第20話 初めて
「・・・・・・ん」
あれ?俺寝てた?というか今何時だ?
ふと時計に目をやると時刻は午後6時。朝?ご飯を食べ終わり眠ってしまったのが大体11時だったから7時間くらい眠っていたんだな
しかし先ほどから左腕が寒い。いや正確に云うと寒くはないのだが何か温かい物が無くなった喪失感というか、端的に云うとなんだか寂しい。
「ん~フォルテどこにいったんだ?」
俺は寝起きのボケた重い頭を持ち上げた。
「6時だから晩御飯の準備をしなくちゃなあ、ん?」
「シャーー」
シャー?・・・・は!?
もしかしてフォルテ、今シャワー中か!?
まずいまずいそんな家で2人きりでシャワーとか、俺の愚息が
SAS⚫KEのそり立つ壁位になりそうになる!落ち着け俺。そう、こういう時は田舎のばあちゃんの顔を思い浮かべよう――――
あの後何とか心を浄化することに成功し、今ちょうど晩御飯を作り終えたところだ。と、そこで
フォルテがシャワーから帰ってきた
「おーおかえり」
「う、うん///」
なんだかフォルテの顔が少し赤みがかっているような・・・・?いや風呂上がりだから当然か
「まあご飯食べようぜ今日はハンバーグだ――――」
「あのね!聞いてほしいコトがあるのっ」
「?」
「そ、その、は、はじ、ははじ!
はじじ!」
「?大丈夫?熱でもある?」
「いや、な、なんでもないよごめんね///」
何かフォルテが話したいコトがあったっぽいが、フォルテがなんでもないというなら、押し聞く必要もない。
「じゃあご飯食べよっか」
「うんありがとう」
フォルテside
きゃ~!なんで言えなかったのお~私~!ヤバい。ご飯前に言えなかったならゆーくんが帰る前のギリギリの時間にお泊まりしたら?なんて誘ってそれがOK貰えたら、チャンスがやってくる。
「ボソっ今日私はゆーくんに初めてを貰って貰いたいな」
「?、なんか言ったか?」
「んーん、なんでも無いよ」
フォルテの葛藤が始まった。
ー連絡ー
すみません最近模試の勉強で、投稿出来てません。さらには合唱コンクールなんてものがあるので、これまた投稿が、、、精一杯頑張りますので応援よろしくお願いします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます