第17話 画素数
続いては、カメラを買うにあたって出てくる用語『画素数』について、お話しようかと。これも難しいものではありませんので、大丈夫です。
まず、写真データというものは、多くの点の集まりによって形作られています。その点の一つを形作るのが『画素』です。
画像センサーには多くの画素が乗っています。その画素が光を受けて色を識別し、「この位置はこの色」と記録することで、写真データは出来上がってきます。
つまり、画素数が多ければ多いほど、写真データは高精細になり、美しい写真になります。
しかし、画素数が多ければいいという訳でもありません。
小さな画像センサーに多くの画素を乗せた場合、画素ひとつひとつが受ける光の量が少なくなったり、隣の画素同士が干渉し合ってノイズが出てしまったり、色々と不都合が出てしまう事があります。
これが専門的に言うと、『カメラの暗所耐性の良し悪し』に繋がる訳です。
少し暗い室内での撮影も考えるのであれば、画素数はほどほどにした方が良いようです。
大体のカメラでは、画素数は2000〜6000万画素が平均のようです。暗所での撮影をお考えの方々は、2000万画素クラスをオススメします。そのくらいですと、写真1枚のデータ量もそこまで大きくはならないですし、扱いやすいかと。
高画素機でバチコーンと高精細な写真を出すのもアリですが、それは初心者にはハードルが高いとも考えます。良し悪しがありますね。
一応、ポスターサイズに印刷して掲示するには、800万画素もあれば大丈夫だそうなので、あまり深く考えなくとも大丈夫です。
写真の精細さを現す指標になる画素数、現行の機種ではそこまで気にする必要はないと思いますので、参考程度に考えておいて下さい。
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