第1話 過去の俺

生徒会選挙当選が確実になった日の夕方、俺は屋上に呼び出されていた。「高松雄大くん選挙に当選したら告白すると決めていました。一生好きでいますどうか私と付き合ってください。」今しがた俺・・・高松雄大に盛大な告白をしたのは俺と生徒会選挙にペアで出馬した相方。名前をコハク・ナルシア・七条。名前の通り彼女は日本とロシア人のハーフで透き通るような肌に整った目鼻立ち、出るとこはでて余計な部分は引っ込んでいる。その上成績優秀の学年1位という神様って不公平だなとか思ってしまうほどハイスペックなのだか肝心の性格はというと・・・「ねぇねぇコハクさん一緒にカラオケ行かな~い?」「断るわ興味ないもの」「そんなこと言わずにさ俺達とカラオケいけば絶対楽しいよ!ね?行こうよ~」「私はカラオケに興味がないのではなくてあなた達に興味が無いの金輪際話しかけてこないで」「・・・・」なんていう絶対零度の性格をしているため周りからは女王様なんて陰で呼ばれている。そんな他人に興味がない彼女からの告白を俺は――――「ごめんコハクとは付き合えない」

「・・・なんでよ」その言葉には怒気が含まれてそうだった。正直に言わないとただじゃ済まなそうだったので俺は正直に言った「俺実は付き合っている人がいるんだ。だから・・ごめんコハク」「・・・・・」彼女は何も言わず屋上から去って行った。



-連絡-

一日1~2話づつ投稿します!ちょっとづつヤンデレの片鱗を見せるのでお楽しみに!

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