初心者でもできる写真テク

第24話 アングル

 さてここから先は、カメラ初心者でも使える、一味違う撮影テクニックについて、解説をして行こうと思います。難しくないものばかりですから、是非お試しあれ。スマホカメラでも使えるモノですので、お手持ちのカメラでお試し下さい。


 まず最初に使えるテクニックですが、『アングル』。つまり被写体とカメラの角度というものです。


 皆様、「あ、これカワイイ!」と思って写真を撮っても、「あれぇ? 何か違うー」となったりしませんか。それ、カメラのアングルを変えるだけで、劇的に変わったりしますよ(絶対の保証はできかねますが)。


 カメラのアングルには大きく別けて三種類に分類できます。『アイレベル』『ハイアングル』『ローアングル』の三種類です。

 アイレベルは、そのまま見たままの角度で写真を撮る事です。座った状態でテーブルの料理をそのまま撮るのは、アイレベルの代表的なモノですね。

 ハイアングルは、その視線よりも上にカメラを掲げて、俯瞰で写真を撮る事です。全体を見渡せるような感じになりますよ。

 ローアングルは、視線よりも低い位置にカメラを置いて、写真を撮る事です。よくカメラマンが膝をついて写真を撮っている情景が想像できますが、それです。


 よくZ世代のスマホ写真の撮り方で、「スマホを逆さにして、地面スレスレまでに下げて、人物を撮る」というやり方をしていますが、あれは『ローアングル』の典型的な方法で、足長にみえる効果があります。


 また、テーブルウェアや料理を撮る時に、真上から撮って、日の丸のような感じに写真構成をする方法もあります。これは『ハイアングル』の典型的な例ですね。


 このように、写真をどの位置で撮るかで、様相がガラッと変わってしまいます。視線のある所で撮るだけでなく、少し上下して見ると、また違った風情の写真になりますよ。お試しあれ。

 

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