第14話 近づく霊と霊の誘引

俺達5人は辰馬さんの車に乗って遠くに逃げていた。


――――――プルプルプル


その時辰馬さんのスマホがなった。


悠斗「うわっ!びっくりした!!」

蓮「誰からだろ?」

辰馬「君たち誰でもいいからちょっと出てくれるか」

玲「わかりました、俺が出ますね」


玲はそう言って電話に出た。


玲「もしもし......」


電話相手は柳先生だったのだ。


柳先生『あー、もしもし?辰馬さんですか?』

玲「玲です」

柳先生『そうか、それじゃあ辰馬さんに伝えてくれ、今から翠蓮寺すいれんじに向かって欲しいと.........』

玲「翠蓮寺すいれんじですか?でもどうして.........」

柳先生『あぁ、一か八か俺の知り合いの和尚さんに除霊を頼んでみようかと思ってな』

玲「なるほど!辰馬さんに伝えときますね!」

柳先生『あぁ頼んだよ、玲』


そして玲は電話を切り柳先生に言われたことを辰馬さんに伝えた。


辰馬「そうか、わかった」


と、その時............


―――――――プルプルプル


また電話がかかってきたのだ。


蓮「今度俺出ますよ」

辰馬「あぁ、よろしく頼む」


今度はその電話に蓮が出た。


蓮「もしもし」

柳先生『やっぱり、先に俺の家に集合しよう』

蓮「え?やっぱり柳先生の家ですか?」

柳先生『あぁ、住所教えるからそこに向かってくれ』

蓮「わかりました、そう伝えときますね.........」

柳先生『...............』

蓮「切りますね.........」


そして蓮は通話を切った。


蓮「なんか、やっぱり柳先生の家に集合らしいです............」

辰馬「.........なるほど、ん?どうしたんだい蓮くん」

蓮「いえ............ただなんか.........」


蓮が何かを言おうとした時だった。


―――――ピロンッ


住所が送られてきたのだった。


蓮「あ!来ました!これです」

辰馬「了解、よし行こう」


それから辰馬さんと俺達5人は送られてきた住所の元に向かったのだった。

住所の元に着く頃には周りは真っ暗になっていた。


悠斗「外真っ暗ですよね...............」

玲「ほんとだ............てかこんな山奥に行くのか?」

柊「どんどん木が多くなっていくよな............」

玲「なんか不気味に感じる.........」

隼「それになんか怖いよな............ここ」

柊「わかる」

隼「そういえば、もうすぐですか?辰馬さん」

辰馬「あぁもうすぐ着くよ。あ、ほら見えてきた」


辰馬さんがそう言って数分経つと送られてきた住所の元に着いたのだ。


悠斗「.........俺ここ見覚えが............」

辰馬「え?どしたんだい?悠斗くん」

悠斗「俺ここに見覚えがあるんです!昔ずっと来てたような.........」

辰馬「............1人でここに来てたのかい?」

悠斗「いや、誰かと来てた気がします............」

柊「とりあえず中入ろうぜなんかここ寒いしさ」

辰馬「そうだな、とりあえず入って話そうか」


俺たちは柊の言葉で中に入ることにしたのだった。……だがこれが間違いだったのだ。

それと俺は1つ何かおかしい気がしていたがその時はまだそれが何か分からなかったのだ。


隼「すげぇ、めっちゃ綺麗」

玲「ほんとだ、めちゃくちゃ綺麗じゃん!」


俺たちがに入り部屋に入ったその時だった、蓮がとある一言を口にしたのだ。


蓮「...............なぁ、ちょっと怖くて言おうか迷ったけど.........俺たち今ここどうやって入った?」

悠斗「.........え?」

玲「何言ってんだよ。そんなの玄関からに............え」


蓮の一言で玲が入ったはずの入口を見た時.........そこには扉がなかったのだ。


玲「う、嘘だろ!」

蓮「な?入ってきたはずの場所に.........扉がないだろ?」

悠斗「ど、どうして!.........」

辰馬「これは............一体どういう............」


――――――プルプルプル


その時だったまた電話がなったのだ。

そして今回は辰馬さんがその電話に出たのだって。


辰馬「はい.........もしもし」


その電話相手はまた柳先生だった。


柳先生『あ、もしもし?辰馬さんですか?』

辰馬「えぇそうですよ、どうしました?」

柳先生『どうしましたも何も今どこにいるんですか?翠蓮寺でずっと待っているんですが...............』

辰馬「.........え?」

柳先生『え?』

辰馬「いえ、1度目の電話の後2度目の電話かけてきて住所送るからそこで一旦合流しようと言われたので............実際住所が送られてきたのでそこに来たのですが............」

柳先生『.........いや、2度目の電話ってなんのことです?1度しかかけてないですし、私は住所も送ってないですよ?』


辰馬さんはスマホの着信履歴とメールを確認した。

..................そこにはメールは一通も来てなく着信履歴も1件だけだったのだった。

だが俺達5人と辰馬さんは確かにあの時、電話が2回なったのを全員が聞いているし、確かに2回出たのだ.........












……………………………………………………












……続く












……………………………………………………








本日も見てくれてありがとう!この作品は初めての本気作品を作ってみたのと、初めての限定作品で初めてがふたつも重なっている僕にとっての特別な作品です!








第14話もすごく大変でしたが今回も少し時間かかってしまい遅れて投稿してしまいすいません!!これからもどんどん投稿するので応援よろしくお願いします!!めちゃくちゃ本気で書いてるので、フォローやいいね応援をして欲しいです!今後もどんどん書いていきたいです!










第15話を楽しみにしててください!

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