第23話 別世界に飛ばされた男
隣のメデューサを振り返るメフェストルシファー。
メフェストルシファーとメデューサの緋色の瞳が重なり合う。
「あ、お、なぜ、だ、メデューサ?」
メデューサが俺を攻撃する? ありえん!信じられん!小僧ではなく、なぜ味方である俺を・・・
「そう、か、これ、で、ルナ、を、洗脳、し、た、の、か」
おもしろい、と。この期に及ぶもメフェストルシファーはこいつは面白い能力だと感じ、興味を引いた。死に向かってるにも関わらず。
ではキサマもルナのいない人生を謳歌していけ。異形の世界へ飛べ!
「反転!」
空間に突然現れた燦然と輝く星々。メフェストルシファーの呪文とともに、その空間が膨張する。
「おおおお―――ジン、やべーよ、目が・ま・わ・る・―――」
ぐるぐるぐるぐる渦のように、ぐるぐるぐるぐる旋風のように。
そして膨張した空間へと吸い込まれていく、、まるでこの空間に喰われるかのように。
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