第2話 現実×夢×困惑
現実であるようでそうでない。
そんな経験をしたこと、みなさんはあるだろうか。
遠い記憶のようでそうでない、そんな不思議な感覚。
今付き合っている彼女がいる。
将来は、この人と結婚するのかな、
そんなことを思いながら交際を継続している。
彼女とは、やや遠距離恋愛をしている。
その為、月に一度か二度しか会えない。
隔週で会っている感じだ。
今回もそうで、
今は折り返しの週末。
でもなんだかおかしい。
週末の記憶がなんだかぼんやりしている。
でも多分何かの間違いなんだと思う。
以前交際していた女性と当たり前のように待ち合わせをし、
一緒にデートを楽しみ朝を迎える。
夢にしては、鮮明で、現実にしてはあやふやで。
ただ確かなことが一つだけ。
私は、その時間、一分一秒を猛烈に幸せに楽しんでいたということ。
週明け、私は会社で出張の辞令を受けた。
出張先は、元カノがいる場所だった。
二階堂虎珀と奇妙な体験 カンツェラー @Chancellor
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。二階堂虎珀と奇妙な体験の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます