三章終了時点の戦力評価

次回四章開始とか言って申し訳なす。

同時更新なので戦力評価とか知らねぇ!どうでもよろしい!って人は飛ばしてクレメンス。




・欠月

度々本人も言っているが、身体能力最弱なので基本的に継続戦闘は得意ではない。

思考能力と【仮想外理】によるノーモーションの魔力回復が出来る為、生粋の魔術師相手なら中~遠距離にかけての魔法戦はほぼと言ってもいいが、負けないだけで勝てもしない。何かしらの絡めてか、もしくは外的要因により勝利を納めることが殆どである。

また、彼単体では雷、閃光となりてステペロス程度の魔法が限度であり、それ以上の位階の魔法は使えない。

ただし赫邪練哲を持った場合はその限りではなく、刹那の稲妻アルゲスなどの超位の魔法が使える。

また、【原典】と魔力回路(ゲーム的には適正として表されている)を接続することで彼の魔法へのマイナス補正が消える。

前世の技能を一部引き継いでいるため、大概の事は出来るが、それ以上に成長は望めない。



・【原典】

今のところは欠月の強化パーツに甘んじているが実は一番やべー奴。

そもそも、世界崩壊時、誰か一人に十六の権能全てを託す、と言うのは彼女のオリジナルの案だったが、何故か彼女だけ【真性の権能ことわり】であるはずの権能に自身の人格情報を付属させられた。それはつまり、その理は彼女であり、彼女こそ理であることの証左に他ならず、存在そのものに絶対性を持った真性の怪物であると言える。

また、元特異点である欠月と同等以上の演算能力を持つあたりも中々に頭がおかしい。

赫邪練哲使用時は、常に彼女から流れてくる情報を処理しながら行動しなければいけないため、現在の彼女が存在している世界には欠月を含めて二、三人程度しか扱える者がいない。

また、その性質が武器なため、最終的には使用者がいなければ能力の行使が難しい。



・レイラ

欠月の【仮想外理】の影響下にある場合は近接能力が著しく下がるが、影響下から外れた場合は朔夜と同等以上の近接戦闘能力を持つ。

魔法能力については言わずもがなだが、同属性を扱う欠月に敗けを喫した事によって成長しつつある。

欠月が小技を多用する事もあり、最近は其方方面の対策と研究が進み、更に磐石になってきた。

まだ固有スキルなどの手札を残しており、底は見せていない。

また、欠月との戦い以降術式の改良、効率化を重ねており、全体的に魔力消費が減った。

基本的に天才肌の秀才タイプ(?)なので、感覚的に対策して後から論理を紐解き改良する。



・朔夜

現在では魔力操作がお粗末になり、無駄に出力が高いせいで短期決戦型になっているが、完全に魔力を制御した時また一段階上へとランクアップする。

聖装「晦日の満月」等々強化要素も多々あり、今後が楽しみ。

再登場時は多分相当盛られるんでね?と、思ってたり思ってなかったり。

作中現時点では唯一固有スキル使用者と言う事もあり、結構上澄み。

固有スキル使用時は半神の領域まで引き上げられるが、欠月の【仮想外理】の影響下を離れた事によって、段々と時間をかけて葉月朔夜自身が半神の領域に成る可能性がある。

それはつまり、人の心でいられるかは彼女次第と言う事でもある。



・ステラ

本人の戦闘能力は、敵対的他宗派以外にはほぼ皆無である。

だが、代わりに異常な程のサポート性能があり、固有スキルを使えばその能力は数倍にまではね上がる。

回復、防御、バフデバフ。

なんでもござれの超支援特化型。

ただし、特定の対象に対しては属性特効でほぼ無敵レベルの無法っぷりを見せる。

朔夜やレイラが「一人いればその戦場は問題ないと言える一騎当千の覇者」なのに対して、ステラは「一人いれば継戦能力が段違いに上がり敵全体の厄介さが増すサポーター」である。

回復能力高すぎるせいでどんな大ダメージ負ってもマジで死ぬこと以外はかすり傷状態なので、割りと欠月君の生命線である。












ふたつの龍は邂逅し、御伽おとぎひらく。

盤上は反転し、前提舞台うに形を成さず。

斯くして降誕せし者は、を想う?

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