応援コメント

No3ー後ろ姿ー」への応援コメント

  • この度は企画にご参加いただきありがとうございます。


    早速ではございますが、私が抱いた感想をレビューさせていただきます。



    まず作品のストーリーの根幹は、とても調理しがいがあり、私個人としても「どんな展開が待っているのだろう」という気持ちになりました。

    しかし、まだ活かしきれてない、という印象です。

    基本ルールである「……」や「、、、」→「……」を使用する、「!?の後には全角スペースを空ける」などが抜けている点。

    一話が短く、読みやすい部分も確かにあるのですが、あくまで私は、ちょっと短すぎるのかな、と思いました。

    この一話の長さ、というのがなかなか難しく、長すぎてもダレてしまう可能性が高まり、短すぎると作品に入り込む前に終わってしまう。

    WEB小説という界隈においては、一話あたり2500文字くらいが一般的のようです、ご参考にしてみてください。



    そして何より、もったいないと思ったのが、キャラの外見に対する描写、心情の描写が薄い点。キャラの行動で、どうしてその行動をしたのか、という説得力が薄い点。

    死神と言われ、黒いマントなのかフード付きタイプか、はたまた鎌は?それ以外は?色は?質感は?顔は晒してるのか?服は?アクセサリーは?など、欲しい情報は多くあります。

    多少ぼかすというのも手法としてありますが、この作品に至っては、描写が少なすぎるかな、と思いました。


    あくまでも以下は、私個人の話になります。


    キャラを制作するにあたって、作者自身が、実はしっかりキャラを認知できてない、という場合が稀にあります。

    そんなことあるか?と思う方もいるかもしれません。
    実は私は、かつてそうでした。


    キャラにしっかり設定が練られて、芯があるほどブレを感じなくなります。

    〇〇ということがあった時、このキャラはこういう行動を取るよね、という流れで、

    〇〇ということがあった時、常識的にこうだから、こういう行動をするよね。で決めてしまうことなど。

    作者がみたストーリーの目線で、これを言われたらこう思うから、このセリフが正解、で書き起こしてしまうと、キャラがブレやすく、え?このキャラそんなこと言う?と読者が感情移入しにくくなり、キャラの人気もあまり出なくなってしまいます。

    しっかりとキャラの目線で、台詞一つ適当にせず、しっかり練ることが出来ると、より作品の質は向上すると思っています。





    ちなみに余談ではありますが、ルビのふりがな部分で漢字を使うのはお勧めしません。
    好印象(仲間意識)など





    総評といたしましては、基本ルールの確認、及び反映、作品1話辺りのボリュームアップ、キャラの性格、心理描写、外見、その場の雰囲気の描写、行動の説得力。
    それらを今一度整理し、しっかりと練られているか、練られていなければしっかりと深くまで練り上げ、キャラの質を上げる、それだけでも非常に作品のクオリティが上がると思っております。

    このストーリーは、技術の向上でとても化けると私は思っております。それくらい物語には魅力があると思います。




    最後に、これはあくまでも私個人が抱いた感想であり、決して作品の内容を否定する意味や、上から目線で講釈垂れている、などという意思はございません。


    私のアドバイスにて、少しでも力になれたなら幸いです。


    もし疑問などありましたら、いつでもコメントください。

    作者からの返信

    返信遅くなりすみません。こんなに長文で的確なコメントをいただけるなんて思ってなくて驚きました。七瀬さんのような方に読んでもらえたことがまず幸せです。
    ご指摘を受け、基本を知らずに勢いだけで書いてしまったなと改めて痛感しました。『、、、』やルビなど順次直していきます。
    もともとこの話は中学校の国語科で配られたただのキャンパスノートにひたすら書いて先生に見せていたもので、1話を1ページに収めたくて無理な展開だらけでした。カクヨムで投稿するときに直しながらやっていたのですが、文の量はあまり考えていませんでした。確かに私の話はどれも盛り上がりに欠けています。
    キャラは自分の中で馴染みすぎてしまって、説明し忘れていました。危険な感覚だったと思います。
    色々な問題が発覚し、直していきたいのですが、大量の文の追加は読者に受け入れてもらえるでしょうか?質問ぶつけてばかりですみません。
    これから面白くしていくので、よかったら続きも読んでもらいたいです。
    本当にありがとうございました。