第3話 死と記憶

悠斗「うわぁぁぁ!」

蓮「わぁぁ!」

玲「うぉ!!」

隼「こ、これが、呪い...なのか」

柊「ヤバすぎる、、、か、帰ろうみんな!」


俺たち5人は怖くなりその場を後にし帰ることにした。

――――山本先生が不気味な顔で俺たちを見ながら何かを呟いてることを誰も気づかないのだった。


次の日、学校で全体集会が開かれることになった。

俺らの学年の先生が何人かで説明してくれた。

多分急なことでみんな焦り誰も1人では喋れないのであろう。


守若先生「えぇ、すごく言いづらいのですが昨日、山本先生がなくなりました」

小林先生「皆さん急なことでな悲しいと思います、明日あす葬式を行うそうです」


全員静かに先生の話を聞いていた。

俺たちの学年はクラスが6クラスあり隣の先生が亡くなったことによって先生の配置が変わることになった。

俺は2組、蓮と玲は5組、隼と柊は6組だったのだ。


柳先生「5組のクラスの担任を久我先生、よろしくお願いします」

久我先生「はい、わかりました」

柳先生「6組のクラスの何人を小峠先生、よろしくお願いします」

小峠先生「はい、わかりました」


2人とも若い男の先生で、5組の担任久我先生本名は、久我水翔くが みずと

6組の担任先生本名は、小峠空翔ことうげ そらと

そして集会が終わる時、柳先生に俺たち5人は呼ばれた。


柳先生「君たち少し来てもらいたいんだ」

悠斗「分かりました.........」



そして俺たち5人は特別室に向かった。

特別室には柳先生の方かに久我先生と小峠先生も座っていた。


久我先生「そこに座ってくれ、君たちに少し聞きたいことがあるんだ」

玲「聞きたいこと.........ですか」

蓮「もしかして、昨日の件ですか?」

小峠先生「あぁ昨日の夜、山本先生が亡くなる直前に君たちと喋っているところが防犯カメラに映っていたんだ」

柊「なるほど、防犯カメラに.........」

隼「だから話を聞きたいってことですか」

柳先生「あぁ、そういうことでもある......それと君たちには話してもいいかもな.........昨日山本先生が亡くなった時そばにいたんだろ?」

悠斗「はい、いました」

柳先生「それで、山本先生の顔は見たかい?」

蓮「いえ、見てないです」

玲「その前に話してたこともあって怖くて帰ってしまいました」

悠斗「すいません」

柳先生「そうか.........まぁ見てなくて良かったかもしれない、警察の人がみせてくれてたんだが山本先生の顔は歪んでいたんだよ……不気味にね」

隼「事故でってことですか?」

久我先生「いや、事故では無いらしい事故ではあぁはならないと警察の人が言っていた」

柊「......不気味に......ですか.........」

小峠先生「それと、通行人と病院の先生が聞いたらしいんだが山本先生が息を引き取る直前、呪われてると呟いたらしい」

悠斗「――――!!」

柳先生「それでだ、君たちがこの前話してたこと思い出してね」

蓮「この前って......小説のこと......ですよね」

柳先生「あぁ、実はな俺と久我先生、小峠先生は同級生でなここの卒業生なんだ」

玲「え!?そうなんですか!?」

柳先生「まぁな、それで君たちが話してたことやっと思い出したんだ」

柊「え、先生たちも知ってるんですか?」

久我先生「あぁ、元は柳先生から始まって仲良かった俺達も聞いたってことだ」

隼「先生たちの時も見たんですか?」

小峠先生「あぁ、俺たちの時は『)ぬそゆねゆとゆきえて?ほゆ)んよ、ネシテンノメヘシトンノ?ロセt2tnsp3muxlpnim68435373586―――』的な感じで書いてあったよ、結構昔だから覚えてないけどね......」


先生たちも似たような小説を見て呪われたことを俺たちに話してくれた。

当時の先生たちも俺たちと同じこの学校の卒業生だったらしく、小説の内容も似ていた。


悠斗「でも、先生たちが今生きてるってことは呪われる=死って訳では無いってことですよね」

柳先生「そうだ......いや、正確には助かる方法がある」

蓮「助かる方法!?」

玲「教えてください!」

久我先生「それが3人とも、全く思い出せないんだよ、霧がかかっているって言うか...」

柊「そんな......」

隼「でも!前後とかにしたこととかって覚えてたりしますか?」

小峠先生「前後か......柳先生覚えています?」

柳先生「たしか、最初と最後にどこかに行った覚えがあるんだ......」

悠斗「どこかですか?」

柳先生「あぁ、に行ってが始まった、そしてに行ってが終わったんだ」

玲「に行って.........」

蓮「が始まり.........」

隼「にもう一度行き.........」

柊「が終わった.........」

悠斗「......あ、そういえば、柳先生行った先で何かしたとかは覚えてます?」

柳先生「それは確か――」


柳先生が何かを言おうとした時、扉を開け特別室に誰かが入ってきたのだ.........

そう、話を遮るように。


「君たち何してるんだ、こんなとこで」


柳先生「教頭先生......すいませんちょっと昨日件で話を.........」


この人の名前は瀧村順造たきむら じゅんぞう教頭先生。


瀧村教頭先生「そうか、まぁいい授業に戻りなさい」

悠斗「.........」

久我先生「わかりましたそれじゃこの話はまた今度」

玲「わかりました、先生」

小峠先生「それでは戻ろうかみんな」

蓮「はい......」


そして俺たちを特別室を出た教室に戻ることにした。

誰も気づいていないが教頭先生は俺たちのことをずっとみていたのだ。

不気味な目で―――――――











……………………………………………………






……続く






……………………………………………………


本日も見てくれてありがとう!この作品は初めての本気作品を作ってみたのと、初めての限定作品で初めてがふたつも重なっている僕にとっての特別な作品です!


第3話もすごく大変でしたが今回はめちゃくちゃ早く描きました!!めちゃくちゃ本気で書いてるので、フォローやいいね応援をして欲しいです!今後もどんどん書いていきたいです!




第4話を楽しみにしててください!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る