第4話 大学にて

俺の通う神代大学には部活もあるがそれ以上に大学ならではの活動があるそれはサークルである。

そして俺と彼女のフォルテが今いる所はというと――――――

「かんぱーい!」

「「「かんぱーい!」」」

そう新歓である!

「飲むぞ飲むぞー」

「おつまみまだー?」

「あ!それ私のだから!」

などと誰が喋っいて誰が喋っていないのか分からないほど大盛り上がりを見せている中、一際注目を集めていたのは―――――――

「ゆーくん!!来てくれて嬉しいよ!これからは大学を一緒に通えるしサークルも一緒なんて!最高だよ~!ぎゅーしたいなあ!」

なんて言いながらすかさず俺を抱きしめてきたフォルテ

「・・・・・・」

したいなあ!じゃないんだよ!

もうしてるんだよ!良いけどね!

しかしこのまま注目を浴びつづけるのは恥ずかしいので止めねば

「フォルテ?目立っているよ!そして色々当たっているよ!?一旦落ち着こう!」

「えへへ~ごめんねあとちょっとだけだから」

うおおおお!?もう顔面がフォルテのたくましい双丘に埋まっている!

やばい今の状況を一言で言い表すとすれば天国。一生こうしていたいがそうする訳にもいかず思考を整え無理矢理フォルテを引き剥がす。

「フォルテもう落ち着けって」

「ああんもう❤」

おい色っぽい声をだすな我が愚息が起きるから・・・・

そんな終始騒がしかった新歓もお開きとなり皆各々自宅に帰って行くなか俺はフォルテの家にいる。

え?なんで?

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