第2話 それぞれの魂の誕生
地球🌏に携わる者達の為に用意した、我が息子。
名を「ジャン」と名付けた。
この息子は、私そのものと言える。
私が小さくなり、地球に降り立ち、直接手を加えたり、関われるようにと、
全ての機能をジャンの内側に備えてある。
そして、将来は闇側を仕切る者となる。
そして、次に誕生させた息子
名を「シリウス」と名付けた。
あのシリウス人達に関わらせるためだ。
シリウスには、光の神々とも言える方々の元に後に預けられ、やがて、私だけではなく、光側の神々より使命を受け、光を司り、光を仕切る者となる。
そして、私の中では最も重要で、且つ、先がどうなるのか掴めない。
それでも、先に生み出した我が子達を教え導く大切な存在。
そう、神々達を成長させねば、地球🌏の存続などあり得ない。
その神々達を成長させるべく、用意した我が子。
名を「アレン」とした。
娘だ。
なぜ、最後は女と言う、娘にしたのか。
その理由は。
娘という可愛らしさが、神々、女神を魅了し、この小さな、幼い子を育てていく事で、育てる側がより成長できるようにと。
性別を女とし、
また成長させにくい者を如何にして、どのような方法で、心、精神で育てていくのかを見定める為に、
娘にはより、難しく、難儀な基質であり、また永遠の生命とはせず、
限りある生命の間にどれだけ、神々が成長を遂げられるかを、己で知り、次に繋げれていけるのか。
そのような、狙いを定めて私はアレンを生み出した。
私の思った通り、いや、それ以上に、我が娘は、神々を自分の周りに吸い寄せた。
「まずは、成功と言えるだろう。」
私はポツリと言う。
創造神「アレンは、狙いどうり、いや、かなりの能力を秘めておりますね。まだ開花してはいませんが。
我々の思った通り、神々が周りに吸い寄せられている。」
「しかし、肝心なのはこれから。
神々が、只単に吸い寄せられただけでは何も生まれはしない。」
創造神「確かに。。。」
アレンが生まれたばかりの頃は、すでに地球🌏では、先の我が子達が平穏に暮らし、神々は我が子達から慕われ、尊き存在となっていた。
そんな頃には闇に魅了されし者達が少しずつ動き、地球🌏を占領し始めんとしていたのだ。
勿論、外側の多種多様の種族もだ。
彼らは、何度も創造神達に地球🌏に携わる許可を得にきたが、尽く断られ為、直接神々と交渉しようと考えたのだ。
神々の汚染も目に見えわかる事。
私が生み出し用意した息子達は着々と汚染されていくであろう、者を救済すべく、動き出していた。
しかし、アレンはやはり中々成長しない。
神々の成長が進まないからだ。
如何にして、神々を良き方へ導くか。。
私はそればかりを考えていた。。。
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