応援コメント

第13話 傷跡」への応援コメント

  • 着ている衣服問題、自意識と言うか他意と言うか
    興味関心が引き起こした錯覚のように捉えました。
    真依ちゃんは真くんが気になって仕方がない。

    図書館での道中で流れが変われば
    と、切に願います。
    解り合える部分が出来て欲しいと。

    少し未来の話。一度、福岡に戻った真くんと再会を果たす逸話を
    読んだ記憶があるので
    この二人のコミュニケーションには、確たる安心感を覚えています。

    真、真依というファーストネームに運命めいた偶然を感じていました。
    同じ一文字を共有するってロマンチックですよね。

    高原=たかはると読むのですね。勉強になります。

    赤い涙はさようなら……
    真くんの左手首のことを指しているのかな?
    作品の世界観に、どんどん惹き込まれます。

    作者からの返信

    高原町は天孫降臨の地であり、神話のふるさとでもあります。
    高原町一帯の奥霧島は豊かな森林に囲まれ、夜になると天の川も見える秘境です。
    神武天皇や瓊瓊杵尊の伝説のほかに、女装したヤマトタケルがクマソタケルと闘った洞穴も近隣にはあります。
    ここで語り継がれてきた神話が過去の大戦で悪用され、今でも大きな傷跡を残している。
    美しい自然に残酷な歴史。
    傷を負った少年と世界に違和感を抱える少女。
    長閑な高原町の田園風景を見るとこの二人が浮かぶんです。