第21話 霊の正体と封印の義式
俺は柳先生から言われたその言葉をすぐに理解ができなかった。
だから俺は柳先生にその言葉の意味を聞くことにしたのだった。
悠斗「え、それってどういうことなんですか?そのぉ、あの不気味な女の声の正体って.........それに校長先生のことって一体どういう.........」
柳先生「校長先生のことに関してはまだ話せない.........確かじゃないからね、ごめん」
悠斗「.........そうですか、分かりました。それじゃあ不気味な女の声の正体を教えてください」
柳先生「いいよ、ちょっと着いてきてくれるかな」
悠斗「はい」
柳先生は俺にそう言ったあとみんなに声をかけた。
柳先生「みんな、すまない少し悠斗と二人で話しがしたいんだ少し離れてもいいかい?」
辰馬「あぁ、多分大丈夫だと思いますよ」
孔明「えぇ、大丈夫ですよ」
柳先生「ありがとうございます。あ、夜神さんも来てください」
夜神「............わかった」
そして、俺と夜神は柳先生に着いてみんなから離れていったのだった。
悠斗「そ、それで何不気味な声の正体って.........」
柳先生「それは校長先生の娘さんだ」
悠斗「.........え?校長先生の娘さん.........?」
柳先生「あぁ、1年前に亡くなっているんだ.........」
悠斗「.........え?亡くなっている?」
柳先生「あぁ、その子はいじめで自殺したんだ」
悠斗「.........え」
俺はそれを聞いたその時、霧がかかっていた記憶がひとつ霧が晴れて思い出したのだった。
悠斗「............あ!お、思い出した!」
柳先生「.........え?」
夜神「思い出したって何をだい!!悠斗くん!!」
悠斗「校長先生の娘さんのこと!!」
夜神「え?それはどういうことなんだい?」
悠斗「そ、その校長先生の娘さんの名前って.........
柳先生「.........あぁ、でもなんで.........」
悠斗「去年同じクラスだったんですよ、俺」
夜神「そうなのかい?」
悠斗「.........はい、でもなんで思い出せなかったんだろう.........俺はあんなに仲良かったのに.........」
柳先生「.........その、莉奈さんが虐められていたのは君は知っていたのかい?」
悠斗「はい、知ってました。何度か相談も受けてて.........でも、ある日俺にLINEが来ました.........『もうつらい.........もう限界.........死にたい』って送られてきたんですそれで俺はどうにかするからもう少し頑張って!って言ったんです。そしたら『今から少しでもいいから会いたい』って来てでもその日忙しくて明日なら会えるよ!って送りました.........でも次の日自殺してしまって.........俺すごく後悔してるんですあの時会いに行けばよかったと。少しでも話を聞いてあげれば良かったって、そしたら今も生きてたかもしれないって.........俺、思うんですよ!」
柳先生「いや、君のせいじゃないよ!悠斗くん!」
悠斗「実は俺それともうひとつ思い出したことがあるんです」
夜神「もうひとつ?」
悠斗「はい、呪いの小説を読んで呪われる前にやったことを思い出したんです」
夜神「やったこと.........?」
悠斗「そうです。俺、あの子のお墓参りに行ったんです」
柳先生「そうか、君が呪われたあの日.........7月10日はあの子の命日だったな.........」
悠斗「でもなんで俺はそんな大事なことを思い出せなかったんだろう.........それもなんで忘れてたんだろう.........俺は」
夜神「そのお墓参りをしたその場所のことは覚えているかい?悠斗くん」
悠斗「.........え?えーと............確か」
夜神「ど、どうしたんだい?」
悠斗「お、思い出せないんです.........お墓参りのした場所のことを.........」
夜神「そうか.........やはりまだそこは思い出せないのか.........」
悠斗「すいません.........」
夜神「いやいや、全然大丈夫だよ。別に君は悪くないよ」
その時.........
孔明「君たち準備できたよ」
悠斗「え?」
康大「封印の儀式の準備ができたんだよ」
辰馬「よかったね、これで全部解決するんだ............これで終わるんだよ。この状況が............」
そう話している俺達は孔明さんによばれ、封印の儀式の準備が出来たということで封印をすることになった。
蓮「.........?なんでそんなに不安そうなんだよ、悠斗」
悠斗「え?」
玲「ホントだよなんでそんな顔してんだよ」
悠斗「あぁ、ごめんごめん!ちょっとね.........」
そして封印の儀式を開始しようとしたその時だった。
突然扉が開き行方不明だったはずの康大のお父さん、康二さんが入ってきたのだった。
そして康二さんは俺達にとあることを言ったのだ。
康二「い、今すぐ辞めるんだ!!」
……………………………………………………
……続く
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本日も見てくれてありがとう!この作品は初めての本気作品を作ってみたのと、初めての限定作品で初めてがふたつも重なっている僕にとっての特別な作品です!
第21話もすごく大変でした!!今回も少し時間かかってしまい遅れて投稿してしまいすいません!!でももう一度これで遅れを取り戻していきたいです!!最近遅れ気味ですいません!!これからもどんどん投稿するので応援よろしくお願いします!!めちゃくちゃ本気で書いてるので、フォローやいいね応援をして欲しいです!今後もどんどん書いていきたいです!
第22話を楽しみにしててください!
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