第22話 ISO感度
今回の用語は、デジタルに限らずカメラ特有の用語になります。フィルムでも画像センサーでも、重要になってくる数値『ISO感度(いそかんど)(アイエスオーとも)』です。
この数値は取り込んだ光にセンサーがどれだけ反応するか、という数値で、下限は50・64・100程度。上限はカメラの機種によって異なりますが、数万くらいまで数値があります。
ただ、常用で使えるISO感度ですと、1万ちょっとくらいが限界のようです。
感度が低いと光に反応せず、高いと光の少ない夜の街でも使えるくらいになる、というものです。
「じゃあ常にISO感度の数値は高い方がいいのか?」と言われるとそうでもなく、ISO感度が高すぎると、画素同士が干渉し合ってノイズになったり、あまり良い写真にはならないですね。
スマホカメラで、薄暗い屋内で写真を撮ってみた経験のある方々ならおわかりかと思いますが、写真にチラチラしたノイズが入っていたものが撮れたのではないでしょうか。ピンチして拡大すると、さらにハッキリわかるのですが。
そんな訳で、適正なISO感度が求められる訳です。
現代のカメラでは、なるべくそういうノイズが乗らないように、カメラ側でオートで調整してはくれますが、そこは限界もあります。
LEDライトやストロボで光を足したり、ノイズが出ないように『ナイトモード』があったりと、色々と調整をしないと良い写真にはならない様子です。
こちらも微調整が必要な数値ですが、写真の出来上がりが背面液晶でわかるミラーレス一眼カメラなら、すぐにわかるものです。こちらも仲良く付き合っていきましょう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます