第5話雨

アタシたちの顔が元に戻ると、目の前に派手な格好のカップルがいた。


「何だお前ら?」

「「「気にしないで下さい。ただの通りすがりのJCです!」」」

「あっち行け。しょんべんくせぇーガキが……」


『……』


「ねぇ? レッド?」

「何? イエロー?」

「あの二人結ばれると思う?」

「さぁー……。ただ上手くいっても結果は同じなんだけどね? そうだよね? ブルー?」


『……』


「あ、雨だ……。また雨か……」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

すりーぴーす。 獅子雄誠 @sisiomakoto

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ