第11話 出会いと紹介
夜神「それで、さっきの話の続きしてもいいかな?」
蓮「あ!すいません先程は話を遮ってしまい!」
夜神「大丈夫だよ。えっとそれでねあれはまるで人を呪い殺すために生まれたような感じだったんだ」
玲「の、呪い殺す…………ですか?」
夜神「あぁ、それとねあ少しだけ姿が見えたんだけど、あの姿昔見た事がある気がするんだよ」
悠斗「姿……ですか?」
夜神「うーん、詳しく言うと姿ってよりも面影?や雰囲気?が知ってる気がするんだよね」
隼「面影……や………」
柊「雰囲気………ですか……」
悠斗「え、えっとそれを思い出せることって出来ますか?夜神さん」
夜神「うーん、いや思い出せない。もうすぐってとこまで出てるんだけどそこから霧にかかってるみたいで思い出せないんだよ」
悠斗「!!」
蓮「そ、それって!」
夜神「え?どうしたんだい?」
辰馬「えっとですね先生、この子達も霧がかかったかのように思い出せないことがあるみたいで、それを思い出そうとすると頭が痛くなるようで」
夜神「…………もしかしたらただの霊では無いのかもしれないね。これは」
辰馬「え?一体どう言う?」
柳先生「少しいいですか?夜神探偵」
夜神「………あなたはたしか………いやなんでもない。それでどうしました?」
柳先生「今から少しだけ久我先生、小峠先生、私と夜神探偵の4人で話せますか?」
夜神「………分かりました。辰馬くん、生徒くん達を近くのカフェに連れて行ってあげてくれ。お金は君もちね」
辰馬「え!?」
夜神「いいから早く」
辰馬「分かりましたよ、それじゃ君たち行こうか」
玲「分かりました笑」
悠斗「……………」
その時俺は柳先生の姿に違和感を覚えたのだった。何か隠しているのかのように。
そして俺たち5人と辰馬さんは部屋から出たのだった。
夜神「それで、話というのは?」
柳先生「学校のことについてなんですけど」
夜神「学校?どういうことです?」
柳先生「その前に夜神探偵にお聞きしたいことが1つあるんですが、よろしいですか?」
夜神「………いいですよ、なんですか?」
柳先生「えっと、夜神探偵の年齢と出身校を教えていただきたく………」
夜神「…………分かりました、年齢は…………歳です。それと私の高校は…………―――――高校ですよ」
柳先生「やはりですか……あの時初めてあった時からあなたの見た目が変わっていいないように見えたので………あのあなたが消えた日から」
夜神「まぁ私は神隠しに何回かあって、いなくなってますからね、なのでこう言うのもなんだが、またいつ私がここからいなくなるかも分からない………そんな立場の人間ですから。ですが、それでも私はここで……この場所で1人でも多く助けたい……そう思った………だからこそ、ここでもう一度探偵事務所を開いたんですよ、柳」
柳先生「………元気そうでよかった詩音」
夜神「それじゃ、さっきの話の続きをしましょうか………」
柳先生「……あぁ、そうですね。あ!少し待ってください涙を吹かせてもらいたく……」
夜神「あぁ、そこにティッシュがあるからゆっくりと………」
『その人との再会で涙を流した僕は涙を拭いた』
柳先生「はい、これで大丈夫です」
夜神「それでどうしたんです?」
柳先生「いえ、あの学校の校長先生の様子がおかしくて………」
夜神「様子……ですか?」
柳先生「はい、夜な夜なひとりで校長室に行くんですよ………その後に女の子の声がずっと聞こえてて………不気味に思ってたんですが……この前悠斗たちが話してる時に聞こえた女の子の声と同じだったってことに気がついたんです」
夜神「え?声を聞いてるんですか?柳先生」
柳先生「えぇ、校長室のあの声と悠斗たちと一緒にいたあの声………ずっとどっかで聞いたことがあるって思ってたんですけど………そっくりなんですよ…………校長先生の娘さんに…………」
夜神「校長先生の娘さん?………」
柳先生「……はい、ですが………」
夜神「??」
久我先生「亡くなってるんですよ、娘さん…………自殺で………」
夜神「校長先生の名前を教えてもらっても?」
小峠先生「
夜神「………そうか………どこかで見たことある面影や雰囲気だと思っていたが………あの人の娘さんだったのか…………」
小峠先生「え、夜神探偵……知ってるんですか?校長先生と娘さんのことを」
夜神「あぁ、確か去年だったかな………去年の6月ぐらいに私が昔関わった怪奇事件や心霊事件が知りたいと言われたので少し見せたんだ」
久我先生「………6月………娘さんが亡くなった後………」
夜神「もしかしたら………犯人は…………」
柳先生「そういえば、夜神探偵は霊能使えるんですか?」
夜神「昔も言ったが……こっちでは軽い霊を払う程度しか無理だな……」
柳先生「……そうですか……どうか子供たちを!!」
夜神「ふふふ……」
久我先生「ど、どうしました?」
小峠先生「夜神さん……?」
夜神「お前ら変わってねぇな、昔からほんっと優しいな」
柳先生「いえいえ、あなたほどずっと変わってないですよ」
夜神「では、そろそろさっきの生徒を迎えに行きますか………心配ですし」
……………………………………………………
……続く
……………………………………………………
本日も見てくれてありがとう!この作品は初めての本気作品を作ってみたのと、初めての限定作品で初めてがふたつも重なっている僕にとっての特別な作品です!
第11話もすごく大変でした!!今回も書き終わるためにすごく時間かかってしまいました!でも頑張って書いておりますので応援よろしくお願いします!めちゃくちゃ本気で書いてるので、フォローやいいね応援をして欲しいです!今後もどんどん書いていきたいです!
第12話を楽しみにしててください!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます