第23話 幽霊の暴走と偽物の可能性

そうか.........俺が狙われてる理由.........それはあの時............用事があるからと言って.........莉奈のことを見捨ててしまったから.........だから俺を呪い殺そうと............してるんだ............


そう··········莉奈は··········俺の事を恨んでいるんだ。


『もしもし?悠斗?来てくれる?』


俺は涙を流していたのだ。


辰馬「悠斗くん!大丈夫かい!?」

蓮「おい!悠斗!!」

玲「··········悠斗··········どうしよう全然反応ないよ··········」


その時俺が反応がなかったのは別に取り憑かれていたり呪われてからみたいなのではなかったのだ。ただ俺にはみんなの声が何一つ聞こえていなかったのだった。その理由はただ1つ···············懐かしいを聞いた事が理由だったからだ。


悠斗「わ、わかっ···············」


俺がそこまで言いかけた時だった。

孔明さんが俺の事を叫びかけたのだった。


孔明「ダメだ!!辞めるんだ悠斗くん!!」

悠斗「え·····あ」


そして俺はその叫び声に我に返ったのだった。


孔明「もう大丈夫なのかい?」

悠斗「え、あ!もう大丈夫ですよ!!」

柳先生「ほんとに大丈夫かい?悠斗くん!!」

辰馬「ど、どうしたんだい?さっきからぼーっとしてたけど··········」

悠斗「··········えっと、さっきの電話の声··········昔の知り合いで··········」

柊「え?そうだったのか?」

悠斗「うん、小学校からの友達だったんだけど··········高校に入った時に一時あまり連絡を取らなくなったんだ··········」

隼「喧嘩したとかか?」

悠斗「いや、喧嘩したとか何かあった訳じゃなくて、ただの思春期?みたいなやつで性別も違ったし見たな感じだよ··········それに高校は違ったからね··········別の高校行っちゃったから··········」

辰馬「それで?」

悠斗「でも喋らなくなってから数ヶ月後ぐらいにまた連絡を取り始めたんだ··········その時はまだ昔みたいに元気そうで、元々めちゃめちゃ明るい子だったからさ··········あぁ元気にしてるなぁって思ってたんだよ」

孔明「··········」

辰馬「うん」

悠斗「でももしかしたらその時から虐められてたのかもしれない···············あれはただの空元気だったのかもしれない···············」

辰馬「その、莉奈さん?って方と蓮くんや玲くん達は仲良かったのかい?」

蓮「いえ··········仲良いというかそもそも莉奈さんのことを知らないですね」

玲「俺もあったこともないですし知らないです」

隼「俺もです」

柊「俺も知らないです··········」

辰馬「え、そうなのかい?」

柳先生「さっきも悠斗が言った通り莉奈さんとはみんな別の高校だったからね··········」

悠斗「うん、中学は同じだったけどね··········」

辰馬「なるほどね···············そうだったんだね」

夜神「だから悠斗くんはずっとぼーっとしてたのかい?」

悠斗「はい··········そうです···············それと莉奈は多分俺の事すごく恨んでると思うから···············だから俺を呪い殺そうとしてるのかも···············」

孔明「悠斗くんはその莉奈さん··········って子が君たちを呪っている、その呪いの原因だと思うのかい?」

悠斗「··········どういうことですか?」


俺は孔明さんのその言葉に理解が追いついていなかった。

なぜなら莉奈が俺の事を恨んでいるのならばが俺たちを呪っている原因でしかないのだ。

なのに何故··········わざわざそれを俺に聞いたのか、それが俺には意味がわからなかったのだった。


孔明「たとえば簡単に言うと本当に莉奈さんが呪っていると思うのかい?って意味と、別の霊が君たちを呪っている可能性はあると思うかい?ってことさ」

悠斗「··········なるほど」

辰馬「で、でも別の霊って例えばどんなのですか?というかそんなことってあるんですか?別の霊になりすますなんてこと··········」


辰馬さんが孔明さんにそんなことを聞いたのだった。俺も同じことを思い聞こうとしていたがその前に辰馬さんが聞いてくれたので俺は黙ったのだった。

そして直ぐに孔明さんが答えてくれた。


孔明「ある··········悪質なやつはほかの霊になりすまして人を呪ったり人をあの世に連れて行ったりするんだ」

隼「え、そうなんですか?」

柊「··········まじかよ」

孔明「あぁ、まじだよ。じゃあ今から分かりやすく例えばの話をするね」

悠斗「··········はい、分かりました」


そして俺たちは、孔明さんに詳しく説明してもらうことにしたのだった。














……………………………………………………














……続く














……………………………………………………










本日も見てくれてありがとう!この作品は初めての本気作品を作ってみたのと、初めての限定作品で初めてがふたつも重なっている僕にとっての特別な作品です!










第23話もすごく大変でした!!今回も少し時間かかってしまい遅れて投稿してしまいすいません!!でももう一度これで遅れを取り戻していきたいです!!最近遅れ気味ですいません!!これからもどんどん投稿するので応援よろしくお願いします!!めちゃくちゃ本気で書いてるので、フォローやいいね応援をして欲しいです!今後もどんどん書いていきたいです!













第24話を楽しみにしててください!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る