納得できない最終回

納得できない最終回

読者【あんな最終回、間違ってます。書き直してください。】

作者【えー、なんで？】

読者【だって、一生懸命努力して強くなった主人公が、魔王に一撃で殺されて終わるなんてどう考えてもおかしいですよ。】

作者【そうかな？人生って、大体そんなもんじゃない？】

読者【創作物に現実の感覚を持ち込まないでください。主人公は絶対に幸せでなるべきなんです。あんな最終回、私、納得できません。だから、書き直してください。】

作者【僕、一度書いた小説はもう読み返したくないんだよね。】

読者【どうしてですか？】

作者【なんか恥ずかしいじゃん。その小説も5年前に書いたものだから、拙くて読んでられないんだよ。だからさ、最終回に文句があるなら君が書いてくれない？】

読者【はぁ？それはあなたの小説でしょ、なんで私がそんなこと……。】

作者【書けないなら、文句は言わないで欲しいんだ。これは、僕の個人的な意見なんだけど、小説を一つも投稿しないくせに、批評家じみたレビューだけする奴とか本当に死んで欲しい。で、ちょっと話は逸れちゃったけど、もし小説が書けたら、僕のTwitterのDMにでも送ってね。別エンディングとして、君の名前を添えて、投稿してあげるからさ。それじゃ、連絡待ってま〜す。】