王恭5 皇室との対立
一方、中央では
庾楷は怒り、子の
「司馬尚之は人事権を握っておるのをいいことに、地方官たちの兵力を削らんと画策しています。いままでの成り行きからすれば、いちどこの人事が成立してしまえば、その後の趨勢は予断を許せぬ状況となりましょう。確定してしまう前に、早めに動くべきです」
王恭はその通りだと判断し、再び決起の謀議を
恭之初抗表也,慮事不捷,乃版前司徒左長史王廞為吳國內史,令起兵於東。會國寶死,令廞解軍去職。廞怒,以兵伐恭。恭遣劉牢之擊滅之,上疏自貶,詔不許。譙王尚之復說道子以籓伯強盛,宰相權弱,宜多樹置以自衛。道子然之,乃以其司馬王愉為江州刺史,割庾楷豫州四郡使愉督之。由是楷怒,遣子鴻說恭曰:「尚之兄弟專弄相權,欲假朝威貶削方鎮,懲警前事,勢轉難測。及其議未成,宜早圖之。」恭以為然,復以謀告殷仲堪、桓玄。玄等從之,推恭為盟主,克期同赴京師。
(晋書84-5)
楽しそうですね。(たのしそうですね)
外がガチャガチャやってるのをいいことに、中でもガチャガチャするとかもうね。まぁ、国としての機能が末期症状を呈していたってことなんでしょうけど。ただこの辺、そういったガワの話はできても、じゃあそれが具体的に何なのか、は語れません。ぐぬぬ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます