第2章…変態な俺は女になっちゃったもんで女湯とかどうどうと入れるけど抜くもんがない!死にたいわぁという気持ち

第2章…


変態な俺は女になっちゃったもんで女湯とかどうどうと入れるけど抜くもんがない!死にたいわぁという気持ち




姉貴が帰ってこない…

女になっちゃったし女のまま外に行くわけもいかないし

待ってよ……

女になってるって簡単に話してるけど

夏休み俺がゴリゴリの男になるって話だよな!?

あの野郎…許せねぇ…しかも声男のままだし

電話したら帰ってくるかな?

ちくしょう

父さんはハゲに母さんはただのデブに

そして弟は妹に

なんて姉なんだ……

腹が立ってきた…


【プルルルル】


『もしもし?遥斗?

なに?なにか用?お姉ちゃん忙しいの

切るよ?お姉ちゃんこのままじゃ切るよ!?』


「切るんじゃねぇぇ!!!」


俺はケータイのマイクに向かって大声で叫んだ


「てめぇ!帰ってこなきゃ部屋のもの全部捨てるぞ!」


『あぁ!それだけはやめて!

ごめんてば!すぐ治る薬作るから!』


「早く帰ってこい…いいか?」


『はい』


ふざけんな…ちきしょう


15分くらい経つと


「ただいまーーいやー春斗ー

可愛い顔になっちゃってホントにー」


姉貴がヘラヘラしながら帰ってきた

相変わらず白衣みたいの来てるけど

パジャマで外出たのにいつ着替えたんだよ


「早く直してくれ

声だけ男で気持ち悪いじゃないか」


「まあ急ぐなってすぐに資料持ってくるから

えーっと。」


姉貴は分厚い本をパラパラとめくり

ビーカーに何かを入れ

ぐつぐつとした液体が出来上がる

この手の作業だけは素直にすごいと思う


「あーなるほどー!

マンスクードルーフを入れたからかー!

そっちじゃないよね

メンスのほうだったわーあはははは!!ちょーうけるー」


わけのわからない用語が出てくる

笑い事じゃねーよ


「効果は即効の方がいいでしょ?」


「当たり前だ」


特殊な色をした粉をビーカーに入れると

紫の煙が出てくる


「おらぁ!完成だー!

ビーカーのまま飲め!」


姉貴はドヤ顔でビーカーを渡してくる


「まったく、何分で効果出んの?」


「ちょー即効だからね!

10秒くらいだよ

あ、即効のメリットはホントに即効だけど

デメリットは効果が強すぎることね!

まあ、女の子になっちゃったんだし

強すぎるくらいがちょうどいいんじゃない?」


なるほど、

そりゃありがたく飲ませてもらうぜ!

俺はビーカーのまままたイッキ飲みをしま


確かに10秒間

俺の体の中は暴れてた


「わああああ!!!」


なんだろう!このくすぐったいけど痛い感じ!

ホントに暴れてて体がねじれてるみたいだ


「うわあああ!!」


俺の体はボン!と音をたてて変わっていった


「どやぁ!お姉ちゃんの力は!!」


姉貴が叫んでどや顏をみせる

しかし


再び体を見る


え?


「なんだよ、変わってねえじゃん!

って…あれ!?」


おいおい!なんだよこれ!!


「声が女だぞ!!」


俺は声の異変にすぐに気がついた


「あ、あれぇぇ??

あ!ちょっと人間ドックの日だ

お姉ちゃん行ってく、」


「待てやこらー!」


俺は逃げようとする姉貴の腕を掴む


「離せ遥斗!

お姉ちゃん忙しいんだ!

だよな!忙しいよな!

どわぁぁ!!」


【ドスン!】


言い訳ばかりする姉貴を俺は押し倒した


「お前ふざけんなよー?

即効なんだろ?効果絶大なんだろ?

早く戻せよ、」


「あ、そうそう即効なんだよ!

だから体の変化とか大げさになってるっしょ!

うわ、あんたすげーおっぱいでかくなってるじゃん!

え!くびれくびれ!うわ!足細い!

なにこの女子力あははは!」


「何がおかしいんだよ!

これどうすんだよ!!」


「戻し方しらない」


「はあ?」


冷や汗ダラダラの姉貴は他人事のようににやけていた

お前それ…話にならんだろ


「どうしてくれんだ!」


俺は開き直った姉貴に腹が立った


「わからないものはわからないじゃん?

とりあえず、すまん」


「すまんじゃねー!!

どうすんだよ!」


「このまま女の子で過ごすんだな!」


うそだろおいー!!


こうして女の子として生きていくことになった俺は

波乱の日々が始まるのであった

その後姉貴は仕事へ向かいながらも改善策を考えてくれるらしい

さっさと考えろボケカス!


「………」


俺は黙って姉貴の部屋の鏡を見つめる

まあ嫌だと拒んだものの

めちゃくちゃかわいい自分にびっくりしてる

自分で体を動かしてみると

思い通りのポーズなど出来てしまう!

まるで可愛くてスタイルの良い女の子を

操ってるかのごとく!!!

その理想の姿や形!さらには柔らかさまで自分のものになったと考えると


興奮するのだ!!!

実にエロい!!

胸を触ったり!髪の匂いを嗅いだり!

やりたい放題だー!!!


「やばいぞこれ…」


本当にいやらしい。

いや、ハレンチ極まりない。

あ、これ自慰したっていいんじゃね?

そうだよな!こんなにエロい女の子が目の前で好き放題してくれるんだ!

俺はおもむろにパンツを脱いだ


「……」


しかし

やはりその姿と同じ、

まさかの男性器が消えていたのだった


「うおー!!!!」


ど、どうすればいい?

性欲と心までは女の子にならなかったのか?

何を抜けばいいの!?

ぐあーー!!!

猛烈に!

◯◯◯◯がしたい!!!

↑自重


しかし何も出来やしない

これじゃあ焦らされてるようなものじゃないか!

姉貴よりも圧倒的にスタイルがよくなり

顔も美人と可愛いのちょうどいい間なのに!

こんな俺を

誰が癒してくれんだぁぁ!!!


そう、癒してくれるものなど何もない

女になったということは…そういうこと!!

ならば変態なら変態らしく!!


女湯に!!


堂々と!!


入ろうじゃないかー!!

そう、女になったということを開き直り

変態行為をしようじゃないか!

この悲劇を女湯に入るという行為でどうか中和させてくれ!

そうじゃなきゃ割に合わないよな!そうだよな!な!?なぁ!?

姉貴!そこらへんちょっと感謝してやろうか!!

俺は近くの銭湯に行くことにした

あ、そういや女物のパンティーとか持ってな…


いや、俺をなめるな。

エロ本に入ってる付録のティーバックなら持っている!

こいつとTシャツでオッケーだ!

銭湯に着くと


「あらお客さんだわ、いらっしゃい!

700円と税込で770円ちょうだいいたしますーー」


ちくしょー税金で俺のお金がなくなっちまうぜ!

まあいいわ

俺は千円札を渡しおつりをもらう

そして、女湯へ……


少しドキドキしている

なぜならこの女湯と書かれた布をめくって角を曲がれば

俺の求めてた最高の癒しが待っているからだ!!


「んふーー!!んふーー!!

んふーー!!んふーー!!」


鼻息が荒い

人生初の女湯に入る!

こんなこと興奮せずに居られるかってんだ!

心が男な俺は一応人目を気にする

でも大丈夫!俺は今、美人だ

なんだってありなはず


「ふんがーー!!!ふんがーー!!!

ふんがーー!!!ふんがーー!!!」


鼻息を更に荒くして

女湯と書かれたピンクの布をめくり

角を曲がる


き、きたー!!



第2章…


変態な俺は女になっちゃったもんで女湯とかどうどうと入れるけど抜くもんがない!死にたいわぁという気持ち


終わり!


女の……裸…おっぱい……

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