力→【木属性】
身長→【167㎝】
初登場 → 1-1 目が覚めると辺境伯の令嬢に産まれていました
◆マーヴィン・ロレーナ
(クラリスの旦那、ルティシアの父)
身長→【178㎝】
初登場 →87-2 ルティシア・ロレーナ
◇ルティシア・ロレーナ(15歳)
【魂の歩み】
≪異世界から来た女の子→???≫
【前世】
地球に住む普通の女子高生。父親からの愛情を渇望したが得られる事はなく裏切られた。母と二人暮らしの母子家庭だったが、母方の親戚の時輝を実の兄のように慕っていてとても仲が良かった。
時輝が制作に携わった『どきどき☆るんるん♡恋せよ同盟』という乙女ゲームにはまっていて推しはハイドレンジアだった。後に交通事故により死亡。
【現世】
ロレーナ家の一人娘で社交界では完璧な令嬢を演じている。闇の大精霊と契約中、ウィズの親友で地球から転生した。
聖女の生まれ変わりと思わせる何かがある、死ぬほど怖がっているメティスの側近の一人になってしまった。
ハイドレンジアが前世からの推しでハイドレンジアを避けながら推しを幸せにする為に奮闘中。
魔力→【闇属性】
初登場 →24-1 魔力測定当日
【ウォード伯爵家】※この家系は魔力はなし
◆ディオネ・ウォード(38歳)
竜騎士、竜と話す事が可能、魔王討伐の英雄の一人、ゲーム軸では死亡している。
身長→【187cm】
初登場 → 1-1 目が覚めると辺境伯の令嬢に産まれていました
◇フレア・ウォード
(ディオネの妻、竜の血筋ではないが力尽くで竜の歯を折って従えた伝説を持つ)
身長→【157cm】
初登場 →未登場
◆ゼノ・ウォード(18歳)
エランドの幼なじみで最も信頼されている側近。ツンデレ竜騎士。
婚約者のリアラティに好意を感じるも、自分の女運の悪さから信用出来ずに苦悩している。最近では、自分の行いを改めて歩み寄ろうと努力している。ダンスが壊滅的に下手。
初登場 →18-2 パパとデート
◇セレス・ウォード(15歳)
黒髪の美少女。とても惚れっぽいと言われているが、実は政敵が多い兄に変わりハニートラップを仕掛けて撃退している。最近では令嬢も兄をほうっておかなくなったので、そちらにも攻撃をしている。隠れブラコン。
初登場 →未登場
◆アーク
ゼノの相方の竜、人懐っこいく飛べるようになった。
【ミラー子爵家】※長男の王家への裏切り事件により伯爵家から降格し、子爵家になった。
◆アレス・ミラー(16歳)
(裏切りの烙印を押された家紋の次男でメティスの側近の一人。
変装の達人で特殊魔法が得意、ソルと親友でソルを心酔していてソルの武勇伝をまとめた本を出版している。メティスに弱みを握られている様子。
情報ギルドのマスターをしているが、それを知るのはメティスとその側近のみ。メティスを嫌っていたが、様々な面で恩が出来てしまって苦悩している)
魔力→【花属性】
初登場 →25-2 魔力について勉強しよう!
再登場→65-2 ストーカーは犯罪です~誤解とすれ違いのソナタ~(ライアン視点)
◇アリア・ミラー(14歳)
アレスの妹、長女、喋れない心の病だったが想いを寄せるソルのお陰で完治。
魔力→【花属性】
初登場 →25-2 魔力について勉強しよう!
◆アルベール・ミラー
(勇者一行のパーティのメンバーであったが旅の途中で裏切った、アルベール家長男、死刑執行済み、特殊能力持ち)
魔力→【?属性】
初登場 →25-2 魔力について勉強しよう!
◇ラン・ミラー
(母、レアンニールの当主代理を務める、病弱)
(ランの夫である元当主は既に他界している)
初登場 →未登場
【隣国 ヨレイド王国】
◆アルヴィン・アティア・ヨレイド(16歳)
隣国の第一王子で双子の兄。魔王と闇の大精霊の死を望み、聖女の生まれ変わりを探した。現在ではそれがウィズだと判明した。
全てを知っている口調だがウィズの魂の負担を考えて話してくれない。
自国で光の大精霊の研究をしていると言い、ウィズにその情報を知りたければ五行の大精霊に会ってからヨレイド王国へおいでと言っている。
ウィズに恋が出来ない呪い(忘却の呪い)をかけた張本人であり、前世にも何か関わりがあった事を零している。謎が多く残る人物。
輪廻転生軸ではレグルスを放置していたが、現在軸は優しくしている。見えないものが見えてきたとレグルスに感謝している。
初登場 →31-3 筋肉に絶望していたらナンパされました
◆レグルス(16歳)
隣国の第二王子で双子の弟だが、忌み子とされていて自国では迫害されている。幼少期に地下闘技場に奴隷として売られて生死を彷徨う戦いを強いられていた。
現在は自国で幽閉されつつも、アルヴィンの助けを得て抜け出したりしている。
輪廻転生軸では幼少期に必ず地下闘技場で死んでいたが、現在軸ではウィズに助けられて生存、その時にウィズに執着して恋をした。
ウィズの誘拐未遂を犯している。ウィズがレグルスに満足に別れも告げずに強制的に眠らせていなくなり、数年間放置したせいでウィズへの想いは少々歪み気味。
アルヴィンから多くの情報を聞いている様子。
魔力→【雷属性】
初登場 →39-2 生きたい貴方を尊敬する
【 精 霊 】
◇アイビー
闇の大精霊、ウィズが生まれた時から傍に居てルティシアとも契約している、連絡が取れない時は眠っているか契約している片方の元にいる。
メティスに怯えて?から数年姿を見せない。
身長→【165cm】
初登場 →13-1 馬車 襲撃(声のみ)
初めて姿を見せた回→27-1 闇の大精霊 アイビー
◇フィローラ(ラフィ)
シロツメクサの君に異空間に封じられていた。数千年かけて力を奪い消滅するのを待たれていた。輪廻転生軸では消滅していて、その力の全てがシロツメクサの君の手に渡っていた。
その正体はルーパウロの主がエランドに授ける予定だった光の大精霊だという。
ロタの剣に導かれて現世のエランドが封印を解放して救い出した。その後はスノーバード(シマエナガ)の姿でエランドの傍にいる。
光の魔力が戻ってきている。シロツメクサの君に奪われていた器(人間の姿)も取り戻した。その姿はゲームのヒロインそのものである。
◆リリエンフローゼスト
氷の大精霊でヴォルフと契約している。ハイドとは無理矢理契約をした。
主体の契約者であるヴォルフに強く執着していてヴォルフの大切なものを奪って宝物にしたがり、レベッカを攫ってしまった。
自分の氷の城に侵入される事を酷く嫌う為人間と不可侵契約を結んでいる。
初登場 → 63-1 氷の大精霊
◆ポセイドン
(水の大精霊、メティスと契約し側近として傍に居る、本来は龍の姿だが普段は鎧の姿でメティスに付き従っている。とある理由からメティスに人間の姿には絶対になるなと命令されている)
初登場 →1-3 目が覚めると辺境伯の令嬢に産まれていました
◇フォムフレイア
火の大精霊でエランドと契約をした。
激怒したメティスの魔力で中位精霊に堕とされてしまった。
契約前から数年の間エランドにつきまとってエランドと契約をしたがった精霊達を追い払っていたエランド崇拝者。エランドにはフォルと呼ばれている。
◆土の大精霊
数年の間エランドにつきまとい契約をしたがっていた、エランドと契約をしたかったが、既にフォムフレイヤと契約していた事と、力不足を理由に断られてしまった。
◇木の大精霊
気まぐれに誰かと契約してはすぐに解除するという。
エランドの前に現れた事がある。
◆金の大精霊
誰とも契約をせず、人の前に滅多なことがない限り姿を見せない。
深夜にエランドの部屋に侵入してロタの剣を破壊しようとした事がある。
◆ロタ
土の中位精霊だったが堕ちしてしまいエランドの手で葬られた。
魔石となり果てドワーフの技術でエランドの聖剣となった。彼の願いは叶った。
剣になった後も、ことあるごとにエランドを導いている。
◇ウォーディール
ライアンと契約をしている水の中位精霊。水蛇に水の羽根が生えた姿で、ライアン同様メティスを心酔している。
【ロスト・エデン・マイハート】
◆アリス(本名:時輝)
ロスマイのリーダー、輪廻転生軸の未来の世界を把握していて目的があって集まったメンバーで活動している。このチーム名を決める時に仲間内からとても反対されたが強行した。
乙女ゲームの開発者で地球から転生してきており、ウィズとは仕組んだ魔道具の本で会話をしている。
ルティシアの前世と血縁者で兄妹のような関係。白うさぎ(ルティシア)を探してこの世界に来た。
普段は義賊の真似事をしている。聖女の花人形を盗もうとした過去がある。
魔力→【木属性】
初登場(時輝として)→35-2 懐かしい世界の言葉が綴られた本
初登場(アリスとして)→77-3 初代聖女
◆チェシャ
謎多き人物でウィズを気に掛けている。攫われた先でウィズを助けてくれた時に二メートルに見えたのはマントの中で時輝を肩車していたから。
魔力→【木属性】
身長→【174㎝】
初登場 →43-2 脱出作戦
◆帽子屋(本名:フレッツ)
秘密裏で活動している筈なのにあまり隠す素振りがない、優先順位はポジェライト家が上。
魔力→【風魔法】
身長→【175㎝】
初登場(帽子屋として)→77-3 初代聖女
◆ハートの女王(本名:ミュレッド)
貴重で優秀な魔道具士。誰にでも魔道具を売る事はせずに、気に入った者にしか売らない。
時輝に救われた恩があり、時輝の為にロスマイで動いている。
見た目は十歳だが実年齢はかなり年上、時輝にべた惚れしているが振り向いてもらえない。
魔力→?
初登場→19-1 ツンツンボーイと令嬢タックル、22-1 恋心 開花予告(エランド視点)
再登場→77-3 初代聖女
【乙女ゲームヒロイン】
◇フィローラ
ウィズが悪役令嬢側のヒロイン、明るく前向きで何事にも動じない、自分はヒロインだというのが口癖、クラリスを暗殺しようとして失敗した。
上記の出来事はフィローラの魂が封印されていて、シロツメクサの君が操っていた。
実際は光の聖女ではなく、光の大精霊その人であった。
現在はエランドの元で秘密裏に保護されている、その事を知るのはエランドとゼノのみ。
魔力→【光属性】
身長→158cm
初登場 →106 ヒロイン、話が出た回は52-1 世界と乙女ゲーム
◇コニィ・エメット
ルティシアが悪役令嬢側のヒロイン。実は既に一人だけ彼女と出会っている。
魔力→【光属性】
身長→【152cm】
初登場 →未登場、話が出た回は52-1 世界と乙女ゲーム
【国の三代機関】
◆ダルゴット・ウェスト
ウェスト公爵家当主にして紅蓮院トップ。レベッカの父で娘の事は駒としか見ていない。
シロツメクサの君に従い魔王復活を目論む。主にウィズに刺客を放っている人物。
輪廻転生軸では死亡していたが、現在は生き残っている。
魔力→【火属性】
身長→【183cm】
初登場 →24-1 魔力測定当日
◆ライアン・グランデン
水龍院幹部の1人にして強火のメティス信者。前公爵の罪を償う為に一代グランデン公爵となった。自分の代でグランデン公爵が終わる事から結婚の予定はない。
メティスの側近で、メティスのお陰で再び水の中位精霊と契約できた。
言葉にされたことは無いがメティスに最も信頼を置かれている側近。
魔力→【水属性】
身長→【178cm】
初登場 →10-1 君と出会えて希望という暖かさを知った【メティス視点】
◆トゥルーペ・トリフォン
緑星院トップにして大司教。物腰は柔らかであるが、心のうちを語る事はない。
ヴォルフを嫌悪している、ダルゴットの直属の部下である事は秘匿されている。
ラキシスの傍にいる事が多く、輪廻転生軸では悪事の限りを尽くしてきた黒幕の一人。
魔力→【木属性】
身長→【174cm】
初登場 →29-1 第一王子の婚約者候補 内定(ヴォルフ視点)
【敵対サイド】
◇シロツメクサの君
ダルゴットが【あの方】と呼んでいた人物。まだ容姿は明らかになっていないが女性である事は判明している。
前世にも関わりがある様子で、魔王に異様に執着している。
フィローラの魂を封印して、体を操っていた。ゲーム軸で敵対していたヒロインは操られた状態で中身が入っていない人形状態のもの。
初登場 → 【幕間】 レベッカ・ウェストの願い 9
◆ブラッド
凄腕の暗殺者だが、メティス暗殺の際に失敗して仲間を殺された事でその歪んだ憎しみの矛先がメティスに向いている。メティスを苦しめて殺す為に、メティスが最も大切にしているウィズを狙っている。ダルゴットと手を組んで暗躍している。
輪廻転生軸では仲間が死ぬ事はなく、仲間内では人格者であった。リュシェットに助けられた事をきっかけに家族のように可愛がってくれていた。現在軸では心が壊れてしまって、優しかった面影は見る影もない。
魔力【金属性】【180cm】
初登場 →9-1 守りたいから傷付けた【メティス視点】
◆ホーン
トゥルーペの裏社会の名前
魔力→【木属性】
身長→【174cm】
初登場 →39-2 生きたい貴方を尊敬する
◆ジョネス
(ダルゴットの部下、そこそこ偉い貴族、多くの悪事に手を染めている)【170cm】
初登場 →39-2 生きたい貴方を尊敬する
【その他の登場人物】
◆ロッカス・ラヴァス
エランドの側近の一人。粗雑な体力派。
砂漠の町を壊滅させた魔物を討伐し名声を得た事と、勇者時代にファンボスを救った功績を得てエランドの護衛騎士となった。
その後、エランドの為にと一度退いたが、幾多の魔物討伐の功績を出し、子爵家の養子となって再びエランドの元へ戻って正式に側近の一人となった努力の人。
魔力→なし
身長→【181cm】
初登場 →6-3 弟を守れなかった日【エランド視点】
◆ルイ・シェラード
エランドの側近の一人で頭脳派。ロッカスとは犬猿の仲だが実力は認めており、庶民上がりで下級貴族になり、そのせいで主のエランドまで後ろ指さされるようになった時でもルイだけは共に怒ってくれた。
後に一度役目を退いたロッカスが子爵家の貴族へ昇格した時も裏で助力してくれていた。
頭脳面積で貴族の教員として呼ばれる事もしばしばある。
魔力→【水属性】
身長→【176cm】
初登場 →6-3 弟を守れなかった日【エランド視点】
◆コリン・フロスト
国立魔法資料館の司書、ヴォルフの同級生で口調がオネェさん。
学生時代はとても根暗で家の事情に縛られて自己主張を何も発言出来ずにいたが、ヴォルフと友人になってから自分を解き放つ事ができた。ヴォルフとレベッカの幸せを願っていた一人。
魔力→【風属性】
身長→【172cm】
初登場 →18-1 パパとデート
◇メイベル
ディオネとエランドの師匠で有名な呪術師。
ドワーフの旦那がいたが先に他界してしまった。
魔力→【土属性】
身長→【172cm】
初登場 →66-1 王太子の師匠と隠された呪い
◆ペイン
(魔塔第五級の魔核管理士)
初登場 →24-1 魔力測定当日
◆ディエゴ・ウェスト
(ダルゴットの甥、ダルゴットの罪を被せられて処刑された)
初登場 →未登場
◆ヨハン・グランデン
(ライアンの兄、ライアンに跡取りの座を奪われ領地にて隠居中)
初登場 →【幕間】ライアン・グランデンの忠義(前編)
◆アフィン・オヴェン
(家族ぐるみでハイドレンジアを捕まえて魔道具を作らせていた、のちにリュオに殺された)
初登場 → 56-2 「命を賭けた願いを必ず叶える」
◆クドア
(ピアルーンの町長、ヴァンブル王国の元兵士)
初登場 → 56-2 「80-3 ピアルーン街の防衛戦」
◆ヤナイツア
(自称世界一の魔法使いだった、レベッカの元婚約者、ヴォルフに決闘を申し込まれて完敗して死亡した)
初登場 → 「【幕間】 レベッカ・ウェストの願い 6」
◇ジャクリーヌ・ギムソン
(黒夢のワルツの被害者、ルティシアを激しく憎んでいる、メティスに想いを寄せる)
初登場 → 103-1 秘薬のお茶会へ潜入捜査(ルティシア視点)
◇ミリアン・フララット
(ジャクリーヌの友人)
初登場 → 103-1 秘薬のお茶会へ潜入捜査(ルティシア視点)
◇アンナ・シュトール
(ジャクリーヌの友人、シュトール家は取り壊しとなった)
初登場 → 103-1 秘薬のお茶会へ潜入捜査(ルティシア視点)
◆ザック・ランザークル
(伯爵家、ゲーム軸ではハイドを虐めて氷漬けにされた、現在軸でもハイドを虐めようとしたが返り討ちにあった)
初登場 → 110-2 霊山の合宿にて奇人に懐かれる
◆ルーク・ドゥブロヴァ
王妃を守るロイヤル騎士団隊長、忠誠心に厚い人物だがとても空気が読めない。ミラー家とは犬猿の仲。
初登場→ 119-3 ウィズ・ポジェライト、社交界デビューする
◇リアラティ・クノヴァライト
ポジェライト家の分家筋のお家で、魔王戦争の時にポジェライト家への派兵要請を己の領を優先して拒否をした罪を持つ。ウィズとハイドとの一対一の接触を禁じられている。
ゼノの婚約者、幼少期にゼノに助けられてから淡い片想いをしている。
初登場→ 126-1 ヒロインの友人は
☆ 国や街などの名前 ☆
ヴァンブル王国 → ヴァンブル王家が納める国、精霊のほとんどがこの国に住まう。
ヨレイド王国→ 隣国、アルヴィンとレグルスの国、光の大精霊が移り住んだという。
ホワイトリリエ → ポジェライト領の首都
ドワーフの里 → ドワーフ族が住む里、外部からの出入りを嫌う
ドドブル鉱山 → ドワーフ達が管理している鉱山。太古の壁画が見つかった場所
ピアルーン → 聖光誕祭という揃いの花冠をかぶると祭りの期間中は仮の婚姻関係を結べる祭りが開かれている。
レアンニール→ メティスが総指揮をとり、ミラー家が管理する領地。メティスのお陰でここ数年間で劇的な発展を遂げた。旅人の往来が多く様々な情報が行き交う町。特産品はサンレドブルーというポーションを劇的に早く作れる花。
サフール地方→アイン領の精霊の加護が宿った紅茶は高級茶葉として有名。
霊山→雪の大精霊が守護する雪山。人間と不可侵契約を結んでいる場所。ルティシアとハイドレンジアが精神体で侵入してしまった事から怒りに触れて、年中止まない吹雪が吹く場所となった。
★魔力属性紹介★
五行の魔法が主体となり、その下にも魔力が枝分かれしている。
(例)土属性→石属性など。 木属性→花属性など。 水属性→氷属性など。 金属性→雷属性など。 火属性→風属性など。
・火属性→火の魔法が使える。空気中の酸素と魔力を融合させ炎を発生させているので、洞窟などの密室空間での乱用は酸素欠乏症になるので危険。水中では火の魔法は使えない。攻撃魔法特化型。
・水属性→水を操る事が出来る。自分の魔力を水に返る事が出来るので使える水の力と量は魔力に比例する。水分を摂取する生き物に対し多少なりとも回復効果がある魔法が使える。水源地や雨の日は特に力が強まる。攻撃魔法にもなるが土属性に対しては効果は薄い。
・土属性→大地を脈動させることが出来る。土を肥大させる事が可能、魔力が持続する限りは土で物を作る事が可能、魔法を解くか魔力が尽きれば作った物は崩れ落ちる。大地の力を吸収できる場所では身体強化が可能。木属性への攻撃は相殺される可能性が高い。
・木属性→植物の成長を促す事が可能。植物がある場所なら己の魔力を注ぎそれを急成長させる事が出来る、種を開花させる事も可能。魔力と植物の生命力を借りて治癒魔法が可能。金属性とは相性が悪く、回復魔法が通りにくい。
・金属性→あとに遅れて見つかったと言われているとても珍しい属性で、土属性と似通っている部分もある。全属性の中で一番魔力を消費する魔法であり、魔力量が少なければ小さな効果しか期待出来ない。金属を含む部室の形を変化する事が出来る、土属性とは違い一度魔力を注いで作ればそれが壊れる事は無い。剣の形も変える事が可能なので、例え武器が壊れても再生が可能。炎に金属は融解される為弱い。
・光属性→五行のどれにも属さない特殊な魔力。光の精霊の加護を得られた者のみが使う事を認められる為、生まれつき持って生まれる事はない。魔物特化の攻撃魔法、闇を払う、呪い解呪、光を生む事が可能。
歴代の勇者と聖女にのみ与えられる力であり、魔王討伐の際に光の精霊が選ばれし者に力を与える。魔王を倒した後は光属性の魔力は消える。
・闇属性→現時点でポジェライト家ウィズがはじめての契約者とされている未発見の魔力属性。
対象者を眠らせる、気配を消す事が可能。他にも高位魔法として、一定の時間を止める、過去を見る、未来を見るという事が可能だが、とてつもない魔力を消費する為乱用は不可能。
・妖精→ルーパウロの主が生み出した初代聖女を守る為の存在。穢れを聖女の元へ運んだりしていた。その名残で、初代聖女がいなくなった後も神木に穢れを溜め込む作業をしていた。
人間には懐かない自然界に生きる小さき生き物。姿は、花に蝶のような羽根が生えた姿や、水の塊に翼が生えた姿、土と石の粒子が浮遊している姿、炎の玉の姿など様々で、そのどれもが自然界の一部の姿をしている。怒らせると自然界の呪いが降りかかると言われているので、人間から接触する事はタブーとされている。
稀に妖精師と言われる人間が現れ、妖精に好かれる者がいる。
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