第2話 現在の俺

「っっつ!はあっはあ」

久しぶりに見たな2年前の夢なんて、ふと枕元にある時計を見ると午前6時半大学の講義は今日1限からあるため起きてもいい時間帯だった。ちょうど高2のトラウマの夢のせいでシャツが汗でぐっしょりと濡れていたのでベッドから立ち上がる歯を磨いて服を着替え朝食を取る。朝のニュースでめ〇ましジャンケンを済ました所で時刻は午前8時ここから大学まで30分はかかるのでちょうど良い時間だカバンを持ち玄関を開けると――――――

「おはよう!ゆーくん!」

「おはようフォルテ朝から元気だね」 「うん!もちろん!ゆーくんの愛しい彼女だよ❤」 「はは、本当にそうだね」 元気な俺の彼女がいた。高2から付き合っている関係だけど実は小学校の頃にも面識がある俺の初恋の女の子だ。

フォルテ・ナルシア・七条 名前の通り日本とロシアのハーフであり

そこら辺の女優やモデル顔負けのの容姿を有している。それと・・・・

高2の時俺に告白してきた人の姉でもある。しかし大学生になって独り暮らしを初めてからは妹とは中々会う機会がないらしい。

「一緒に大学行こうか」

「うん!ゆーくん大好き!」

この時の俺はこの幸せが順風満帆に続くと思っていた。電柱の陰から血走った眼でこちらを見ている者の存在に気づかずに―――――

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