前のエピソード――エピローグ

騎士になった土魔法使いと都市開発

　ソイル・アンダーソン　元アンダーソン領の領主家の息子。１６歳。天職の儀にて土魔法使いを授かってしまい、幼馴染のマイケルとの試合も負け許嫁のヘレンを奪われる。土魔法の訓練の名目で家を追い出され、辺境のハーベスタに飛ばされた。

　セモリナ・フィールズ　ハーベスタ村の村長の一人娘で村一番の魔法使い。１６歳。ソイルの元許嫁でマイケルの許嫁だが破局してソイルと縒りを戻すことになった。村の中では最弱である。

　ブラン・フィールズ　脳筋系冒険者チーム『マッスルパワー』のリーダーでハーベスタ村の村長。ゴブリンに占拠されていたベスタ砦を奪還した報酬でこの地を治める村長となる。セモリナの父親で、ソイルの剣の師匠でもある。

ケイト　セモリナによってハーベスト村に連れて来られた建築ギルドのメンバーで建築に詳しい。ゴーレムを召喚する魔法陣を描けて優秀だが、ソイルに一目惚れしてしまい奇行を重ねるので軽く見られがち。

シェーマス　自称村一番の農家で土魔法『ソイル』の使い手。土魔法ソイルのスキルの高さのお陰で猫の額ほどの畑でも、村人全員分の野菜を賄えている。最近やって来たソイル・アンダーソンに村一番のソイル使いの座を脅かされて少し焦っている。

ブレイブ　剣士、自称ソイルのライバルで『若手四人衆』のリーダー。ハーベスタ村の住人でマッスルパワーのメンバー『アクセル』を父に持つ。

ローズ　コスモスの妹。狩人。ブレイブの事を密かに思っていつつも全然振り向いてくれないことに不満を持っていたが、最近両想いになれた。若手四人衆のメンバー。

ケビン　槍使い。若手四人衆のメンバー。いずれは大都市に出ていきたいと思っている。

ジャズ　槌使い、寡黙。村に住んで家に入ってくれる女の人と結婚したいと思っている。

コスモス　ローズの姉。狩人で諜報活動に従事。

ヘレン・プロフィティス　貴族。魔道具職人。１６歳。天職の儀で魔道具職人を引く前からトリプルレア級魔道具を作成できる程有能。ソイルの元許嫁でマイケルの婚約者。

マイケル・コリンズ　コリンズ領の領主の息子。１６歳。ソイルの幼馴染でライバルでソイルは嫌がらせを時々受けていたがその殆どはソイルに原因があった。幼少の頃片思いのヘレンをソイルに奪われるが成人の儀の試合で奪い返す。

ロック・アンダーソン　アンダーソン領の領主で貴族で元マッスルパワーのメンバー。平民だったがマッスルパワーのベスタ砦奪還作戦に参加し、砦奪還の報酬で英雄となり、サンドラにプロポーズして結婚し貴族となった。ソイルは父親のロックの事を最強と思っていたがブランはチーム内で最弱と評する。ソイルとマリーの子どもを持つ。

サンドラ・アンダーソン　アンダーソン領の先代領主の一人娘であり貴族。ソイルの母親で元マッスルパワーのメンバー。剣聖であり剣技はチーム一番の実力で、領地運営にも定評がある。

マリー・アンダーソン　アンダーソン領の娘。剣技に秀でる。ソイルよりも４歳年下の１２歳。

ジョン町長　隣町ウッドストックの町長。最近は町長の座を何者かに脅かされている。

チビ　ゴーレム０号。超小型ゴーレム。出番は少ないがいつもセモリナの肩の上で踊ってる。

ゴン　ゴーレム１号。ゴンちゃん。召喚直後はロックゴーレムだったがＭＰを消費するたびに進化。ダークゴーレム→メタルゴーレムに進化し空まで飛べるようになった。なんとなく人間の言葉が分かるらしい。

ゴー　ゴーレム２号。ゴーちゃん。