第3章…いよいよ女湯に入ることが出来たけど何これ?夢オチじゃないの?え、嘘でしょ?信じられんというがっかり
第3章…
いよいよ女湯に入ることが出来たけど何これ?夢オチじゃないの?え、嘘でしょ?信じられんというがっかり
俺は女湯の脱衣所に入る
そして荒くしていた鼻息を静かにさせたのだった
「あーらやだ!節子ちゃん!
まーた太ったのー!?もうおばば丸出しじゃない!
ぎゃははははは!!」
「うるさいわよー!のぶちゃんこそ
もうおっぱいたれたれのばばあよ!
ぎゃははははは!!」
「お互い様よー!」
「「ぎゃははははは!!」」
ん?
なにこれ?
ばばあ?
だけ?
ん?
癒しどこ?
早く癒し
吐き気しかしないよ?
汚いよー?
「あら!やぁだべっぴんさんがきたよ!
ほら!若い頃の私にそっくり!!」
「のぶちゃんの若い頃なんて誰も興味ないわよ!なんせおばばなんだから!」
「「ぎゃははははは!!」」
だまれーー!!
おばば墓入れー!!
人と喋ってこなかった俺はおばばともしゃべれず
そのまま苦笑いで横切る
最悪だ
ここの銭湯はじじばばしかいないのか!
これじゃ俺の癒しがないじゃないかーー!
仕方ないさ
ばばあと一緒の風呂なんて気が引けるけど
自分の身体でも見て洗って帰るか
俺はさっさと服を脱ぐ
おーそういや部屋で見なかった裸だ…
触ってみるかー
【ムニュ】
はあああああ!!!やらかい…!
女の人のおっぱいってこんなにやらかいのかー!
世の女性達はこんなもんぶら下げて生活してんのか!!
こりゃあおっぱいが愛される理由がわかるぜー!!
ってさすがにばばあが見てる前で触りすぎるのもよくないな
家帰ったら存分に触ってやるからな
俺はガラガラと扉を開ける
わりと広めの銭湯でサウナや水風呂がある
いや、しかし年寄りばっかだな……
俺はあたりを見渡した
いやーせいぜい居てもアラフィフだなー
いや、でもアラフィフも悪くないなー
いや!目を覚ませ俺!
若い子を探そう!
若い子!若い子!
俺はずんずんと風呂場を周る
隠れてないで出てこーい!
声が出ない俺が何を言う
出てこないならこっちから行くぞー?
毎日イッてるだけに
捕まえちゃうぞーー??
警察はこんな変態を捕まえるでしょう
ちくしょー
こんなに無駄な話をして時間を潰してるのに
一人もいないだと…
おかしい!一人くらいは!
居ても
いい
だろ
ばばあ。
若返ってくれ
いくら風呂場を周っても何周しても
若い子はいない
こんなとこ興味ないわ!!!
この銭湯に呆れた俺はドア前へ立つ
すると
【ガラガラ】
俺の目の前でドアが開いた
俺は下を向いていた
いつもの癖だ
目の前は人の足しか見えない
どうせばばあだろう
そう決めつけた俺は下を向いてよけようとする
「あ、すいません」
【ピクッ】
声が確かに若かった!!
俺は声を聞くと留守のはずの息子が動いた気がした
若い子ばんざい!!
俺は正面を向く
すると
目の前には
荒井凛さんがいた
おおおー!!!!
なんでこんなとこにいるんだー!!
ここ俺の地元だぞ!?
てか裸!!
なんで裸なん!?!?
は!!ここ銭湯だから当たり前か!!
綺麗だ!まじまじと見るにはあまりにも尊すぎる!
な、なんでここに凛さんが!?
俺は夏休み前のことを思い出した
このパターンは!
抱きついてくれるパターンやないか!!
殴られたことより抱きつかれたことの方が印象に残ってる僕です。
さあこい!
凛さん!
こい!
こ!
「どいてもらえますか?」
冷たくあしらわれた
もちろん俺は何も言えず
肩がぶつかりながら凛さんは俺の横を通り過ぎる
いや、どいてもらえますかじゃなくてさ……
もうちょっと裸見せてよ…
俺は興味ないはずの風呂場に戻る
まるで不審者。ストーカーのように凛さんの背中を追う
うわあ〜〜〜!
お尻が歩く度に揺れている!!
あれは安産型だ!えっちだ!健康だ!!
ついて行きます!一生!!
あ、勘違いしないように説明するけど
ホラー小説ではないので安心してね
今度はあなたの裸を見に来るかも
すぐ前には凛さんはいる
そーっとついていくと
シャワーの方へ行った
凛さんは一回シャワーを浴びてから
1番広い風呂へと入っていった
もちろん俺もついていく
湯船に浸かる凛さん
その横には必ず俺
体をまじまじと見ると
お湯にぷかーっと浮いてる凛さんの胸
で、でかくね!?
女子力が上がった俺もなかなかのでかさだったが
凛さんもそのくらいある
しかもめちゃくちゃ綺麗
俺はこれでもかと言うほどまじまじと見る
まあ当然のことだが
「何見てるんですか?」
不良少女は何も恐れも知らず俺に言ってきた
ピンチ俺
喋れない
今冷静に綺麗とか言ってたけど
実際は声を出したら震えてるだろうし
鼻の下は伸びるし
なんかもう言葉に出来ないくらい興奮してます!!
「なんなんですかって聞いてるんですけど」
「……」
「…はぁ」
凛さんはため息をつく
なんかさーせん
「髪、綺麗ですね」
!?
まさかの出来事
凛さんはあろうことか
この変態に話しかけてきた
「か!かみ!?」
俺はテンパっていつもより高い声が出た
てかびっくりしすぎて声出た
「髪綺麗な女の人うらやましいですよ?
日本人って感じがして」
凛さんはなんの気も知れず
ほほえんでいる
なんだ、よく見ればそんなに怖そうじゃないじゃん
てか顔可愛い
だがもうこれ以上喋れない
あんなに攻め気でいた俺だが
話しかけられた瞬間にシャイが爆発した
【ばしゃーーん!!】
勢いよく湯船を出た俺は
そのまま銭湯を出る
と思ったが
【どてーー!!!!】
豪快にこけた
逃亡失敗
こけて倒れてる俺をおばさんどもが囲む
「大丈夫??
救急車呼ぶー!?」
大声でおばさんが俺に言う
「だ、大丈夫です……」
と立ち上がろうとした瞬間
裸の若い子が立っていた
そう
凛さんが!!
「大丈夫ですか!?
立てます?肩かしますよ!」
と言って凛さんは俺の腕を掴んで肩にかけようとする
その拍子に胸の真ん中の突起物にもろに触れてしまった
あがぁぁぁ!!!!
ちくびーーーむ!!
【ブボォォーーー!!!】
俺は鼻血を出して倒れる
その後の記憶はない。
あぁなんて散々なんだ!
凛さんのちくびーーーむ触れたからいいやぁぁー!!
第3章
いよいよ女湯に入ることが出来たけど何これ?夢オチじゃないの?え、嘘でしょ?信じられんというがっかり
終わり!
ばばあのちくびーむだったらある意味死んでたな
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます