第12話 ブラコン

あの後部屋の隅々まで掃除してくれたため、今やホコリ1つない綺麗な部屋へと変貌していた。

「・・・・・なあ、何でここまでやってくれるんだ?」

俺が問うと夏姫はみょうにツヤツヤした顔で

「なんでって、お兄ちゃんが大好きだからだよ♪」

「・・・・・」

うんまあね?家族愛とか兄妹愛とかそういうのだからね?

頭の中で都合のいい解釈をしていると夏姫が、

「あっちなみに家族愛とかそういうのじゃないから安心してね♪」

「・・・・・・・」

なんの安心してね♪なのか分からないがまあ聞かなかった事にしよう。これの意味を聞いたらなんかこえてはいけない一線な気がする

まあそんなことは置いといて、

「なあ夏姫。こんなに俺尽くして貰っているのに夏姫になにもしてあげられていないよな、何か欲しいものとかあるか?いつもやって貰って悪いからさ。」

「う~ん特には・・・あ!あるよ欲しいもの!」

「おお!なんだ!」

「お兄ちゃんの愛!」

「却下」

「なんで!?」

夏姫からのせっかくの要望を却下してしまったが、まあいいか

う~ん愛?夏姫が欲しいのは俺の愛・・・・愛とは一緒に育むもの・・・・

一緒に・・・・・一緒?一日中?

「あ・・・・」

俺はあることを思いつき夏姫に提案すると快くOKしてくれた。

この方法なら俺と夏姫が気持ちよく互いの要求を満たせる。

ふふふ週末が楽しみだ。



ー連絡ー

やったあああああああああああ!

テスト終わったああああああ!

色んな意味で!

すみません2週間お待たせしましたテストが終わったので今日からちゃんと毎日投稿再開します!

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