第5話 それぞれの道
GM : では、バルバロッサを倒したあなた達は、一度酒場に帰ります
ここでザキPLさんからエンディング前に演出を入れたいという要望があり、一部変更を加えた。内容はこれから明らかになるのでぜひ読み進めてほしい。
ジェミー(GM) : 「皆さんのおかげでバルバロッサとその一味を逮捕することができた。心からお礼を言わせてほしい」
アラン : 「がう」ジェミー、いいってことさ。養ってくれ
ティフィ : 「ジェミーちゃん、僕たちのおかげじゃない。ジェミーちゃんの……町のみんなの勝利だよ。この結果はね。みんなで努力したから生まれたんだ」
アラン : 「がう」そうだぞ
ナナ : 「その通りですね」
ザキ : 「ま。こんなものか。悪くなかったんじゃないか」
アラン : 「がう」ティフィもナナもなかなかやるな。養ってくれ
ティフィ :「え、嫌だけど……っていつまで獣のままなんだい。きみは」 >アラン
アラン : 「がう」なんとなく照れくさいのさ。こういう場面は慣れていない
アラン : 「がう」冒険者になってまだ日が浅いんでね
ナナ : 「アランさんはなんと?」
アラン : 「がう」養ってくれって言ったのさ、ナナ
ティフィ : 「みんなに感謝感激雨あられで、恥ずかしいんだってさ。今の顔を見られるのが」>ナナ
GM : では、そんな風に皆さんが勝利の喜びにひたっていると、目を離した一瞬のスキをつき、逮捕していたバルバロッサが逃げ出します!
アラン : !?
バルバロッサ(GM) : 「あめえんだよ!俺はこんなところじゃ終われねえ!」
バルバロッサ(GM) : そういって駆け出すバルバロッサ
アラン : 「がう」てめぇ!
ザキ : 「くそ……! 追うぞ!」
ティフィ : タラリア……ブルルン!
アラン : 「がう」お前に養ってもらうつもりは無いぞ!!!
”飲んだくれ”ビリー(ザキPL) : だけど。バルバロッサが逃走したその先に………。
アラン : 「がう」おっさん!
バルバロッサ(GM) : 「どきやがれジジイ!」
ティフィ : 「僕たちが追う必要もなかったね」
”飲んだくれ”ビリー(ザキPL) : バルバロッサの手元になにか投げ渡される。(キャッチしてほしい)
バルバロッサ(GM) : 「あん? なんだこれ」キャッチします
”飲んだくれ”ビリー(ザキPL) : 見るとそれはバーボンの酒瓶だ。
”飲んだくれ”ビリー(ザキPL) : 「俺は禁酒することにしたんでな。……くれてやるぜ」
”飲んだくれ”ビリー(ザキPL) : 腰のホルスターに手をかけ、バルバロッサを見る。
アラン : 「がう」おっさん・・・
ナナ : 銃を構えていたけど状況を見て少し下げておく
ティフィ : 「バルバロッサ。それはおじさんの夢と希望がたくさん詰まったお酒だよ。大事にした方がいい」微笑み
”飲んだくれ”ビリー(ザキPL) : 「冥途の土産にな」バルバロッサの準備を待つよ
アラン : 「おっさん・・・」急に獣変貌解除
バルバロッサ(GM) : 「耄碌したかジジイ。てめえ、この俺に勝てるつもりかぁ!?」
アラン : 「夢を持つ人間に勝つのは難しいんだぜ、小物よぉ」
”飲んだくれ”ビリー(ザキPL) : 「俺はこの街で生まれた。」
”飲んだくれ”ビリー(ザキPL) : 「この街で死ぬ………それだけさ。………さぁ、抜け!」
ティフィ : 「サングラスを外して、よーく前を向いた方がいい。君が向き合っている人物が、今どんな目をしているかをね」
バルバロッサ(GM) : 「・・・いいだろう。ならこの酒瓶を放って、それが地面に着いたとき、それが開始の合図ってことでどうだ?」
”飲んだくれ”ビリー(ザキPL) : 「…………是非もない!」
バルバロッサ(GM) : 「わかった・・・じゃあ、いくぜ」とバルバロッサも構えます
アラン : 「ごくり」<声に出す
”飲んだくれ”ビリー(ザキPL) : 「…………。」二人の間を、風がふき、丸い草が転がっていく。(屋内だとしても)
バルバロッサ(GM) : 「・・・そらよ!」と酒瓶をビリーに投げつけ、同時に銃を引き抜きます。
バルバロッサ(GM) : 「バカめ!勝負なんてのはなぁ、勝ちゃいいのよ!!」
”飲んだくれ”ビリー(ザキPL) : いいですね! では――!
”飲んだくれ”ビリー(ザキPL) : 「!」 一瞬早く、肩を撃たれてしまうが……!
”飲んだくれ”ビリー(ザキPL) : 空中に投げられたバーボンの瓶が、ちょうど、ビリーとバルバロッサの間に落ちてきた瞬間――。
”飲んだくれ”ビリー(ザキPL) : その酒瓶を撃ちぬく――射線の先の、バルバロッサの心臓ごと貫いて。
男が撃ち抜いたのは敵の心臓だけじゃない。
苦しい現実に心折られ、酒に溺れてしまった自分の過去。
その象徴である酒瓶は、男自身の手で撃ち抜かれ、空中で砕け散った。
バルバロッサ(GM) : 「バ、バカな・・・てめえ、一体・・・何者だ・・・?」その言葉を最後にバルバロッサは倒れます
”保安官”ビリー(ザキPL) : 「ただの飲んだくれさ……。」
アラン : 「おっさん、いい腕してるじゃねーか」
アラン : 「これなら街も安心だな」
ナナ : 「...お見事です」
”保安官”ビリー(ザキPL) : 「悪党には勿体ない年代物のバーボンだ。好きなだけ味わいな………。」といって、銃口に残った煙を吹いた。
ティフィ : >倒れたバルバロッサに向かって
ティフィ : 「試合に負けて、勝負にも負けた。これが君の末路か。いったい何がしたかったんだろうね。そうだね。まずはこれをとって世界をよく見るんだ。たとえもう見れなくともさ。最後に映るのは青空が一番だよ」
ティフィ : サングラスを目から外します。
GM : そこには、信じられないものを見たような、驚愕に目を見開いたまま事切れた顔があります
ティフィ : ではその目をそっと手で閉じます。
ティフィ : 「でもさ、来世への土産話ができてよかったね。英雄がもう一度立ち上がる姿が見れたんだから。それだけで満足だろう」
ジェミー(GM) : 「あなたは、そんな悪党であっても慈しんでくれるんだな・・・」>ティフィ
ティフィ : 「死んだらもう悪党でも関係ないよ。それは祈りを捧げるべき一人の人間だ」
ザキ : 「見事だ。アル中の腕とは思えなかったぜ。」
アラン : 「おっさん、ジェミーも鍛えてやれよ。おっさんのあとを継ぐはずだぜ」
ザキ : 「これでこの街にも平和が戻ってくるだろ。家族、戻ってくるといいな。」と、保安官に声をかける……って、肩撃たれてるんだった。
ティフィ : 「そうだね。それを願おう」>ザキ
ジェミー(GM) : 「そうだった! ビリーさん大丈夫か!?」
ナナ : 「感動の話もいいですが先に治療ですよ」
アラン : 「そうだぞ、ちゃんと働けよ、おっさん」<進撃のおまいう
”保安官”ビリー(ザキPL) : 「ぐ………。」 といって蹲る。
アラン : ナナ、ヒーリングバレット打ち込んじゃえ
ジェミー(GM) : 「すまないが、頼めるだろうか」>ヒーリングバレット
”保安官”ビリー(ザキPL) : 「なぁに。老いぼれが死に損なっただけのことよ……。」といって強がる
アラン : 「なら、死に損なったな、おっさん」
ナナ : 「おとなしく治療を受けてくださいね」銃を構えて撃ちます
ティフィ : 「ああっ!そういえば肩を撃たれてたって、ええ!? ナナちゃん何を!?」
”保安官”ビリー(ザキPL) : 絵的にひやっとするね!w
アラン : する。だがそれがナナっぽくていい
GM : では、ヒーリングバレットで出血は止まりました
ナナ : 「...応急処置ですので後で神官の方に見てもらってくださいね」
ティフィ : 「治療かぁ、良かった……じゃあ、アランも”ついで”に撃たれてきなよ。きみも怪我……してるよね?ふふっ」微笑み
アラン : 「撃たれてなどいない。ハゲてなどいない」
ジェミー(GM) : 「ありがとう。何もかもあなた達のおかげだ。心から感謝する」
アラン : 「ジェミー、お前たちが立ち上がった結果だぜ」
”保安官”ビリー(ザキPL) : 「君たちが来てくれなかったら、この街の人々の心が休まる日は来なかっただろう」
アラン : 「俺たちはちょっと小物をつついただけだ」
ジェミー(GM) : 「これは約束の報酬だ、受け取ってほしい」そう言って、彼女は銀貨の入った袋を渡します。しかし、あなた達はもらった銀貨が約束より300Gほど多いことに気が付きます。
アラン : (しばらく働かなくていい^^)
”保安官”ビリー(ザキPL) : 「俺からも礼を言わせて欲しい。ありがとう、冒険者達――そして、気高き放浪者よ。」
アラン : 「おっさん、さっきも言ったが、俺たちは大したことはしていない」
ティフィ : 「そう、さっきも言ったように、僕たちは何もしていない。街のみんなたち自身が、自分で街を救ったんだ。それを促したのは、ビリーさん。あなただ。差し出した手の先は、必ず大勢の手に繋がっているものなんだよ。その繋がりはきっと君の人生の証明だ。ボク達もあくまでその一部だったってこと。」
ティフィ : 「でも、まあ……お礼は言われて、悪い気はしないかな。こっちこそありがとう。おじさんも格好良かったよ。僕ほどではないけどねっ! ははっ」
ティフィ : ジェミーさんのお金の増量には、そっと微笑んでおく。こういうのは黙って受け取るものみたいな
ナナ : 「私たちは依頼を完遂したまでですからね」
”保安官”ビリー(ザキPL) : 「ふっ……。」
”保安官”ビリー(ザキPL) : 「ハハハ!………素敵な生き方だ。」といって、ナナちゃんの頭をぽんっとする
”保安官”ビリー(ザキPL) : フレーバーですけど、ガンベルト渡しておきましょう、ナナちゃんに。
ナナ : 「なんか行く先々で頭なでられている気がします...」
ナナ : 「これは? ガンベルトですか?」
ジェミー(GM) : 「本当にありがとう。・・・あなた達に出会えてよかった」ジェミーは右手を差し出し、あなた達と順番に強く握手を交わします。まずティフィ
ジェミー(GM) : 「ティフィ殿、あなたとは一度ゆっくり語り明かしたかったな。この街の酒が恋しくなったら是非また来てほしい」
ティフィ : 「もちろん、今度ディナーでもどう? 言質はとったからねっ! ジェミーちゃん、嫌とは言わせないよ?」
ティフィ : 「ふふっ、何か勘違いしているみたいだけど、僕は流れの放浪者。いつどこにいるのかも自由なんだ。まだまだこの街の可愛い女の子とは話せていないからね。滞在するつもりはたくさんあるよ? これからよろしくっ!」
ティフィ : 握手を交わします
ザキ : ザキは一歩離れたところでみてる。もともと一匹狼気質というか、教室でワイワイしてる学生たちに混ざるの苦手で遠巻きにしてアクビしてるタイプなので。
ジェミー(GM) : 「そうなのか!それはありがたいな。あなたほどの猛者がいれば安心だ!」握手を交わし、次にアランの方を向きます
ジェミー(GM) : 「アラン殿、あなたは実に優秀な戦士だな。あなたほどの使い手を、私は他に知らないよ」
アラン : 「ほんとにオレは何もしてないぜ。」
アラン : 「周りが良く動くんでな」
アラン : 「まあ、次にこの街に来たときには、きっと活気があふれてるんだろうな」
アラン : 「期待してるぜ、ジェミー」
アラン : 「それから・・・養ってくれてもいいんだぜ」照れ隠し
ザキ : 「おい。」つっこんでおこう。
ジェミー(GM) : 「あなたはもっと本来のマジメなところを出せば、女性からのウケもよくなると思うのだがな」と苦笑しつつ握手を交わします。次はナナ
ジェミー(GM) : 「ナナ殿、正直、最初はあなたのことを侮っていたよ、申し訳なかった。あなたの素晴らしい銃の腕前は忘れられない」
ナナ : 「私もまだまだですよ。ビリーさんのほうが腕前は上だと思いますし。ですが、賞賛は素直にうけとっておきます」
ナナ : 「ジェミーさんもこれから大変だと思いますが頑張ってくださいね」
ジェミー(GM): 「ありがとう。・・・それと、ビリーさんのガンベルト、どうか大事にしてほしい」そう言って握手を交わします。最後にザキ
ジェミー(GM) : ザキはちょっと離れてると言っていたので、近寄ります
ジェミー(GM) : 「ザキ殿、ここだけの話だが、エリスはあなたのことを随分気にいったようだ。よかったらまた顔を見せに来てくれないだろうか」
ザキ : ぎょっとした顔をする。(こっち来ると思っていなくて)
ザキ : 「あ。ああ。エリス?……ああ、酒場の……。」
[舞台裏] アラン : ティフィ、振られたみたいだぞ
[舞台裏] GM : こういうのはね、やっぱり興味ないキャラにこそ相応しいと。。
[舞台裏] ティフィ : くっ! その子、ティフィよりもすごいの知らないのか……!
[舞台裏] アラン : いい展開だよ
[舞台裏] ティフィ : 出会ったばかりの女の子に、プロポーズした過去があるんですが>ザキくん
[舞台裏] アラン : そういやそうだ、プロポーズのザキって二つ名もあったわ
[舞台裏] ナナ : 二つ名増えちゃうな。ギルドに申請しておくか
[舞台裏] アラン : いっそ合わせて「ビリビリプロポーズ」のザキ、だな
[舞台裏] ティフィ : あれがあの、「ビリビリプロポーズ」のザキ……!?
[舞台裏] ザキ : なんか二つ名独り歩きしすぎてるよ!w
ザキ : 「随分と変わり者なんだな。俺と関わったって楽しくないと思うが………そうだな、また顔を出すよ。」
ザキ : 「次に来るときには、この街の雰囲気も変わっているんだろうな。…………楽しみにしてると、伝えてくれ。」
ザキ : 「それから………ここからがたいへんだろうが、復興、がんばれよ。」といって、ジェミーと握手をするが……握力はほとんどない。
ジェミー(GM) : 「わかった。必ず伝えよう。・・・あなたから直接伝えてくれてもいいんだがな」と笑いながら握手を交わします。ザキの握力がないことに気付くと、両手で包み込むようにしっかりと。
ザキ : 恥ずかしくて言えへん<あなたから伝えろ
ナナ : 私が伝えておきましょう!(無敵
ザキ : ナナちゃあん!?
GM:(このコンビおもろいなぁ)
GM : それでは、皆さんがこれからどうするのかを聞いて、セッションを締めたいと思います。
アラン : 「さて、ここでもオレを養ってくれる人は見つからなかったな。次の街に行ってみるか」
アラン : また旅に出ます
ティフィ : 多分、ナナちゃんをランチに誘ってから、酒場に戻って、マスターとお話しします。
ティフィ : 戦いの前に、終わったら宴をするという約束をしてましたからねっ! お酒を飲みに行くでしょう。
アラン : アランはきっと褒められる場面は苦手だから、ホントに宴前にそっと街を出ると思う
GM : ナナとザキはどうしますか?
ザキ : ハーヴェスの冒険者だからハーヴェスには戻るけど……その前にこの地方をひとめぐりしていくかな。復興手伝っていってもいいんだけど………去る方が粋かしら。どうかしら。
ナナ : ザキとナナって依頼の途中だよね
ザキ : あ、そうかも。
ジェミー(GM) : 「そういうことであれば、無理は言えないな。でも、是非また来てほしい」
ザキ : パーティメンバーが、街をでて逆方向に去っていくのも美しいかなw
ザキ : あ、打ち上げはもちろんしたとして。
ナナ : 流石に出ないわけにもいかないからね
GM : ティフィも宴が終わったら旅立つのかな?
ティフィ : 「よーしっ、旅の出会いは一遊一揆。その日その日を楽しまないとねっ! 飲むぞー!」
ティフィ : そうですねー、多分この街の女の子と遊び終わったら、次の恋を探して旅立っていきます。
ザキ : 「ほどほどにしておけよ……。」恋を求めていたw
アラン : その頃アランは街の喧騒をバックに夕日に向かって前を向いて歩いていた
アラン : 「ヒモになりてぇ」とつぶやきながら・・・
ザキ : いや台詞で台無しーーーーー!!!!
GM : では、街を去る者、依頼に戻る者、恋を探す者とさまざまですが、それぞれの道を進むため冒険者たちは荒野へと歩き出すのでした・・・・
GM : ということで、これにてセッション終了となります。お疲れ様でした!
アラン : おつかれさまでしたー!
ザキ : おつかれさまでした!
ナナ : おつかれさまでした
ティフィ : おつかれさまでした!
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