移動

半年後


リザルト

チーム:タンクキラー


ランキング:156984位→156349位


ユーザー:ハルキ

チームメイト:ネル


kill Point:3

Assist Point:2


3KP×150+2AP×100=

950Comprehensive Point


《口座残額:900エクス

     :386,420CP》


「なぁ、ネル」

「ナニ?」

「この半年、目立ちすぎた気が」

「イイカラハヤクデヨ」


俺達がタッグを組んで半年ほど経ち、チームマッチを繰り返しやって居たらいつの間にかランキングがAランクに上がっていた


『知ってるか?っていうタッグ』


ビクッ


ネルが固まった


「どうした?ネル」


『なんだそれ?のは知ってるが』


ギックゥ


『その爆上げしたタッグがタンクキラーなんだよ』

『へぇー、どんなタッグなんだ?』

『片方はスナイパー担いだ人間ヒュームの{クラード}で、スナイパーなのにパルクールやら近接格闘がクソほど上手い、もう片方は重機関銃を振り回して突撃してくる兎獣人ラビッツの{歩行戦車}っていう少女だ』

『なんだよそれwスナイパーが接近戦対策に格闘やるのはまだ分かる、が、兎獣人ラビッツの少女が重機関銃を振り回す?奴ら、脚に筋肉が集中して腕に筋肉ないだろ?ないないw噂に尾ひれが付いたんだろw』

『このアーカイブ見ろよ』

『?・・・え、マジか・・・てかコレあそこに居る奴らじゃね?!』


「ネル」

「ウン」

「逃げるぞッ!」

「サーイエッサー!」


『え!?ホントだ!』


_________________


その後俺とネルは近くにある喫茶店に逃げ込み、今後について相談をはじめることにした


「さて、ついさっき分かった通り俺達は有名になってきた」

「顔バレも、して、る」

「ここで問題」

「でーでん」

「現実から逃げるにはどうすれば良い」

「A.物理的、に逃げる」

「その心は?」

「この都市、だと、何処かで、必ず、分かる」

「N、で、だ・・・犯罪都市と、喧騒市街、どっちがいい?」

「クソほど、遠い、けど、首都圏もある」

「言っておくが、それは最後の手段だぞ?まず俺達だとレベルが合わない」

「?」

「首都から来た奴はこの都市じゃSSダブルランク以上だぞ?今Aランクの俺達だとまともに暮らせない」

「首都圏、過酷・・・」

「さっき上げた二つ以外はリニアフリーパス通って無いしな・・・」

「「むむむ・・・」」


_________________


「ネルー、乗り遅れるぞー」

「ま、まてー」

「そう言われてもリニアは止まりません」


その後なんとかリニアの座席に辿り着く事が出来た


「急行で、こっから、17時間・・・」


俺がこっちに来た時は快速で7日掛かったとは言わない、というか言えない


「とりあえずはこれで一安心だな・・・」

「・・・z」

「お・・・寝ちまったか・・・」


(まぁ夜行バスで5時間かかったからな・・・そりゃあ疲れるか)

(でもどうして15才の少女が一人でこんな所に・・・)


「・・・俺の言える事じゃないな」


_________________


設定


ユーザーネーム:虎猫

虎獣人の32才

サナメと行動を共にしている

コワモテだから運営するクランのメンバーから組長と呼ばれている(実際893だった時期もある)

デカ◯ン


ユーザーネーム:サナメ

エルフの163才(人間換算だと単純計算で16.3才)

虎猫と行動を共にしている

相方(恋人)の虎猫が組長と呼ばれているので姐さんと呼ばれている(実際はエルフの名家のお嬢様)

エロフ

なお実家からは捜索願いが出ているが気にせず警察庁を追い返している

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