第20話 男と女の関係

すっげぇーー全面ガラス張りで角部屋。

ここは高層マンション。外の宝石を鏤めたような街の明かりに暫し見とれてしまう。


タワマンて、もう天空の城だよなぁ。リッチな女だが、歳を聞くとまだ19と若い。(その割には大人っぽいが)


「飲みましょ」

とビールとワインに日本酒やら、次から次へと運んでくる。

つまみはサラダポッキーとカブの漬物だけど、意外とアルコールに合ってた。


ジン曰く水沢響子は例の施設にいた女、つまり「モンスター」を一瞬で倒して逃げた女の可能性もあるというので、尋ねてみたらビンゴだった。 


俺、いや、私も同様に実験体として囚われの身だったと告げるが、水沢響子は驚きもせず、「やっぱりね」

と興味は示すが、施設で葉山リサを見たことがないので収容時期が違ってたのだろうと思ったらしい。


なら、、シャワーしたいからと大きめのバスローブを借りてバスルームへ向かった。


シャワーを浴びた後、バスルームで森羅万象を起動し夏生利久に戻る。

なんか久し振りなだけにお股の感触が愛しい。


バスローブを羽織って水沢響子に近づくと

「誰?!」

まぁそうだよな。俺は水沢響子に長々と説明を始めた。ホントは男だということ、

歳は20だということも含めて。

(4つサバ読んだけど森羅万象の年齢設定は20歳だから)


「えー!ウソー!ホントにー!男なのー!」

から始まり、水沢響子は俺の話を聞いてるのか、話の途中で、ステキとかカッコいいとか、このマンションあげるとか熱の入れようで嬉し迷惑だった。

水沢響子は超タイプだし、ま、いっか。


話の途中で私もシャワーしてくるとバスローブを掴んでバスルームへ行ってしまった。


彼女がバスルームから戻ると風呂上がりで濡れた髪にバスローブ姿の素顔もいいな。

と見とれてたら、そのまま俺に近づいてきて、

目の前でいきなりバスローブの前をパッと開くと、、なにも着けてなかった。


ビーナスのような全裸にまたまた見とれてしまっていると、彼女が

 「水沢響子じゃイヤ、ルナって呼んで」

としがみついてきた。ルナ?ま、いいや、、そのまま2人はキスの嵐の中へ、、


ルナはここじゃなくてガラス張りの出窓を指して、あっちがいいっていうけど

誰かに見られたらどうする?というと、


「いいんじゃない?見せてあげれば」


ルナの言葉に鼻血が出そうになる。

下から見上げるように見つめてきたその色っぽい瞳に思わず

「うん」と言ってしまった。


そうだよな。

街の夜景を見ながらのエッチなんて誰かが見ているみたいで、、

俺のスケベ指数はオーバーレブしちゃってレッドゾーンだ。


室内灯を消し、ルナがガラス張りの窓枠に身体を寄せて、、

大きく足を広げたルナが、


「こんな感じ?」


ルナのエロいポーズに朝焼けが染まる。


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ルナの中は蕩けちゃうほど気持ちがいい。

俺の愛すキャンディーが溺れちゃいそうだ。

ルナはもっと気持ちよさそうな顔をしている。


そうだ、試してみなきゃ。きっと驚くぞ。ルナ、どうなるかなぁ。

悪戯っ子のような顔をして、珍筋を2倍に膨張させた。


「あっ!え?なに?」

「どうして?」


大きくって、硬くて、初めてよ、こんなの、

アッ・・・凄いわ、ダメ、※※になっちゃう。


見なくても感覚でアレの太さも硬さも長さも大きくなってるのが分かる。

同時にルナの膣壁がまとわりつき俺の気持ちよさもアップする。


エロっぽいルナのあえぎと艶めかしさに思わず、

やべっ、イクっ!

「ルナの中にだしていい?」

「いいわ、だして、いっぱいだして―!」


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『おい、オレも堪能させてもらった。1日に3回は押し倒せ』

「なんですとーー」


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俺がシャワーを浴びてる時、気を利かせて明け方まで営業している鮨屋に握り鮨を注文していたらしい。

それをつまみに飲みながら話を進めた。緑色の薬を接種して得た未知の能力を検証しながら、お互いの能力や水沢響子ことルナの素性、神聖様、神聖国フェラル教のことなどを尋ねてみる。


彼女が売店事務所で見せたアヌビスの画像で騙された形だが、天空にあったのはやはり円盤だった。聖神、水沢響子ことルナ曰く、星神が正しい表現だとか。星の神と円盤、つまり、、


今から何千数百年もの昔に例の円盤で宇宙からこの星にたどり着く。

この星、地球に於いて宇宙からの訪問者である彼らは自分達の生活基盤を作るための移住計画を立てた。


それは彼らを神と崇めさせろこと。つまり彼らとって都合のいい神話と宗教を世界に広め、労せずして糧を得る手段だった。


結果、人々は現在も地球外生命体である彼らを神と崇めている。

侵略者?の癖に頭いいなぁ。宗教って金になるもんなぁ、悔しいけど羨ましい。。


ルナは聖神国フェラルの幹部の1人なのだとか。

(だからこんな暮らしができるのか。バスルームも小さいプールみたいだったし)


で、ルナと一緒に暮らしてほしいと懇願され、戸籍が無いに等しい俺にとって渡りに船と喜んで承諾した。


ルナは余程嬉しかったのかお金は腐るほどあるからとブラックカードを持たせてくれた。髪結いの亭主って気分だぜ。


そうだ、大変お世話になったママに、お店のキャスト辞める旨の連絡しなきゃ。。



「ところで、ルナの部下っていたじゃん」

「…うん…」

「その部下で黒霧使いがいただろ」

「…はい…」

「ひょっとしてガンダ国にいたヤツじゃない?

俺みたいに薬漬けにされて脳力発現後に政府に隔離されてたってやつ」

(ちょー弱かったけど。俺が強すぎ?)

「うん、使えると思って連れてきたの、でも、」

「ごめんなさい。迷惑かけちゃったね。怒ってる?過去の過ちだし、許して…おねがーい、旦那様―♡」


「許さね―よー、ガオー―♡!!」

「キャーー ♡」

第2ラウンドの開始だ♡


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「あ、そうだ。ルナ、明日買い物に行こうよ」

「うん、行こう。利久の服とか身の回りのものも入るしね」


(違う、本当の目的は男のロマンを追求するためだ。ルナに白いミニのノースリーブ着せて、ノーブラ♡⃛ノーパン♡⃛で買い物させるのだー!)

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