第14話 ミラーレス一眼カメラの特徴
続いては、ミラーレス一眼カメラで写真を撮った時の特徴を列挙して行きたいと思います。難しい所は、もちろん噛み砕いてお話しますね。
まずは、スマホカメラでは気になるくらいに感じられた写真の歪み『収差』が、ほぼ無くなるという所です。
取り付けられたレンズは、極力歪みや色ズレが無いように設計されていますし、カメラ本体に組み込まれたプログラムはしっかり働いて補正してくれますので、理想的な写真を吐き出してくれます。
また、画像を取り込むセンサーのサイズが大きいので(APS−C・マイクロフォーサーズ・フルサイズ・中版など)、より多くの光の情報を取り込む事ができます。
これにより、暗所でも撮影ができたり、より色彩のグラデーションを豊富に表現できたり、一部だけを切り取って拡大したり、様々な恩恵を受けられます。
そしてここが最大の利点だと思われますが、「汎用性が高い」です。
レンズを付け替えれば接写から望遠まで、幅広く画像を切り取る事ができますし、ストロボを追加すれば、より明暗差をクッキリと表現できますし、マイクを繋げれば動画撮影も可能です。
三脚に据え付けてタイムラプス撮影をしたり、望遠レンズ+高速シャッタースピードでモータースポーツを美しく切り取ったり、シャッタースピードをかなり遅くして星空撮影なども可能です。
かなり設定をいじくらないとできませんが、その方法がわかってしまえば、何でも撮影できてしまいます。もちろん限界はありますが。
このように、撮影に特化したガジェットであるミラーレス一眼カメラは、汎用性が高く自分好みにカスタマイズできる、そして写真を高解像度で映し出してくれる、そんな機体になります。
スマホカメラやコンデジでは撮影できない世界が撮影できる、それがミラーレス一眼カメラの世界です。
もちろん、それ相応のお値段はかかります。しかしそれ以上のクオリティの写真を、あなたに提供してくれるでしょう。
是非、このカメラ沼へハマってみませんか?
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