第9話 犯す男

人々が行き交う朝の通勤時間帯の駅の構内で男は誰か探している。お目当ての人を見つけたのか1人の女の後を追うように改札口を抜け、同じ電車へ乗り込んだ。


女はスカートをはいている。

次の停車駅で電車が停まり左右に扉が開く。


駅で降りる人、電車に乗る人を無視して、男は女に近づくといきなり女のスカートを腰まで捲り上げた。

男のズボンからは勃起したモノが露出しているが、女は悲鳴も上げず男のされるがままでいる。

注入しやすいように男の勃起したモノの先端にはゼリー状の液体が塗られていた。


男は女の片足を掲げて下着の股の部分を横にずらすと熱り勃ったモノを女の膣に押し当て強引に挿入した。

それでも女は叫び声を上げなかった。


乗り合わせた乗客も電車を降りようとしてる乗客も乗り込むのを待っている乗客の誰も彼もが知らんぷりだ。


短時間のうちにコトを済ました男は乗降する客に紛れ停車中の駅で降りたその時、

女の悲鳴が電車内に響き渡った。行為に手慣れてるのか男は軽い足取りで去って行く。

 

「世の中の女の大半がスカートにパンティだけなんて無防備すぎだろ。 やりたくなったらイツでも、ドコでも、ダレとでもだ。隣の奥さんも、向かいの少女も、TVの中のアイドルも世の中の女は全て俺のモノだぜ!」


「女を漁り始めた当初はアドレナリンでまくりの超興奮状態で時間内に中出しできたが、慣れてきちゃうと突っ込んで終わりな場面もあるが、、」


だが、と男は続ける。


「オッパイもアソコもやーるやーるーたーだ、だ。パンティ脱がす時間が勿体ねーから股ぐらの部分ずらして強引にネジ込む。色気ねーけど中身は同じだし、ハハハハ」


軽い足取りで去って行く男は薄笑いを浮かべながら満足気だった。

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