第13話 ロビンの救出

その時はいきなり来た。


権現達がりおを目がけ襲ってきたからだ。


それ以前にりおは不思議でならなかった。よその家系のご先祖様は気配もあり、わかるのに、なぜ自分の生まれた家系は気配が全くないのだろうかと。


また、こんなに悪霊、因縁が沢山、しかも元神仏とは、、、いったいこの家系は遥か昔何をしていたのだろう。


そんな事を、多々考え、探るりお。


奥深く探るとそこには、黒い衣装に身を包んだ者達が、座敷に大勢正座しながら、なにやらしているのが見えた。


これは?なに?


りおからは、お坊さんみたいな衣装にも見え、まるで拝み屋の集団にも見えた。


そんな姿を見ていると、権現からの攻撃を、受ける事に。


りおは金神様を。ロビンを呼んだ。


ロビンは抵抗する。


「帰らぬ。」


アリオス「迎えに来た。帰ろう。」


ロビンはジャンからの「アリオスが迎えに来たら戻るように。」

この指示を未だ躊躇していたのだ。


本当に戻って大丈夫なのか?と。


それでもアリオス達の説得に耳を貸し、戻ることを決めた。


それに焦りをあらわにする権現。


権現「ロビン!貴様!裏切るつもりか?!」


ロビン「わしは裏切るのではない。

お前は、哀れな男だ。。。」


やや寂しい表情を残し、ロビンは俺達の元に帰ってきた。


権現達は、一旦引っこむとし、消えた。



ロビンは仏様の元で綺麗にしてもらい、見えなかった目も見える様なった。


そして、中筒達の元へ姿を現す。



中筒「よく、戻られた。ご無事で、本当によかった。。。」


ロビン「この度は、真に。。。」

といいかけると須佐之男命が割ってはいる。


須佐之男命「堅苦しい話はさ、いいんだよ。 よかった。ほんとに。


ところで、金神様はロビンって言うんだな。俺達もロビンと呼んでいいか?」


ロビンは笑みを浮かべ「勿論だ。」と応えた。



それから、皆と離れ、ロビンは父である天地金神の元へと来ていた。


ロビン「只今戻りました。父上。。」


父「ご苦労だった。」


ロビンの父は、ロビンの不穏な表情を見逃さない。


この父と息子。。。


なぜ父が息子を生み出したのか。

また天界の神々との関係とは。。。

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