第2話-終 悪役令嬢は来訪した魔族と対決する


 「さすがは名探偵」

 「イリーナは私の居場所を絶対に誰にも話さないし、ジョシュア殿下に至っては、ここを話すことは身の破滅に繋がりかねない。そして……。いけませんね。あなたは不用意に言ってしまいました。フォンクラム伯爵に仕えていると」

 「ああ、それが?」

 「バスカヴィル男爵でもよかったのでは?」

 「僕は犬は嫌いなんだ」

 「それはそれは。この世界には『シャーロックホームズ』という物語は存在しません。なのに、あなたはその一編である『ボヘミアの醜聞』に出てくる人物の偽名を語った」

 「そうだよ。あれは僕が好きな話しだからね」

 「こんなことを知ってるのはあの世界から転生してきた者だけ。そうすると私の前にいるのは、転生者そのものか、その関係者か、それを目の敵にして情報を集めている魔族ぐらい」

 「そうなるだろうね」

 「あなた、私を試しましたね?」

 「だから、僕が魔族だと?」

 「舞踏会の夜のように目を引くことをすれば、いずれ魔族が私のところへやってくると思ってました。こそこそ仕掛けていた陰謀を私が暴いてしまったのですから。となれば転生者より魔族が来るほうが確率が高い」

 「ふーん。ずいぶん荒っぽい推理のように思うけど、まあいいよ。名探偵には強引さが必要だ。君の言う通り、僕は魔族だ」


 それがにこやかに微笑む。このにやけ顔には覚えがあった。


 「あなた、あの舞踏会にいましたね。ミルシェ殿下のそばに」

 「よく覚えているね。そうだよ。幼い殿下のそばで、いろいろなことを。そう、いろいろと」

 「ずいぶん不快なことをされますね。大方、私の居場所もそこからでは?」

 「ああ、あの王家の一族は仲が良い。ミルシェ殿下が懇願すれば、なんでも話してしまうほどに」

 「さすがは魔族。人の弱みに付け入るのがうまいですね」

 「褒めても何も出ないさ。それが我々には当たり前なんだから。強欲な貴族の陰に。私腹を肥やしたい官僚の裏に。倫理から外れた恋人のそばに。僕らはそこにいる」

 「なら、ここへは何しに来たんですか?」


 それは目を細めながら言った。


 「考えたらどう? 探偵なのだから」

 「あなたの口から聞きたいのです」

 「スカウトだよ。か弱いくせに図々しい人類なんか早く見切りをつけたほうがいい。我々魔族に味方したほうがよくないかい?」

 「知りませんよ」

 「知ってるくせに。あの舞踏会での君の見世物。驚いたよ。君とそこにいるメイドが、我々魔族の必殺の攻撃を防ぐだなんて。せっかくあの先生に教えたのに」

 「ああ、あなたがコーデリア先生の黒幕でしたか」

 「ずいぶん冷静だね。あのときはそれほどでもなかったと思うけど?」

 「そうですか?」

 「君の力は人の身には持て余すんだ。その証拠に君はあのとき顔を真っ青にしていたね。魔力供給には相手にも君にも負担がかかる。それは血のせいだよ。あのメイドには魔族の血が流れているから君もあの程度で済んでいる。違うかい?」

 「さあ」

 「ふふ。僕は知っている。ユーリアス・アルザシェーラ。あのメイドは我が君のお気に入りのひとりで……」

 「ユーリスのことは言うな!」


 私は苦々しげに怒りを吐き出す。お前たちがユーリスを手負いの猟犬に仕立てたんじゃないか。

 魔族はにやにやと見下したように笑い出す。


 「なるほど、君の弱点はそこなんだ」

 「さて、どうでしょうね」

 「あのメイドの過去も、君の生い立ちもわかっている。僕らの仲間になれば、人へは復讐し放題だ。たとえば、そうだな……。人に紛れている魔族たちを暴走させるのはどうかな? 君に力を入れられ、命を媒介にし、爆ぜる魔族。人間は何人消え去るんだろうね。 何千人? 何万人? それとも何百万人?」


 こいつ……。人を自爆テロの電池扱いにして。


 「もう一度聞くよ、ファルラ・ファランドール。僕らの仲間にならないかい?」

 「嫌。答えは嫌。さて、お帰りくださいますか。我が人類の敵である魔族さん」

 「そう……」


 それがぞっとするすさまじい顔に変わった。残忍。それを行う歓喜がそこにあふれてる。ゆっくりと左手を頬にまで持ち上げると、指をひねるようにして音を鳴らした。


 パチン!

 「僕は否定する。ユーリス・アステリスの心臓の働きを」


 かはっという声を上げて、ユーリスが床に倒れ込んだ。首の当たりを両手で押さえながら、床をのたうち回って苦しみだす。

 瞬時につかみかかろうとした。目の前で微笑んでいる魔族へ、その首元へ。


 私の手が魔族のにやけた顔の前で止まる。


 ……なぜ?

 なぜ、こんなことを「今」する?


 魔族はその手を見つめながらにこやかに言う。


 「さあ、どうする? 我が魔族のものとなれば、君の助手は再び心臓を動かせる。君はどうしたい?」


 でも……。

 いや……。

 ユーリスの苦しむ声が部屋に響く。

 汗が噴き出す。

 体が震える。

 間違えていたら、私はユーリスを無くす。


 「ほら、考えて。早く、早く。どうした? 君は名探偵なんだろう?」


 あ……、そうか。

 ふふ、うふふ。


 私は浮かしていた腰を椅子へ再び下ろす。


 「これは虚構です、魔族さん」

 「なぜ、そう思う?」

 「ユーリスがあなたを見て反応しないのはなかなか不思議なことです」

 「僕はあまり魔族の間でも知られていないからね」

 「そうだとしても、今こんなことをしたのは想像できます」

 「どんなこと?」

 「あなたはもう、この部屋に入る前から、その固有スキルを使っている。それは何かを否定する固有スキル。なら、ユーリスが部屋にいないことを否定すれば、ユーリスを生み出させる」


 それが大笑いを始めた。顔に手をやりながら、面白くて仕方がないという声を出す。


 「あはは。なるほど、確かにこれは手に余る。我が君の言う通りだ」


 パンパンとそれが手を叩く。とたんに苦しんでたユーリスが白い粒にはじけた。それはすぐ消えてなくなった。

 私は安堵から少しだけ瞳を閉じる。そして、すぐに目を開いて魔族をにらみつけた。


 「私を仲間にする? 私の固有スキル目当て? いいえ、違います。あなたたちはそんなことしなくてもいつでも人類を抹殺できる」

 「そうだね。できなくはないよ」

 「でも、そんなことはまだしていない。何かしらの事情があって人と魔族は拮抗状態を保ち続けている。そこに私が現れた。この状態を崩してしまう恐れがある。今すぐ何とかしたいはず。それが私を魔族に引き込みたい本当の理由です」

 「本当の理由とは?」

 「私が魔族の真の敵だからですよ。人類に巣食う魔族、それが起こすさまざまな犯罪。強奪、殺人、策略。私はそれを闇から掘り出して暴くことができる。あの舞踏会と同じように」


 私は魔族をまっすぐ見据えて低く言い放つ。


 「なぜなら私は、探偵ですから」


 魔族から笑顔が消えていく。


 「確かに僕はモリアーティかもしれない。犯罪界のナポレオンさ。でもね。根が深すぎて、すべて暴くなんて不可能だよ。そんなことをしたら、人類が滅びてしまう」

 「シャーロックホームズが好きな魔族というのは、どうしてこうも忌々しいのでしょうね」

 「ふふ、君が元々いたあの世界で、僕は正典のほかにパスティーシュもいろいろ愛読していたからね」

 「……どういうことですか?」

 「昔、勇者と対峙したときに次元の狭間に追いやられてね。人の力では僕を殺すことができないから、この世界から追い出すほかなかった。たどり着いたのが君の世界というわけ」

 「まさか、高位魔族……」

 「そう。僕は魔王軍虐殺軍団魔導特務元帥ギュネス・メイ。我が君、魔王クレベル・アルザシェーラ様ただひとりに仕える、一等高位魔族だよ」


 ……まずい。相当にまずい。

 普段は魔族領の深淵の中にいるという高位魔族。しかも魔王の直属。こんな人の世界へ降りてくるはずがないのに。

 それはまるで友達へ旅した場所を楽し気に教えるように話し出した。


 「あの世界はマナが希薄で苦労したんだ。大量に人が死ぬ出来事をいくつも仕掛けて、その命を媒介に使って、やっとこの世界へ戻れた。戦争、人災、民族浄化。猜疑心を植え付けるだけで勝手に人は殺し合いを始めてくれる。でも、ちょっとむずかしいのは……」

 「あなたのような魔族は、どこまでも人の敵なのですね」

 「ホームズとモリアーティー。人と魔族はそんな関係だとは思わないかい? 憎み合い、嫌い合い、騙し合う。でも、きっとそれがお互い大好きなんだ。ライヘンバッハの滝で決着をつけても、誰かがその役を引き継いで続けてしまうぐらいに」

 「知りませんよ、そんなの」


 そう言うと私はカップに手をかけた。意外と落ち着いているなと、自分で感心していた。目の前のそれは、手を振る程度でいつでも自分を殺せるのに


 「そうかな? ハロルド殿下が死んだのは、僕にも都合がよかった。何しろ彼が次の魔族討伐遠征の要だったからね。あの哀れな男娼が手をかけなくても、2,3の計画は動いてた。君の推理ショーとかいう茶番劇には少々ぴっくりしたけども。おかげで手駒をいくつか失った。ふふ。悔しいけれどまるでゲームでもしているかのように楽しかったよ」


 魔族がそこまで動いていたのなら。

 なぜ……。私を殺そうとしなかった?


 「んー、不思議に思うのですが?」

 「何をだい?」

 「なぜ私は生きているんです? 殺したほうがあなた方の目的に叶うでしょうに」

 「それでは面白くない。そうしなかったのはね。僕が君に興味を持ったからだよ」

 「モリアーティ役を気取るにしては、ずいぶん非論理的ですね」

 「君はあの世界から転生してきた。優れた洞察力。手癖が悪いのも探偵の資質。そこで僕は疑問に思った。君はどの名探偵の生まれ変わりなんだろう、と」

 「さあ。ただのミステリオタクの成れの果てかもしれませんよ?」

 「それは違うんだ」

 「なぜです?」

 「そうであれば、固有スキルに観察力とか真実を話させるとかわかりやすいものを選ぶはず。君はあえて膨大な魔力を持つことを選んだ。もう名探偵としてのスキルは持っていて、それは自分で信頼できるほど使い慣れたものだったから」

 「良い推理です。あなたはいい探偵になれますよ」

 「あはは。それはちょっと嬉しいな」


 私は話題を変えようと必死になっていた。私が転生前、何の探偵だったか知られるのはリスクが高すぎる。きっと魔族はそこから弱点を見つけ出して、抜け目なく攻撃に使ってくるだろうから。


 「でも、僕は探偵なんかより、悪の親玉のほうがいい。だって名探偵には好敵手がいるだろう?」

 「あなたが私の好敵手? うぬぼれてますよ」

 「ふふ、ひどいな。今日の仕掛けは確かに君に見抜かれたけど。僕はたいへん親切な魔族なんだ。だから、まだまだ君には仕掛けを用意している」


 それがゆっくりとつぶやくように話す。


 「たとえば。3年前の夏。北方の流麗な街グレルサブ。ファランドール家の夏の別邸。避暑に訪れる家族。月夜の凶行。最初の13人。壊滅。5万人の命。未来永劫焼かれる街。そして生き残った者たち……」


 うっとりとした細い目で魔族が私を見つめる。まるで恋する相手を魅了するように。


 「……何が言いたいのです?」

 「名探偵さん、いわゆる『グレルサブの惨劇』のことだよ」

 「それが何か?」

 「好奇心が人を殺す。見てはいけないものはこの世界にはあるんだ。君はそれをよく知っているのだろう? とてもよく。そう。とても、とても……」

 「お前……」


 それはとても楽しそうに、ふふふーんと鼻歌を歌いながら立ち上がった。


 「ふふ、君のそういう悔しそうな、今にも僕を殺しそうな顔が見たかったんだ。そろそろ帰るよ。本当に殺されそうだから」

 「おかまいもせず」


 その一言で魔族の体の半分がはじけた。病気の獣が生きたまま腐らした臓物のようなものが瞬時に飛び出す。それが空中で向きを変えると、私にまっすぐ飛び掛かってきた。べちゃりとした衝撃。這いずり回る感覚。吐き気を催す匂い。ぐっ……。全身がぬめぬめとしたものに締め付けられる。


 「その言い方は何? 君は助かったと思ったのかい? それは間違いだよ。僕が楽しいと思う間は生かしてあげる。ただ、それだけなんだ」

 「ふふ、それはそれは……」

 「ファルラ・ファランドール。いつまでも僕を楽しませて欲しい。できるね?」

 「……ええ、努力はします」

 「ふふ、それでいい」


 私の前から臓物たちがするりと消える。

 何事もなかったように、全身が整った魔族が私にふっと微笑む。歩き出すそれを私は見つめ続ける。扉の前に立つとノブに手をかけながら、それがつぶやくように言う。


 「ああ、そうそう。気が変わったらいつでも言って欲しいな。すぐに迎えへ行くよ。それまで僕は君の敵だね、名探偵さん」


 パタン。

 扉が閉まり、それが立ち去る階段の音で、ようやく私は息をつけた。


 なんだあれは……。


 とたんに外の喧騒が聞こえてきた。もしかして時間すら否定したのか。

 なんてやつだ……。


 あれがいたソファーを使う気にはなれず、布の仕切りをぞんざいに開けてベッドに倒れこんだ。


 魔族……。

 なぜ、あの夏の日のことを、いまさら……。

 あの夜。

 あの部屋。

 私に失望した母。

 月に照らされたユーリスが、私に血まみれの手を差し出して……。


 「どうしたの?」


 ユーリスがベットに突っ伏している私を、不思議そうにのぞき込んでいた。


 「ユーリス。あなたはちゃんと本物ですか?」

 「うん? ファルラ? 頭でも打った? 大丈夫?」

 「ここに高位魔族が来たんです。あなたの幻を作って脅して、私に仲間になれって」

 「ええーっ。退魔結界は何重にもかけたのに……」

 「あとで見てみましょう。あれの力が強すぎて、焦げついているはずですよ」

 「その……。ファルラは魔族の仲間になるの?」

 「まさか」


 ユーリスの輝くおでこをぺちりと叩く。


 「そんなことしませんよ。私はただユーリスのそばにいるだけです」


 私がユーリスの腕を引っ張り、ベッドへ引きずり込む。ばふんと大きな音を立てて、ユーリスが私のすぐ横に倒れてきた。

 すぐにユーリスがあわてて起き上がろうとした。そんなことさせない。私はユーリスの上に覆いかぶさろうとする。


 「だ、だめです。ファルラ様!」

 「様? 私はもう爵位を捨てたから、そう言っちゃダメって言ったのに。約束を守れない子はお仕置きしなくちゃ……」

 「違うんですって。ああ、ちょっと、そんなとこ触っちゃだめです。だめですって!」


 誰かが私達に近づいてきた。


 「あら、あらあら」


 かはっ。

 耳慣れたイリーナの声がした。

 その人はじゃれていた私たちを見下ろしながら、くすくすと微笑んでいた。

 あわてて手を離す。ユーリスが起き上がり、すぐに私に乱された服を整えながら言う。


 「……先ほどの呼び鈴はイリーナさんだったんです」

 「ごめん、ユーリス。ほんとごめん」

 「もう」


 さも面白いものを見つけたようにイリーナが言う。


 「ふたりは本当に仲良しさんなのね。でも首元の痕はちょっと隠したほうが良いわ」


 ふたりでとっさにそこを押さえる。なぜなら身に覚えがありすぎたから。


 「ふふ、本当に面白いですわ」


 イリーナが愉快そうに笑う。

 いますぐ見たことを忘れて欲しい……。記憶消去の魔法を頭の中で探したけれど、ちょっとみつからなかった。


 魔法学園でも少しユーリスの仲を見られてしまってはいたけれど、今日はちょっとやりすぎだった。

 私はなかったことにするように、ベッドに腰かけたままイリーナに話しかけた。


 「それで、イリーナは何の用事です? 遊びに来たというわけでもないのでしょう?」

 「不思議な事件が起きました」

 「というのは?」

 「魔法学園にいた友達なのですが、ある貴族の屋敷に招かれたところ、髪を切ったら雇うと言われたそうなのです」

 「なるほど。詳しく聞かせてもらってもよいですか?」


 私達は話し合う。何かをつむぐように、それはやがて3人でそうしていった。

 そばにいたユーリスが私の肩に手をかける。私はもう気にすることもなく、彼女の手をそっと握ってあげた。


 ――きっとイリーナ様はあなたを最後までたいせつにする。私にはそれができないんだ。だから、気にしなくていいって……。


 ふとユーリスの言葉を思い出す。

 ユーリスは嫉妬しない。それが、やがて消える自分と愛する人たちへの最善だから。


 ……時間がない。


 私とユーリスが一緒に過ごせる以外に、重要なものは何ひとつない。

 魔族やら王家やら人類の危機やら、そんなものは本当にまったくどうでもいいのに……。




■王都アヴローラ ベーカリー街「焼きたてパンの店 221 B.コルネイユ」 2階にあるファルラの部屋 ケルム大月(9月)21日 15:00



 そして。

 ようやくそれが来た。

 「英雄通りの惨劇」「白いカラス事件」など、いくつか事件を解決して、依頼人のふいの訪問にも慣れてきた頃だった。

 せわしない足音を階段に響かせて、それが来た。


 「どうぞ」


 私が声をかけると、扉がゆっくり開かれた。そこには暗い色をしたフードを目深にかぶった男がいた。彼は部屋を見渡すと、おずおずと入ってきた。


 「待ってましたよ。ジョシュア殿下」

 「……意味がないな。こんな簡単に見破られてしまっては」


 フードを降ろすと少し癖っ毛の金髪が現れた。彼は苦笑いを通り越して、懐かしそうに笑った。




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次話は2022年9月26日19:00に公開!

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