6話まで

 プライベートで忙しくて先週は見ずに今週一気に観ました。

 うーん。。。

 つまるところ、それほど待ち遠しいってほどのめり込んでいないってのが本当のところです。

 正直、続きを見たい気持ちよりも、また映画を見直したい気持ちになってきます。

 映画を思い出させせるシーンが多くて懐かしくなるんですよね。

 そして、今回も、ああ、映画のあのシーンのオマージュだな、と思われる場面がてんこ盛りで、それで満足させられているというパターン。

 若干、物語は動いてはいるものの、ここまで時間を使っておきながら、この単調さ、この奥行きのなさ、この展開の遅さは何? って、ちょっとイライラさせられています。


 ここにきて、気がついたのですが……このドラマの欠点は、展開の遅さもあるんですけれど、効果的な伏線が全くないってことだと思います。

 展開は遅いのに、物事は常に唐突に起きる。あれ? なんでこうなるの? って説明不足のところが多すぎるんですよね。

 戦闘シーンがヘボすぎて、緊迫感がない。で、負けたと思ったら勝って、勝ったと思ったら負けて、また勝ったと思ったら、やっぱり敗走。。。なんじゃ?これ?

 ヌーメノールの軍が援軍に駆けつけるのだろうことは想像が付きましたが、あまりにも都合が良すぎやしませんか? 別の島から来るんですよ? しかも、ガラ様だって漂流してヌーメノールについた状態で、南方国の危機とかわからないでしょ?

 例えば、船で河を遡っているシーンに、助けを求める人とか伝書鳩とかで、情報が伝わっているとしたら、騎馬で猛ダッシュで走ってくるのも納得できるんですが。

 映画では、あの短い時間で、燎リレーとか、子供が馬に乗って村の危機を伝えたとか、そういう演出がありましたよね?

 あの変な武器のようなもの、あれが結局滅びの山を爆発させるための鍵みたいなものだったのか? が、それがまるでテオの闇落ちを示唆するような演出でここまできて、それかよ? とってつけのような感じです。

 もう少し、あの武器のようなものを巡っての争奪戦があっても良かったのでは? と思います。

 なんだかそう言う演出が下手くそすぎるんですよね。

 そして、袋をぶら下げているだけで、王と簡単に認められてしまうハルブランド。もしもし?

 事前にもっとハルブランドの過去を明かしておくとか、村人たちが自分達の王の帰還を心待ちにしている描写があるとか、そういうエピソードに時間を割いてくれていれば、ああ良かった、となって、感動的なシーンになるだろうに、と思ってしまいます。

 こういうことで、キャラにも思い入れができないでいるんですよね。


 うーん。。。

 これは脚本を書いている人が変わらない限り、面白くなりそうな気配はないな。


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