第4話 映像世界の三つのB
さてここは余談になりますが、映像情報では、見る人を虜にしほぼ確定でヒットするモノが存在します。それらは俗に『三つのB』と言われています。
その三つのBとは、
Baby
Beauty
Beast
の、三つのコンテンツです。ひとつひとつを紐解いて行きましょう。
Babyは『赤ちゃん』。
小さい子供は保護欲を掻き立てられ、愛くるしい動作は目を引きますね。
Beautyは『美人』。
イケメンや美女は目の保養になりますし、ちょっと肌色成分多めですと、性的衝動を喚起させられますね。
Beastは『動物』。
動物写真の決定的瞬間などは、SNSのバズるネタの代表格になりますね。精悍な表情も野性味を感じられますし。
そのため、ほとんどの写真作家の方々は、それらを題材にして写真を撮っています。
Instagramではグラビアアイドルばりの容姿の女性が、ご自慢の肢体をあらわにして、イイネが数千も付いてる、なんて状況もよく見かけます。
同じInstagramでは、子供の動物の愛くるしい動作をしてる動画が、やはり数千のイイネが付けられてバズってるのも、よく見かけます。
被写体がこういったモノに偏るのは、人間の衝動性から見ても仕方のない事ですが、ちょっと「お前らさぁ(汗)」って思う所はあります。私もカメラを握っている者ですから、こういった状況は芳しくないとは思っています。
それでもカメラを握る者としては、自分が「良い」と思ったモノを撮影していきたい、そう思っています。バズりたいのは山々ですが、そこは『時の運』って部分もありますしね。
ともかく、この『三つのB』は頭に置きつつ、カメラマン本人が「良い」と思ったモノを撮影するのが、ストレス無く写真創作に勤しめると思います。その良いと思う『感受性』を、大切にして頂きたい。斯様に思われます。
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