第2話
沖縄はいつも暖かいので、家にいる時は、裸になって、えっちな格好をしている。
そして、それを自分で見ている。
ボクは、えっちな格好をして、自分で見るの、めっちゃ好き。
下着も、最初は、ボクのやつをちっちゃく可愛く作り変えていた。だけど、だんだん、女子のえっちで可愛い下着を欲しくなってきた。
それで、女子の下着を集めて、それを着るようになった。
中2くらいは、やはり思春期の始まりなのだろうか?
ボクも中2になったら、中1と比べても、めっちゃえっちになった。
沖縄っていう、めっちゃ解放感ある、良き場所だったこともあるかもしれない。
それから、中3で、大阪の中学に転校するんだけど、大阪の中学生になっても、沖縄の時と同様で、いつもえっちな女の子のこと考えながら、中学生活を送っている。
中3になったら、美術をめっちゃ好きになってきた。
部屋にいても、絵をめっちゃ描きたくなってくる。
えっちな女の子の絵を。
勉強しながら、ノートに、えっちな女の子の絵をついつい描いてしまう。
大阪の家の部屋では、霊の存在を感じてる。
霊は毎晩、寝てるとボクを優しく包み込んで愛撫してキスしている。
だんだんと、なんとなく、芸術家の女の子の霊のような気してきた。
いつも
「芸術に対して、もっともっと高い意識を持ちなさいねっ」
ってボクに芸術論を説いてくれてるみたいなのだ。
だから、ボクも、部屋にいると、常に芸術に意識を高く持つようになった。
家は、めっちゃ京都寄りの大阪なので、芸術家の女の子の霊の存在を感じても、不思議でないような土地柄だ。
大阪でも、ボクは女子みたいなので、妹は
「お姉ちゃんの、あやめっち」
って言って、ボクのことを友達に紹介している。
府立高校に進学して高校生になった。
高校の近くに伊勢寺ある。
百人一首などで知られる伊勢さんのお寺だ。
もしかして、ボクは、伊勢さんに導かれて、今のこの高校に進学したのかな~って思っている。
ボクの部屋の霊も、伊勢さんだったりして...
高校生になったら、まわりのみんな、はっきりとボクを女子のように考えてくれる。
先生方も、ボクは、女子の更衣室と洗面所を使用するように設定してくれた。
友達みんなも、ボクのことを女子として見てくれている。
だからボクは、今のこの高校に進学出来て良かったんだなと思う。
やはり伊勢さんのお導きなのかなと...
お姉ちゃんの、あやめっち ヤッキムン @yakkimn
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