ミドルフェイズ9(探索6)
【GM】
では、別チーム行きましょう。監視室に行ったのは不動姉妹か
【不動姉妹】
イェ
【GM】
では不動姉妹は監視室の前まで来ました。で、気が付きますが、ドアが少し開いていますね
【不動姉妹】
「…誰かいるのかな。」
「それか、ワタシ達が来る前に居たかのどちらかね。」
【不動姉妹】
身構えつつもドアの隙間を広げて中の様子を伺います。
【GM】
では、注意深く中をのぞくと、警備兵の一人が手足を縛られて床に倒れていることに気が付くでしょう
【特殊部隊】
…シテ…オコシテ…
【GM】
部屋の奥には多数のモニターがあるようで、そこに誰かいるようですね
【不動姉妹】
「どうしたものかしら。ワタシ達、荒事は得意じゃないし…」
【不動姉妹】
入るしかないからこっそり入ってみますか。警備兵は起きてます?寝てんのかな。
【GM】
警備兵は気を失っていますね
【GM】
不動姉妹は警備室に入りました。奥の人物は椅子に腰かけながら、備え付けられた機器をカチャカチャと操作しています
【不動姉妹】
遠目に人相とか分かりますかね。
【GM】
わかっていいですよ。
【ソルジャーδ】
こんな顔
【不動姉妹】
あっ
【不動姉妹】
不動姉妹はソルジャーのこと知らないからヨシ!
【ソルジャーδ】
「うーん、わからん。こういう作業はζに任せてたからなぁ。まあいいか」と言うと、椅子をくるっと回して姉妹の方を向きます
【不動姉妹】
「あら、こっちを向かれてしまったわ、二。」
「やっぱりボク達にはこういうのは向かないよ、一。今度UGNに戦闘業務を回さないように言おう。」
【ソルジャーδ】
「ここの研究員ではなさそうだな」
【不動姉妹】
「こんにちは、知らないおねーさん。どうやら貴女もここの人ではないようね。」
「おねーさんは何をしているんだい?ボク達は出る方法を探しているところなんだ。」
【ソルジャーδ】
「なるほど。サンプルとして連れてこられた子か」と納得したようにうなずく
【ソルジャーδ】
「私はソルジャーδ。私もここから出る手段を探していたところだ。セキュリティレベルが上がったせいで、ここから隔壁を操作できなくなったようだ」
【不動姉妹】
「不思議な名前だね。セキュリティレベルが上がったってことは…あの子が原因かな。」
「さっきから小さいお嬢さんに追いかけまわされていてね。すごい暴れようなの。」
【ソルジャーδ】
「小さいお嬢さん…?」と首をかしげる。
【ソルジャーδ】
「そうだ。逃げてきたのなら、先生を見ていないか?このくらいの身長のけだるそうな女性なんだが」
【不動姉妹】
お互いに顔を見合わせた後に
「ええと、何ていったかしら。」
「サオトメアスカ、ってりんねちゃんは呼んでた よね。」
【ソルジャーδ】
「それが先生だ。見つかってよかった。近くに来ているのか?」
【不動姉妹】
「ちょうどそこの部屋に居るはずだよ。」
ドア向こう、資料室側を指さします。
【ソルジャーδ】
「助かる」と言って部屋を出ていこうとする。この女に協調性と言うものはない
【不動姉妹】
追いかける理由も特に無いので見送って部屋見て回ったり警備兵の持ち物あさったりしようかな。
【ソルジャーδ】
ではふらっと出ていく
【GM】
はい、監視室の中身を確認できます。といっても、監視カメラやセキュリティについてモニタリングしている機器があるくらいですが
【不動姉妹】
先生、がんばってね…
【不動姉妹】
今のモニターには何か映っていたり操作したりできますか?
【GM】
警備兵の持ち物漁っても出てくるのは銃とかガスマスクくらい
【『りんね』】
(アレ、お仲間の匂いがするな……)
【GM】
モニターには監視カメラの映像が映っていますが、半数近く機能していませんね。真っ黒になっているものもあれば、真っ赤な血らしきもので視界がふさがっているものもあります。
【GM】
具体的に言うと、「実験室」のカメラは真っ赤な血が付着していますね
【不動姉妹】
わぁ
【GM】
あとは、隔壁を閉じたり開いたりができたはずなんですが、ロックされているようで操作を受け付けません
【不動姉妹】
「実験室に向かったのはメイドさんじゃなかった?」
「心配ね。大丈夫かしら。」
【不動姉妹】
他に特に無ければ先生たちやソルジャーに合流するべく部屋から出ましょうかね。
【不動姉妹】
この部屋にも応急キットの気配は無いので…
【GM】
あ、そうだ。モニターを眺めたので気が付いていいでしょう。今いるのは2階のようです。1階の監視カメラには職員用の出入り口が映っていますね
【不動姉妹】
ムッ!
【不動姉妹】
脱出するなら下階かな。
【GM】
ここで拾える情報はそんなもんですね
【不動姉妹】
りょ~
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