第3話(6)
ドーンッ ドーンッ
「キャ―――――!!」
「逃げろ!!なんかやばいぞ!!」
生徒たちはいきなり遥か上空から落ちてきた火の雨にパニックを起こしていた。
何が起きたか知らんが、このままじゃ私の生徒たちが危ない!
「お前ら!!私のところに来い!防御魔術を張った!!」
ハルは片手を宙に向け、自らを中心に結界を張った。
森で散り散りになっている生徒も、強制的に防御魔術円の中にテレポートさせる。
セレス「・・・!」
これで全員か・・・?いや、一人足りない!
そして炎の降り注ぐ先を見上げると、人影らしきものが見えた。
あれは・・・なんなんだ!?
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