第4章…風呂で鼻血出したかと思ったら股間から血が出てきてこの感覚なに?ももも、もしかして恋?という爽快感

第4章…


風呂で鼻血出したかと思ったら股間から血が出てきてこの感覚なに?ももも、もしかして恋?という爽快感




俺は夢を見ていた

そう覚めることのない夢を

お、男に戻ってる!やったー!

全裸だけど男に戻れたんだ!

ちゃんと股間のロケットランチャーもついている

準備万端、ロケットランチャーの弾というか玉も準備万端だ


ってあれ?そういえばここ女風呂だよね?

やべー逃げなきゃ!

俺は股間のもっこりを上下に揺らしながらダッシュで逃げた


見つかったら牢屋に入れられる!

そんな覚悟で俺は股間のもっこりを上下に揺らしながらダッシュで逃げた


こんなとこ誰にも見られてたまるか!

俺は隠れながらも股間のもっこりを上下に揺らしながら逃げた


このもっこり感懐かしい!


もっこり感ってなんだよ!

って思いながら股間のもっこりを上下に揺らしながらダッシュで逃げた


そうしてるうちに


【ぷにゅ〜】


なんかやらかい壁にぶつかった

まずい!これは罠か!

俺は視界を股間から正面に移すと

え!!

全裸の凛さんがいるではないか!

ってことはこのやらかいものは!


おっっっっぱーーーーーーい!!!!


凛さんにぶつかったが倒れることはなかった

すると凛さんが俺の腰に手を回す


「またぶつかってきたなー?

まったくーすけべなんだからー」


あー!!

だめ!言葉攻めはだめなのー!


俺は股間のもっこりことロケットランチャーが暴発しそうだった


「私の裸見てどうすんの?」


ど、どうするってそりゃ


○○○して○○○に○○してから

○○○を叩いて○○○に○○○するに

決まっておるであろー!自重多め↑


「したいようにしていいよ」


ばきゅーーむ!

股間のロケットランチャーが暴発した

俺は幸せの天国にいってしまうのか!

ばきゅーーむ!ばきゅーーむ!

えへえへへ

えへへへへへ

た、たのしいーなー人生って


俺は全裸で笑う

ここまでが夢の話だ


俺は目が覚めた

あれ?股間が軽い


「あ!大丈夫ですか?」


そこには服を着た凛さんがいた

そして膝の上に頭を乗っけている俺

いわゆる凛さんに膝枕をしてもらっているのだ

膝枕…


「ぐあー!!!」


俺は衝撃で飛び起きた

いくら服を着てたとしても

短パンだから生足だ

すべすべしてたなー!なんで起きてしまったんだろ!

凛さんは俺の声にびっくりしながらも

心配そうな眼差しでこっちを見る


「だ、大丈夫なんですか?

その…ひどくうなされてたってか

笑ってましたけど…」


わ、笑ってた?

それは夢の中の話じゃ…

俺はおもむろに股間を見る

あれ?なんで服きてるんだ?

そこに今さら気づいた


「あ、ごめんなさい

えっと勝手にロッカー開けてしまいました!

服も着せたのは私です!」


き、着せたなんて…

そんな羞恥プレイを…

ってか俺なんか喋れや!

さっきから俺のセリフが少ないことにも気づく


しかし相変わらず女のままだ

凛さんは警戒もしないで俺を助けてくれた

いやーありがたやー


「あの…大丈夫ですか?」


何回も何回も聞いてくれる凛さん

さすがに俺も受け答えるしかなかった


「だ、大丈夫だよ」


「あ、よかったです」


ふはは。あとは帰るだけだ

ありがとよ。君の裸はこの頭とないはずの股間のロケットランチャーに刻み込んでおいたからな


「えーーっと

牛乳おごらせてください!」


凛さんが口を開く


「えーー!!!」


急だったので急に声が出る


「いや、あの、今回はホントに迷惑かけたので、あの、気持ちとして

あ、安いですよね!ごめんなさい!」


「そ、そんなことしなくていいよ!」


俺も負けじと断ってみる


「いや、ホントに!」


「いや、いいって!」


なぜこんなお互い気を使いあってるのか


「ちょっとついてきてください!」


凛さんは俺の手を引っ張る

な、なにをするんだ!

そう思いながらも引っ張られるがままに

凛さんについていく


「せっかくなんだしおごらせてっての!」


凛さんは口調が変わりスピードを早める

お、おいてくなよ!

俺はしっかり凛さんの手を掴む

なんかすごくほっこりした気分になったのは初めてだった


俺と凛さんは女湯を出て牛乳の自販機に立つ


「イチゴがいい?それともコーヒー?」


牛乳の種類だ


「じ、じゃあぼにゅ…

あ、コーヒーで!」


母乳といいそうになったのは秘密だ

この小説を見てる人たちだって気付いてないだろう白目


「コーヒーね!

あたしはイチゴかなー?」


意外と女の子らしいもの飲むのね

すると後ろからお店のおばさんがくる


「あーら凛ちゃん!

お友達?こんにちは」


「おー!おばちゃんじゃないか!

んー友達っちゃ友達だよ」


おばさんは俺に挨拶をしたっぽかったので俺もお辞儀をする


「はい!コーヒー牛乳!」


凛さんはコーヒー牛乳を俺に渡す


「あ、ありがと…」


緊張しながらも俺はお礼を言う


「ごめんね、こんなのしかおごれなくて」


いや、おごらなくていいって言ったのに

なんてことは口にせずに俺は首を振る


「もしかして、喋るの苦手?」


凛さんはいたずらに顔を近づけて言ってくる

俺はその顔を避けるように背ける


「苦手なのね、かわいい」


凛さんは微笑みながら言った

か、かわいいだと!?

言われて嬉しくはないが俺は女だってことに気づく


「裸の付き合いしたじゃないのー

人と喋りたくないなら人に裸見せるんじゃないのー!」


お前はお母さんか!

やはり少ない俺のセリフ


「シャイガールかー

悪くないね!」


何をいいやがるこいつは!


「仲良くなろ?」


お前ってやつは!


「いいよ」


ぐいぐい来る凛さんに耐えきれずに俺は凛さんと友達になってしまったようだ


「んじゃRAIN交換しよー!」


もうされるがままだ

そのクールな顔からは考えられないくらい天真爛漫だ

俺は凛さんにスマホを渡して

RAINを交換した

これ…俺が男に戻ったらどうすんだろ?


「名前はなんていうの?」


な、名前!?

そういや女の子の名前なんて考えてもなかった


「は、ハル」


「ハルちゃん?」


なんとかごまかせた


「ハルちゃんかー

あたしは凛って名前だよ!

よろしくね!」


凛さんは笑顔だった。

その日はRAINを交換して解散した

さすがに男だということはバレるわけがない

凛さんの裸を覗こうとした罰なのか

このまま一緒に友達として接してしまったら男に戻った時、

きっと凛さんの中の根暗な遥斗に戻ってしまう

こりゃまずい

にしても裸見れたしたなー

それだけが俺の得だろう

いや、もう女ってことを気にしないで

とことん裸を見まくろうじゃないか!

んふふふ

こうして女としての1日を有意義にかつ

悪的に過ごしたのだった


家に帰ると


「遥斗おかえりー」


ソファーに座りながらせんべいを食ってる姉貴がいた


「うわ!あんた誰!?」


そして俺の姿に驚く

俺はその無神経な態度に腹が立ち


【ガツーーーン!!!】


姉貴の脳天にチョップをした


「いてー!!!

わかったよ!もうふざけるのやめるよ!

でもいつもより痛くないの遥斗が女の子だからかなー!

かわいいやつめ!ぬははは!」


くそ!

凛さんにかわいいと言われるのと

姉貴にかわいいと言われるのでは

こんなにもうざさが違うのか!


「まあまあ座れや遥斗よ」


「お前スペース取りすぎだデブ」


「んだと!!153センチ45キロのどこがデブだ!!」


いきなり身長体重を発表する姉貴

まあいつも通りわけわからんな

とりあえず姉貴の隣に座る

すると座ると同時に


「女風呂でも覗いたのか?」


「ええ!!??」


姉貴が真顔で聞いてくる

な、なんでばれた!


「えーだってーお姉ちゃんも男に戻ったら

むきむきのマッチョ探しに男風呂行くもん」


やはり姉弟なのか

やることは同じみたいだ


「にしても姉貴、早く戻るようにしてくれよ」


「えーー!!いつになるかわかんないけどいいの?」


「とりあえず夏休みの間はなんとかなるから

それまでに治る薬作れよ?」


「原因がわかったらね!」


ほんとに大丈夫か…?

とりあえず今日は疲れたし気絶もしたし

寝るか!

部屋に入りベットにつく

いやーすぐ寝れるなー

ほんと色々ありすぎて疲れたわ

もしかしたら寝たら男に戻るかもしれない!

俺はそんな期待をしながら眠りにつく

はあ体が重い気がするぞ


なんだこれ…

もしかしたら男に戻るかも!

それが今きたのか!

確かに体が重い

そしてひたすら眠い


だるい……

起きた時にはもう昼の1時だった


あー…

まだだるいぞー

男に戻ってることを祈りながら俺は鏡を見る

ちくしょー相変わらず可愛い顔だ!

男には戻ってなかった


どういうことだ、体がだるいぞ


てかお腹痛い!

あーー!!


「あああああ!!!!」


俺はお腹の痛さに耐え切れず声を出す


すると


【がちゃーー】


「うるさいぞー遥斗ー

近所迷惑だぞー

っていててー」


姉貴が部屋に入ってきて

何かに痛がりそしてダルそうだった


「何がどうなってるんだ姉貴!

お腹痛いし体が重い!」


俺はまた姉貴の仕業かと思っていた


「はあ?どうなってるとかあんたの身体なんて知るわけないでしょ

お姉ちゃん生理だから死んでくるわ」


姉貴の言葉に生理というのが出てきた

せ、生理だと!?

俺は味わったことのない痛みと戦っていた

お、俺も死んでこよ…

女の子は大変だなとつくづく思いました


その日は俺も姉貴も死んでいた

いや、飯もろくに食ってなかったな

姉貴は昼には専門職の仕事にいったけど

相当辛そうだった

いつもこんなんなりながらがんばってたんだなーと感心した1日でした



第4章…


風呂で鼻血出したと思ったら股間から血が出てマジムラムラするこの感覚なに?もしかして恋?っていう爽快感


終わり!


みんな女の子の日の子には優しくしてあげようね

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