タンクキラー初チームマッチ
『お、おいあの二人昨日の{虎}と{地雷}と普通に話してた奴らだぞ!』
『え?あ、ホントだ・・・一体あのバカップル達とどういう関係なんだろ・・・』
「・・・なんか注目されてない?俺ら」
「・・・カエリタイ」
今日は視線が多くてネルがリーグに入った瞬間逃げ帰ろうとしていたが捕まえてリーグ内ユニットまで引っ張っていく
《参加する種目を選択して下さい》
バトルロイヤル
人数:1人
:2人
:3人
:6人
チームマッチ
人数:1VS1
:2VS2
:3VS3
:1VS3
「ハルキ,ドレニスル」
「チームマッチでいいんでないの」
「ワカッタ」
ネルが目で追えない速さでユニットを操作して消えたと思ったら次の瞬間には
《認証しました
エントリーチーム:
「・・・はっや」
カードが発行されていた
_________________
Fbkリーグエクシスタ本部
52階:K区画:幹線道路
「ハルキ、準備はok?」
「あぁ、いつでも始められる」
《ゲームスタート1分前》
『近接装備起動:KAWANOインパルスブーツ』
いつでも飛び出せるようブーツの電源をONにしておく
「ハルキ、援護よろ、しく」
「あいよ」
《ゲームスタート》
カウントがゼロになった瞬間ネルがブーツを使っている俺より速いスピードで敵陣に突っ込んで行った
「はっや・・・」
そう言う俺もブーツから衝撃波を出して家の中に突入する
《ファーストキル:タンクキラー》
アナウンスでネルがいつの間にか敵を倒していた事を知る
『一人やった、あと狙撃が鬱陶しい』
「了解・・・からの接敵」
『了』
何件か先の家からマズルフラッシュが見えたので屋根に飛び移り、窓を突き破って中の奴と近接格闘を始める
手始めに走っている勢いのままストレートをお見舞いしたが相手もM6ソードで応戦してきた
俺もアーミーナイフでM6ソードを受け止めて反対の手でアッパーを喰らわせようとしたが膝で弾かれる
相手をつき飛ばし距離を取って仕切り直す
「へぇ・・・やるじゃねえか・・・が、うちの兎よりは軽いな」
「君こそ気配の消し方がここに居るって言ってる様な物だよ?」
軽口の応酬の後異種格闘技を再開する
俺は飛び出して回し蹴りを出し、相手の頭にクリーンヒットさせたがM6ソードで袈裟に切られてしまった
ハイキックをして距離を取らせてそのまま突っ込んでいきもう一度回し蹴りを出す
《残り5ポイント》
「蹴りだけじゃ避けられるよ」
なにか言っているが勢いのまま回し踵蹴りに繋げていく「・・・インパルス」
「だからよけらr・・・」
相手の頭をインパルスブーツから出た衝撃波で弾き飛ばせば勝者が決まる
《残り1ポイント》
「ネル、相手のスナイパーを倒した」
『こっちは何回かリスキルしてたらやらかした』
「おい」
『というわけでデバフ食らった、後は宜しく』
「フザケンナァァァァァ」
と言いつつ俺はAMRを取り出す
「えぇと、あぁ居た居た」
道路を無防備に渡っている人影を見つけてスコープに入れる
「それじゃgg」
「gg、ハル」
人影がセンターに入った瞬間、トリガーを引いた
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