第18話 センサーサイズ

 さてまた見慣れない用語が出てきましたが、今度は光を受け止める『センサーサイズ』についてお話します。ここも結構重要です。


 ミラーレス一眼カメラに搭載されているセンサーには、いくつか種類があります。


 マイクロフォーサーズ・APS-C・フルサイズ・中版、などなどです。


 一般的には、センサーサイズが大きくなればなるほど、より多くの画素が乗せられますので、より精細な写真が撮れる傾向にあります。

 それから、センサーサイズが大きくなれば、それだけ広い範囲の写真が撮れます。これは文字通りセンサーが大きくなるからです。

 そして、同じ2500万画素でAPS-Cとフルサイズで比較すると、ノイズ耐性や暗所耐性は圧倒的にフルサイズの方が良いです。センサーサイズが大きくなると、そういった恩恵もあるのです。

 また、被写体とそれ以外の背景などの別ける効果のある『ボケ』。これも、センサーサイズが大きくなるほど強く出てきます。


 そんな所でオススメなのが、『フルサイズ』のセンサーサイズです。

 フルサイズは汎用性が高く、テーブルフォトから風景まで、多様に使えるカメラになります。また、一般的な規格のサイズや焦点距離などの数字などは、フルサイズのセンサーサイズで表していますので、わざわざ数値などを変換しなくても良いのです。大体のカメラもフルサイズ用に作ってありますし、レンズやストロボなどもフルサイズのカメラが基準です。


 とりあえずお値段は高めになりますが、フルサイズのセンサーサイズのミラーレス一眼カメラを買っておくのが吉だと思います。

 ちょっと考慮に入れておいて下さい。

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