【幕間】ゼノは女運が悪い、のか?【4】(リアラティ視点)
──あれは私がまだ八歳になりたての頃でした……。
叔父様に会いに王都へ一人やって来た時の事です。馬車を乗り継いで、平民の皆様の中に紛れて数週間かけて移動してきました。ようやくの思いで王都へ辿り着いたのですが、噴水が見えるベンチに座り叔父様の到着を待っていた時、見知らぬ子供達に取り囲まれてしまいました。
「お前、貴族の子供だろ?」
「ち、ちがいます私はただの、平民で」
「嘘つくな! 地味な恰好してても分かるぞ! 服は汚れてないし髪だって綺麗だろ! 俺達なんて川でしか体を洗えないのによ!」
彼らは平民の中でも貧しい子達なのでしょう。汚れた身なりにツンと鼻をつく異臭で分かってしまう。持ち物の鞄を胸にぎゅうっと抱きしめながら怖くて下を向いてしまう。
「その鞄の中になに入ってんだよ」
「金目のものだせよ!」
「や、やめてください! なにもっなにもありませんから!」
王都の中でも治安がいいと言われている場所の筈なのに、少年達に顔や体を叩かれて無理矢理鞄を奪われてしまった。
「や、やめっ」
慌てて取り返そうと立ち上がると、少年に足かけをされてしまい顔からべしゃりとその場に転んでしまった。
「兄貴、こいつあんまり金もってないよ」
「食べ物なら少しある!」
「どれどれ、あ! 高そうな本が入ってるじゃん! これを売れば金になるぞ!」
「駄目です!」
少年が掲げる私の本に飛びついて取り返そうとする。この本は世界に一冊しか無い、私のお母様が書いた本ですのにっ。
「返して下さい! これだけはだめっ」
「なんだこいつ! 生意気だぞ!」
本の引っ張りあいになり、お互い譲らずに力の限り本を引っ張り合う。
びりっという本が裂ける音が聞こえて、その瞬間本の中身が弾けて辺りにバラバラと散らばった。
「あ……」
「あーーっ! 金目のもんが! お前なんてことしてくれたんだよ!」
空に舞い上がって崩れ落ちてくる本のページ達。お母様が遺してくださった本なのに……世界にひとつしか、ない。
絶望で目の前が真っ暗になる。涙が溢れてきても、悲しいと叫ぶ声は言葉にならない。
誰も助けてくれない。貴族のクノヴァライトは貴族達に疎まれ、平民のフリをしても踏みにじられる。
どうして、どうしていつも。わたしが何かしてしまいましたか?
「この本の装丁なら剥がして売れば一日分の食事買えるかな? お前が余計な事するから価値が下がったじゃないか馬鹿やろう!」
「馬鹿はお前達だ!」
少年の首根っこが誰かに掴まれて、思い切り仲間の少年達に投げつけられた。痛いと声を上げて蹲る子供達。その子供達の前に真っ黒な騎士服を着た男の子が立ちふさがっていた。
「暴行と窃盗の罪でお前達を捕縛する!」
「な、なんだよお前!」
「俺の名はゼノ・ウォードだ」
「げぇっ?! ここらで噂のアイツかよ!」
「こいつはヤベェって兄貴!」
「逃げましょう!」
「お前等を逃がす訳がないだろう! アーク!」
ゼノ、と呼ばれた方が合図をするとドスドスと地面を踏みしめながら同じく真っ黒な竜が現れて、少年達を逃がすまいと踏みつぶした。
「ぐえ!」
「子供だろうが容赦しないぞ、人の物を奪って自らの糧にしようなど腐った事をしたものだ」
「き、貴族に何が分かるんだよ!」
「そうだそうだ! お前も! そいつもどうせ家に帰ればうまいもんが腹一杯食べられるんだろ!」
「俺達は今日食べるものもないのに! お前達だけ生まれた時から恵まれているなんて狡いぞ!」
生まれた時から恵まれている……自分の境遇を振り返り、悲しくなる。貴族だからって生まれた時から恵まれているだなんていうものは幻想です。私はなんの力もありませんし、お母様を助けられませんでした。お父様の力にもなれない。
私は一体なにものになれば誰かの役にたてますか?
「自分の罪を己の境遇に擦り合わせるな馬鹿者が!!」
ゼノ様の怒りを含んだ大声に子供達はビクンと体を震わせた。
「貴族達の生活を知っているか! 子供の頃から自由はなく国の為にと勉強を詰め込まれ、体を鍛え、結婚相手も国に決められている! 国民の為に生死をかけた戦争へ行かされる事もある! それを怠け、貴族としての矜持を失った者は最悪処刑される事もあるんだぞ! 羨むというのならお前達にそれを成す覚悟があるというんだろうな!」
「く、国を守った所で俺達の腹は満たされないんだよ!」
「そうだぞ! 国を守る前に俺達を救えよ!」
ゼノ様は厳しい目で少年達を睨む。
「見た所お前達は十四歳以下だな、ならばこの王都では教会や養護施設、病院での奉仕活動の申請が可能な筈だ」
「そ、それは」
「エランド王太子殿下が定めた法律だ、十四歳以下の者は身分を問わず国が定めた施設にて奉仕活動を許し、その見返りに食事と施しを与えられると。
働かざる者喰うべからず、だ。お前達は働こうと思えば食事にもありつける筈だろう! 被害者ぶって人の物を盗む口実にはならない!」
「くそー! なんだよ! なんで働かなくちゃいけないんだ! 盗んだ方が楽に稼げるのに!」
「し、知らなかった……こんな俺でも働けるなら、働きたい」
「俺も……」
「お前等!」
揉めに揉めている少年達にゼノ様は告げる。
「不幸や悲しみに立ち向かっている者に平民も貴族もない。望む生まれ先は誰も選べない」
「え……」
「今いる場所から抜け出して前に進みたいという勇気があるのなら、君等の未来はいくらでも変わるだろう」
少年達はゼノ様を見上げたまま何も言えなくなり、その直後に駆けつけた警備隊に引き渡され、連れて行かれてしまった。
ゼノ・ウォード様……。
その堂々とした振る舞いと、物言いの厳しさの中に垣間見える優しさに目が離せなくなります。顔が熱い、どくどくと胸の奥で何響いて何かが、芽吹く。
彼等を見届けてから、ゼノ様は私の元へ駆け寄り、膝を突いて手を差し出した。
「君、大丈夫か?」
「ほん……お母様の本が」
「本……って、この紙切れ達の事か」
紙切れ、と言われてしまい思わず涙が込み上げてくる。その私の顔にギョッとして、ゼノ様は慌てて竜のアークに命令をした。
「アーク! 急ぎ周りに散らばった紙を拾い集めてくれ!」
「ぎゅぎゅっ」
さすが竜という速さで走り回って本のページを拾い集めていく。
「いや、待てこれは流石に……」
ゼノ様が噴水を覗き込んで頭を抱える。
「噴水の中にも数枚入ってしまっているようだが……」
「えっ」
慌てて駆け寄って噴水を覗き込むと、水にびっちゃりと濡れて沈んでいく本のページ達が……。
「お、おかあさま……おかあさまの、ご、ごほんが、この本は、これしかないですのにぃっ」
「な、泣くな! 大丈夫だ! その、あれがある!」
ゼノ様は噴水に沈んだページを丁寧に掬い上げてから、地面のページを拾い集め終えたアーク様の元へ向かった。私の腕を引きながら。
「本の病院がある! そこへ行こう!」
「本の、びょういん?」
◇◇◇
「しんっっじらんないわよゼノちゃん……ほんと、本に謝ってよっ、こんなズタボロにされちゃうだなんて本が痛い痛いって泣いてるじゃない」
ゼノ様に連れて来られたのは町の魔法がかかった本屋さんでした。本屋さんの中を本がふわふわと飛んでいます、天井まで伸びた本棚は空飛ぶ魔法の椅子で取るようでその光景に圧倒されてしまう。
そして、お姉さん口調でおしゃべりになっている男性が眼鏡を押し上げながら悲しそうに震えている。
「コリン卿、本を壊したのは俺じゃない、町の子供に奪われそうになった所を壊されたようで」
「どこのクソガキよそいつら!! 本はただの紙じゃないのよ!! 世界が詰め込まれてるの! 本を壊すという事は本の中の世界とその住民達を殺すような冒涜なのよ!! そのガキ共の
「わかったわかった、とりあえず引き続き本を直してくれ」
お店の奥の作業台にバラバラになった本が広げられ、コリン様の魔法の眼鏡がページの場所を識別しています。ひとりでに動く魔法のペンがコリン様の指示でノートに指示を書き上げるとページが本の中に吸い込まれていく。
「コリン様、これは魔法ですか?」
「そうよお嬢様、今怪我をしてしまった本を治療しているの」
「治りますか?」
「私が出来そうな所は頑張るわ~! もう少しで終わるからゼノちゃんと良い子に座って待っててね」
「はい!」
ゼノ様と壁際の椅子に座り、コリン様の作業をじっと見つめます。
「ゼノ様は本のお医者様とお知り合いだったのですね」
「正確には本の医者っていうか司書らしい。コリン卿は俺の父さんの友人の友人の人なんだが、その子供の俺達にもよくしてくれている」
「素敵です!」
司書様、本とその情報を司るお仕事。格好いいです、素敵です。
「ところで、君の親はどこに? この王都では見ない顔だが?」
「私ここの者ではないのです、王都にお住まいの叔父様に会いに一人で馬車を乗り継いできまして」
「一人で?! 君みたいな小さな子供が?! 親は正気か?!」
「えっと、その、お母様は亡くなっていて……うちは貧乏ですし、お父様は新しいお母様を迎え入れる準備で忙しく、て」
本当はお父様もついていくと言ってくださった。新しいお母様も優しいお方で一人で行くのは危険だと心配してくださった。けれど……やっぱり気持ちの整理がうまく出来なくて。
「お父様も新しいお母様も悪くないのです、私が一人で考えたくって」
「新しい母上か、それは例えどんな聖人君子だったとしても、すぐに受け入れるのは難しいだろう」
「そう、ですか? お父様と新しいお母様の大切な日でしょうに、うまくお祝いのお言葉が言えるか不安で避けるように王都に来てしまった私は悪い子ではないですか?」
「君のそれは優しさだろう」
「優しさ……ですか?」
「新しい親に戸惑うのは普通だ、それに対して上手く自分の感情が飲み込めずに悩んでいるのだとしたら、それは両親への優しさ故だ。本当の悪なら結婚式場で暴れ回るぞ」
そんな言葉を掛けてくれたのはゼノ様が初めてでした。他の皆様は可哀想にだとか、一日我慢してあげればいいのにとか、そんな言葉ばかりでしたから。
「君、口元を怪我しているぞ」
「えっ、本当ですか?」
「さっきの悪ガキ達のせいだな、ほらコレで傷を押さえて」
ゼノ様はハンカチで私の口を押さえようとして、力加減を間違えたのかほっぺがぐいーんと持ち上がってしまいました。
それがなんだか面白くって思わず笑ってしまうと、ゼノ様は照れたようにおかしいなと首を傾げていました。
「ゼノ様は己の信念に正直なお方ですね」
「そうだろうか?」
「はい、とても素敵です」
とくとくと、優しく心臓が鼓動する。
危険な時に駆けつけてくれて、初対面なのに泣いてしまった私をほうっておけず、こうして魔法の本屋さんまで連れて来てくれました。ハンカチを貸してくれて不器用に笑う。
まるでお母様が書いた本の騎士様のよう。私が自分にもっともっと自身を持てたら……本のヒロインになれていたでしょうか。
「お待たせしたわね~、大体の修復は終わったわよ」
「本当ですか!」
「流石コリン卿、仕事が早いな」
「ふふん! 伊達にヴォルフちゃんの仕事を手伝っていないわよ!
でもねぇ、一ページだけ直らなくて」
水で滲んでしまったページは読める部分は魔法で修復してくれたようですが、読めない程に汚れてしまった一ページは直す事が出来なかったそうです。
「ごめんなさいね、この本はオリジナルの本みたいだし、私も内容が分からないようでは直せなくて」
「い、いえ、ここまで直して頂けるだなんて感謝いたします。本当に……ありがとうございました」
確認すると、そのページは騎士様とお姫様が大切にしていた竜が二人を庇って死んでしまったページでした。その後竜は竜玉となってまで、二人を守り抜くのですが。
その部分を亡くなったお母様と投影していました。お母様もお星様になってしまったけれど、いつまでも私を見守ってくれていると……そんな事を考えていて。
ゼノ様は難しい顔をして私の顔をじっと見ていました。
「そのページ俺にも見せてくれ」
「え、はい! どうぞ」
ゼノ様は真っ白になってしまったページと、お話の前後を軽く読んでから、突然ペンを取り出しました。
「え、待ってゼノちゃんまさか貴方っ」
「消えたならまた書けばいい」
「ちょっと嘘でしょおおおおおおおおおおっ?!」
大切な人を攫われてしまったのかという悲痛な叫び声をあげるコリン様。私は呆気にとられてしまって固まるばかりです。
「貴方その本の内容知ってるの?!」
「知らない、だが幸福な話がいいと思う」
「冒涜!! 万死!! 本に対してなんという失礼な事を!!」
「出来たぞ」
コリン様の絶叫など全く気にせず、ゼノ様は私の本を手渡しして返しました。
「君は泣き虫のようだから」
「え」
「真っ白なページを見たら今日の出来事を思いだしてまた泣くと思った」
ゼノ様は軽く私の頭を撫でてから優しく、微笑んだ。
「笑っている方が可愛いと思う」
「かわ……」
ぶわあっと顔が赤くなる。ゼノ様は本が直ったのならもう大丈夫だろうと言って、軽く私に手を振って、本屋さんから出て行ってしまった。
びっくりして、どきどきして、引き留めてお礼を告げる事が出来ませんでした……。
「いやだっ、このゼノちゃんが書いた文章じゃあ文脈がおかしいじゃないの?!」
コリン様は真っ青な顔をしていて、私もその内容に目を通すと……死んだ筈の竜が突然目を覚まして「俺達の冒険はまだこれからだ!」と言って、御姫様と騎士様とで喜びに盛り上がっている。最後は話をつなぎ合わせる為なのか「肉体で移動するのは疲れるから竜玉になる!」と言って何故か肉体を眠らせてついて来るという無茶苦茶なお話。
「ふっ、うふふっ」
「お嬢様、こんなへんてこなの書かれちゃ嫌でしょう? なんだったらそのページの文章消す事も出来るけど」
「いいえ、このままがいいです」
お母様の形見で、お母様の面影を求めて読んでは泣いていた思い出の本でした。
でも今は、この救われた竜が同じくゼノ様に救われた私と重なって暖かな気持ちになる。
笑っている方がいいと仰っていた、これはきっとゼノ様からの「君がもう泣かないように」という優しさが込められたメッセージかもしれません。
「ゼノ様……ありがとうございます」
本を抱きしめて、お名前を読んで感謝を伝えると心がほんのり温かくなってぎゅっと締め付けられました。
またお会いしたい、助けて頂いたお礼を伝えられたらと、そう願って。彼が私の婚約者になったという話が舞い込むのはもう少し先のお話で……。
ゼノ様はあの日出会った私の事など覚えていませんでしたが、私はゼノ様の婚約者になれただけで幸せで、ゼノ様のお役に少しでもたちたいと、烏滸がましくも願ってしまうのです。
ゼノ様を前にすると緊張して上手く喋れませんが、いつかちゃんと伝えたいです。
『あの日、お母様の本の中に住む竜を助けてくれてありがとうございました。
あの日からずっと、ゼノ様に恋をしています』
いつの日か、貴方に伝えられますように。そんな日が来たら頷かなくてもいいですから、また少しだけ笑ってくれたら……とても嬉しいです。
◇◇◇
「ゼノーーっ! そんな地面を踏み抜くようなステップじゃ婚約者ちゃんの可愛らしい足に穴が開いちゃうよ!」
「くっ! 仕方がないだろう力が入ってしまうんだ!」
「タタンタンタン! このリズムで!」
「た、たたんた、たたたた?」
「ステップに集中しすぎて私をぐるぐる回すのも駄目だよーーっ!!」
ダンスホールでダンスの練習をするゼノとウィズをエランドとメティスは見学をしながら眺めていた。
「ダンスが壊滅的に下手ですね彼は」
「否定はしないが、練習するようになっただけまだいいと思ってくれ」
「何故練習相手にウィズを選んだのか……恋愛感情が無いと分かっていても許せる事と許せない事がありますが」
「一日一時間位なら許してやってくれ、身近にウィズくらいにダンスが上手い者がいないんだ、講師はみんな音を上げてしまったし」
「兄上がやればいいんじゃないですか」
「こんな長身でリアラティ嬢の練習になる訳がないだろう、勘弁してくれ」
ウィズに何度も駄目だしされながらも、なんとかついていこうと必死に練習しているゼノに二人同時に溜息が零れる。
「……彼、自分の事をよく女運がないと言っていますが、どう思いますか?」
「俺からしてみたら、あれは女運がないんじゃなくて、寧ろ女運は良い方だと思うが」
「当然ですよ、その中にウィズも含まれているんですから」
ゼノの周囲の女性について振り返ってみると、ウィズは破天荒な行動が目立つがゼノの曲がった性格を矯正し、文句を言いながらも互いに困った時に力を貸す間柄だ。
ラフィもあれで光の大精霊だ、友人と呼べる程の仲になっていれば今後ゼノが望まずとも味方になるだろう。
ゼノの母も竜の血が流れていないにも関わらず、竜を従える才能を持つ。
見目美しい妹とはよく口喧嘩をしており惚れやすいとゼノは嘆いているが、実は蓋を開ければ妹は中々の策略化でブラコンである。恋愛ごとや策略などの感情に疎い兄に代わり、邪な思いでゼノに取り入ろうとする者は男だろうが女だろうがハニートラップを仕掛けて、徹底的に駆除しているという。
リアラティもまた、ゼノのお家にとって有利な条件を持つ令嬢である。そんな令嬢と婚約を結べたという事もそうだが、その女性をゼノが好ましいと感じている事もまた奇跡に近い。
「総じて、彼は女運が悪い訳ではなく、強く麗しの女性に囲まれ過ぎていて感覚が麻痺しているだけですよ。贅沢なものですね」
「つまり、いい女が寄ってくる体質か、それなら納得だな」
「兄上からいい女という発言が出ると犯罪臭いですね」
「謝ってくれ、俺に」
「分かった! これは一度女の子の気持ちを分かった方が良いね! 私が男性パートをやるからゼノは私に体を預けてね!」
「それはいらない!! 只でさえメティス殿下に見張られているいうのに身を任せて堪るか、う、おおおおおおっ?!」
ゼノは女運が悪い、のか?
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これでこの章は終了です。
長らく閲覧頂きありがとうございました!
次回よりウィズが主人公に戻っての新章を執筆予定です。どうぞよろしくお願いいたします!
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