第23話 (最終話) 罪を償うとは。。。

あれからどの位経っただろう。。。


お不動様一族は、追放される事が決まり、また、どうしようもない連中は、ジャン達の手により、無に返された。



そして、お不動様である、不動明王だけが残った。。。


そして、侍の者達。。



創造神達は、勿論だが、中筒率いる光のチーム、ヴィシュヌグループ、ゼウスグループをも交えて話される。。


如何にするのか。。。



須佐之男命「よく、聞かれるのは、情けをかけ、生き残すと、まぁ、侍の時代では、逆襲にあい、滅ぼされるとか。。」


確かに、ちまたでは、聞いてきた話。


だが、この不動明王を消しされば、残された者達は、正しく育つのか?


恨みだけを残すだけには、ならないか。。。


シヴァ「ゼウス達はどう考えるか?」


ゼウス「我々は、宇宙からの侵略者を取り締まる者。その立場から、言わせて貰うならば、罪は罪。。

この地球からは、出ていくべきではないか。情けは、かけぬ。

と言いたいが。。。

ここは、日本である。やはり、日本の神に託したい。」


中筒は、答えが出ないでいるようだった。。。「情けは為にならぬ。」


答えは、出ないまま、次回へと持ち越される事に。



りおは、後にお不動様の事を聞かされる。


そして、ミナカヌシより、りおにいよいよ、迎えが来ることを告げられた。


しかし、全く、りおには伝わらない。


りお「どうぜ、言われるだけだもん。 その時が本当に来たら信じるよ。

それまでは、生きるのを頑張るしかないもん。


こっちには、お兄ちゃんだっているし。能力があるおかげで、皆と、こうやって触れ合える。

それは、私には本当に有り難い事で、何とか、生きれる力になるよ。

能力もなくて、何にもわからないまま、今の状態できたら、きっと、もう、闇の連中に引きずり込まれて、とっくに、この世にはいなかったかもしれない。


それに。お不動様には、確かに沢山大変な目に合わされたけど、間違ったかもしれないけど。


私は酷い霊障害で、10年以上苦しんだ。そこから、救い上げて、少しずつ身体と、精神を取り戻させてくれた事に感謝するよ。


これはね、思考の表にいる私だけではなく、内側にいた、潜在意識のアレンからの言葉でもあるんだよ。」



中筒「・・・」


中筒は、無言でただ、涙が出ていた。。


神々は、いつだって、自分の気持ちと葛藤している。


何が正しき事なのか。。


如何にする事が相手にとって、良き事なのか。


日々葛藤しているのだ。


時に、見放し、突き放すこともするだろう。


ゆう、彼もまた一人の人ではありながら、こちらへ帰れば、神々を教育し、導く、神の一人である。


転生しながら、この世の仕組み、道理などを学び、我々に「人を導くとは。」


これに関して、ゆうは、教えてくれている。


我々は、神々であるが、人々を導きながら、また、人々から教えられる。


罪を償うとは・・・


賛否両論あるだろう。


ころから、沢山話し合われ、どう言うことで罪を償うのかを考えていくだろう。。。


それまでは、俺、ジャンが彼らを預かる事にする。。。








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彼氏は悪の手先?! 中筒ユリナ @ariosu-siva

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