窓
夜中の2時を過ぎている。休みの前の日、夜更かしをするのが大好きだ。動画を見たりしていると、あっという間に時間が過ぎる。急に睡魔が襲ってきた。寝るのが勿体ない気もするが、眠さを我慢するのもどうかと思った。
何気なくカーテンを開けて窓の外を見ると、真っ暗だった。鏡のように、自分が窓に映っている。よく怖い話だと後ろに誰かが映ってるとか、窓の外からのぞき込んでるとかがある。まあそんなことは無い。自分が映っているだけだ。窓が汚いのかぼんやりしている。カーテンを閉め、ちょっと目が覚めたので、もう少し動画を見た。カーテン越しに夜明けが分かった。ほぼほぼ徹夜か。まあ楽しならいい。
明るくなった外を見てみようとカーテンを開けた。ぞっとした。
暑くて窓を開けたの忘れていた。カーテンを開けたら、ガラスではなく、そのまま外だった。一体、さっき見た姿は何だったのか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます