ミラーレスカメラのススメ

第25話 水平・垂直

　写真をSNSでご覧になる時、少しでも「ちょっとこの写真、気持ち悪いな」と思った事はありませんか？　その原因はコレかも知れません。

　という事で、写真の水平と垂直についてお話していこうと思います。

　基本的には、写真を撮る時は『水平・垂直』を意識した方が良いです。なぜかと言うと、上に書いている通り、傾いた写真を見ると“違和感”を感じてしまうのです。通常の日常では普通の人間ですと、まっすぐなモノはまっすぐ、平らなモノは平らに、見えていますので。

　たまにそういう傾きに敏感な人というのもおりまして、ちょっと写真が傾いているだけで「気持ち悪っ！」と感じてしまう人もおられるくらいです。

　なので、よほど意図的にデザインとして斜めにする必要がない限りは、水平・垂直は意識して写真を撮った方が良いです。

　最新のカメラですと、水準器が内蔵されていますので、それを基準にして水平を取るのが望ましいですが、スマホカメラですとそういう水準器はありませんから、そこはもう感覚で「これで水平だろう」と決め打ちして、写真を撮るしかありません。写真編集アプリなどで、後で微調整をする事もできますしね。

　このように、意外と重要な『水平・垂直』。写真を撮る時に、ちょっと意識すると、グッとレベルが上がりますよ。